京都の紅葉をめいっぱい楽しみたい人へ! 人力車で巡る優雅な秋旅その0

京都の紅葉をめいっぱい楽しみたい人へ! 人力車で巡る優雅な秋旅

2018-10-25
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秋に訪れたい旅行先といえば、やっぱり京都。寺社仏閣と紅葉の組み合わせは、他にはない特別感がありますよね。ただ、自分で紅葉スポットを探して宿泊場所からの距離を調べて、地図を見ながら歩いて……というのはちょっぴり面倒。旅行中、スマホで調べものをしていると充電が減ってしまい、思う存分写真が撮れなくなるのも心配です。そこで今回はとっても効率的かつ優雅に紅葉スポットを散策できる、人力車で巡る京都の秋旅をご提案します。

「南禅寺参道 菊水」まで人力車がお迎え

「南禅寺参道 菊水」まで人力車がお迎え
創業60年を超える京都・南禅寺にある、宿泊は1日5組限定という老舗旅館「南禅寺参道 菊水」。2018年6月にリニューアルし、ホテルのように靴のまま出入りできる玄関や、洋食やアフタヌーンティーなども楽しめる館内レストランなど、若い世代でも気軽に利用しやすくなりました。しかもこちらに宿泊すれば、旅館の前まで人力車が迎えに来てくれるサービスが。色々なところを訪れたい旅行時に重い荷物を持ち歩く必要もなく、移動がらくらく。大人の女子旅らしい贅沢感が味わえます。

特別な気分が味わえて観光情報もゲットできる人力車

観光人力車「えびす屋」は、人力車でお客様を運ぶだけではなく、京都の観光情報も教えてくれます。開業から20年以上、車夫たちが自分たちの足で京都の街を走っているからこそ得た知識は、ガイドブックや情報サイトでは得られないものも。最近おすすめのインスタ映えスポットなど、リアルな情報も教えてくれます。もちろん紅葉シーズンの見どころも案内してくれるので、移動中に景色をゆったりと楽しめるのも魅力です。車夫さんに撮影を頼めば、友だちと一緒に自由な構図で写真が撮れるのもいいですね。

◆えびす屋
TEL:075-533-0444(京都東山店)
料金:1区間コース(約12分)/2名:4,000円、30分コース/2名:9,000円
※人力車の注文は、「南禅寺参道 菊水」宿泊予約時にお申し込みください。
京都の紅葉をめいっぱい楽しみたい人へ! 人力車で巡る優雅な秋旅その3

まずは南禅寺&水路閣へ

まずは南禅寺&水路閣へ
「南禅寺参道 菊水」からすぐ、臨済宗南禅寺派の大本山である「南禅寺」へ。人力車に乗ったまま参道から中門をくぐり、日本3大門のひとつに数えられる重厚な三門に向かいます。そこからは徒歩でのんびりと散策を。約4万5000坪もある広大な境内に約300本ものカエデが色づいて、鮮やかな景色を楽しむことができます。
インスタ映えスポットとして人気なのが、南禅寺の奥にある「水路閣」。琵琶湖から京都市内に引かれた水路を支えるレンガ造りの水道橋です。1890年代に建てられた趣のあるアーチ型の橋が南禅寺の風格と馴染み、圧巻の迫力。高さ9m、全長93.2mの迫力ある姿を少し離れて眺めるのもいいですが、橋の真下に立ち、アーチ型が連続する場所で写真撮影をするのもおすすめです。ドラマのロケ地などにも使用される場所で、レトロなレンガ造りのデザインがお洒落な雰囲気を演出してくれます。

◆南禅寺
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
TEL:075-771-0365
拝観時間:8:40~17:00※12月1日~2月28日は8:40~16:30(拝観受付は20分前まで)
拝観料:500円※方丈庭園は別途500円、南禅院は別途300円

紅葉と言えば「永観堂」! 3000本の絶景は必見

続いて訪れたいのは、南禅寺から約0.4kmの距離にある禅林寺、通称「永観堂」。古今和歌集に「もみじの永観堂」と詠まれるほど、紅葉スポットとして名高いスポットです。さまざまな種類の約3000本ものモミジがあり、境内のほぼ中央にある放生池は赤・橙・黄色と色とりどりのモミジに囲まれ、水面に映る様もステキ。急斜面から、お堂や回廊のすぐそばまで迫るように生えている岩垣モミジも、ほかでは見ることができない貴重な景色です。

夜に再訪し、ロマンチックな景色を満喫

永観堂といえば、「秋の寺宝展」と同時開催される夜のライトアップも見どころ。青空とのコントラストが美しい昼間の景色とはまた違った眺めが楽しめます。夜の東山に阿弥陀堂へと続く石段や、多宝塔が浮かぶ景色は幻想的でロマンチック。照明に照らし出されたモミジはまさに燃えるような赤で、見惚れてしまいます。今年の開催期間は11月3日~12月2日。昼夜入れ替え制で継続拝観はできないのでご注意を。

◆永観堂 禅林寺
住所:京都府京都市左京区永観堂町48
TEL:075-761-0007
拝観時間:9:00~17:00(受付は1時間前まで)、ライトアップ:17:30~21:00(受付は30分前まで)
拝観料:600円、「秋の寺宝展」:1,000円

紅葉巡りのスタート地点は「南禅寺参道 菊水」に決まり!

普段から旅行先として人気の高い京都ですが、紅葉シーズンは1年で一番人気。多くの人に愛される秋の京都を人力車で優雅に巡るには、「南禅寺参道 菊水」に泊まるのが最適です。リニューアルし、「食と時を味わう別邸」として新たな時を刻みはじめたラグジュアリーな旅館で、特別な時間を過ごしてみませんか?
「南禅寺参道 菊水」は、元呉服商の別荘。約820坪の敷地には円山公園などの作庭でも知られる、七代目小川治兵衛が作庭した回遊式の庭園があり、季節ごとにその表情を変えていきます。1階のDINING TERRACEでは、ミシュラン三つ星料亭「日本料理 柏屋」の主、松尾英明氏がプロデュースした和食、フレンチの要素を取り入れた洋食、スイーツなどが味わえ、贅沢な女子旅にぴったりのお宿です。

◆南禅寺参道 菊水
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町31
電話番号:075-771-4101※「旅色を見た」または「旅色プラスを見た」とお伝えください
チェックイン:15:00
チェックアウト:12:00

「南禅寺参道 菊水」の施設情報はこちら

おわりに

人力車に乗り、心地よい風を肌に感じながら歴史ある名所を巡り、この季節しか目にすることができない美しい紅葉を眺める……最高なひとときが約束された秋の京都旅は、めいっぱい心が満たされます。ぜひ足を運んでみてくださいね。

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