【山形県】夏の置賜観光はネイチャーツーリズムが正解! 秘境の絶景や自然美に出会う旅その0

【山形県】夏の置賜観光はネイチャーツーリズムが正解! 秘境の絶景や自然美に出会う旅

2021-06-11
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山形県の南部に位置する置賜(おきたま)地域は、日本最大級の国立公園・磐梯朝日国立公園をはじめ、手つかずの自然が残るエリアです。特に夏の時期は、生き生きと輝く自然に癒され、パワーをもらえるアクティブな観光がおすすめ! 秘境の渓谷や田園風景、ローカル鉄道など、自然の造形美を巡る山形県置賜地域をご紹介します。

提供:山形県  文:旅色編集部

ボートでしか行けない絶景の秘境「三淵(みふち)渓谷」

ボートでしか行けない絶景の秘境「三淵(みふち)渓谷」
長井市の西部、朝日山地の隆起や風化侵食によってできた三淵渓谷。通常のV字型の谷とは異なり、崖が垂直に切り立つ三淵渓谷は、谷あいにゲートが開かれたような独特な景観を生み出す函状(かんじょう)谷です。川幅およそ3〜5mの両側に高さ50mを超える断崖絶壁が約250m続く様は、ダイナミックかつ神秘的。川幅の狭さから、ボートでしかアクセスすることができない秘境の絶景として注目されています。

秘境・三淵渓谷の通り抜けが体験できるのは、長井ダム湖を巡る「ながい百秋湖ボートツーリング」。広大な湖を囲む自然の彩りを楽しみ、三淵渓谷が参拝できる1時間のコースです。かつてこの地を守っていた安倍貞任の娘・卯の花姫が身を投げて龍神になったという伝説が残され、神聖な地として語り継がれており、入る前には手を合わせて礼拝しましょう。神秘的な時間と、迫力満点の景観美を楽しむことができるボートツーリングです。

“東北の伊勢”と呼ばれる縁結びスポット「熊野大社」

“東北の伊勢”と呼ばれる縁結びスポット「熊野大社」
東北随一の縁結びスポットとして人気なのが、南陽市の熊野大社です。1200年の歴史を持ち、和歌山県の熊野三山、長野県の熊野皇大神宮とともに日本三熊野の一つにも数えられています。縁結びのご利益がうたわれているのは、日本で最初にプロポーズをして結ばれた神様、イザナギノミコトとイザナミノミコトが祀られていることから。「東北の伊勢」とも呼ばれ、縁結び祈願に多くの参拝客が訪れます。本殿裏にある「三羽のうさぎ」の彫刻にも言い伝えがあり、3つすべて見つけると願いが叶うのだとか。訪れた際にはぜひ挑戦してくださいね。
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また、熊野大社では季節ごとに多彩なイベントを行っています。毎年6月〜9月に開催される「かなで祈願祭」では、限定のお守りと風鈴が用意され、参拝者は風鈴の涼やかな音色に願いを託します。色とりどりの風鈴が揺れる境内は、爽やかでフォトジェニックな光景です。

乗ってよし、見てよしの鉄道「フラワー長井線」

乗ってよし、見てよしの鉄道「フラワー長井線」
南陽市の赤湯から川西町、長井市を通り、白鷹町荒砥を1時間ほどかけて結ぶローカル線、山形鉄道。全長約30kmの沿線には、樹齢1000年を超える古典桜をはじめ、あやめ、ダリア、ゆり、バラ、紅花など花の名所が点在することから「フラワー長井線」の愛称で親しまれています。大正2年に建てられた木造駅舎で有形文化財にも登録されている西大塚駅や、日本最古の現役鉄橋である最上川橋梁など、歴史的な見どころもたくさん。2021年5月には、全国でも珍しい市役所と駅舎が一体となった新しい長井駅が開業し、注目を集めています。

フラワー長井線の車内外には、遊び心のあるデザインやラッピングがほどこされ、乗るだけでなく目でも楽しめるのも特徴です。「地酒列車」や「薬膳列車」など、季節を感じるイベントも随時開催しているので、どこか懐かしい田園風景を眺めながら、のんびりと置賜観光を楽しみましょう。

米沢の歴史がぎゅっと詰まった「上杉伯爵邸」

上杉伯爵邸は、十四代米沢藩主・上杉茂憲公の本邸として明治29年に建てられたもの。当時は敷地約5,000坪、建坪530坪の広さを誇る大邸宅でした。今も残る約10棟が、国の有形文化財に指定されています。敷地内では、趣ある建築物の数々を見学できるだけでなく、郷土料理や甘味をいただいたり、四季のうつろいを感じたり日本庭園で優雅な時間を過ごすことができます。

上杉伯爵邸で供されるのは、上杉伝統の献膳料理や米沢牛を使った郷土料理。約200年前、上杉鷹山公によって編纂された食の手引書「かてもの」から知恵と工夫を受け継ぎ、米沢の味を継承し続けています。

2019年には、上杉伯爵邸の正門脇に和風カフェ「和庭(なごみてい)」がオープン。コーヒーや抹茶、米沢ならではのジェラートをいただけるほか、米沢織の着付け体験も行っています。カフェメニューはテイクアウトもできるので、伝統の着物を身につけて米沢の町歩きを楽しんでみては。

地元ガイドの案内付き!「小野川温泉ほたるまつり」

夏の夜の風物詩といえば、ホタル。米沢市の奥座敷、小野川温泉はホタルの名所として知られ、6月中旬~7月下旬頃には天然のホタルを鑑賞することができます。見頃に合わせ、川沿いの小野川ほたる公園では毎年「ほたるまつり」を開催。期間中はゲンジボタル、ヒメボタル、ヘイケボタルの3種類を鑑賞することができ、ホタルが舞い込む露天風呂や、隣接する茶屋とあわせて楽しむことができます。

2021年は、東北デスティネーションキャンペーン特別企画として、例年は限られた曜日のみで行っている無料の鑑賞案内「ほたるガイド」を毎日実施しています。記念ノベルティや、抽選で当たる豪華プレゼントもあるので、美しいホタルを鑑賞しながら夏の思い出づくりに出かけてみてはいかがでしょうか。

自然と一体になる体験を!「カヌー・SUP体験」

飯豊連峰からの雪解け水が流れ込む白川湖は、4月中旬から5月中旬までの期間限定で目にすることができる「水没林」という珍しい光景が話題となっています。また周辺にある公園では、7月の最終土曜日には雪の祭典「snowえっぐフェスティバル」をはじめ、雪にまつわるさまざまなイベントが開催されます。

夏におすすめのアクティビティは、白川湖でカヌーやカヤック、SUP(スタンドアップパドルボード)体験。鳥のさえずりを聞きながら、きれいな水の上を滑りだす「水上散歩」は冒険みたいでワクワクしますよ! 専門のスタッフが丁寧に教えてくれるので、初心者や家族連れも安心です。
「そうは言っても、サーフボードのような板の上に立つマリンスポーツ・SUPは難しそう」と思うかもしれませんが、SUPのボードは浮力が高く、安定感が抜群。最初は座りながら、慣れたらボードに立ったり、寝転んだり自由自在に遊ぶことができます。また、これからの季節ならば、多少濡れるのもいい思い出になりそうです。

念のために、着替え、日焼け止めや水分など熱中症対策も万全に! 大自然の間近に漕ぎ出せる一生モノの体験をしてください。

天まで続く岩壁に圧倒される「瓜割石庭公園」

高畠町にある瓜割石庭公園は、高畠石の採石場を整備して作られた公園で、「石切り場の清水に瓜を冷やしたところ瓜が割れた」ことからその名が付けられたと言われています。高畠石は黄色みのある凝灰岩で、古くは古墳時代の石室に、江戸時代からは民家の塀などに広く使われ、現在も一部で採石が行われています。

園内のトンネルを抜けた先に待つのは、空に向かって切り立つ巨大な高畠石の壁。見たことのない圧倒的な迫力で、まるで日本ではないような非日常空間が広がります。撮影スポットとしても人気で、山形に来たなら一見の価値ありですよ。

五感でハーブを楽しむ「置賜公園ハーブガーデン」

6月~7月に訪れておきたいのが、川西町の置賜公園ハーブガーデンです。約1000平方mの敷地に100種類以上のハーブが栽培されている県内最大のハーブ園で、伊達家の家臣である原田家の城址・置賜公園に隣接しています。ラベンダーやカモミールなど、聴き馴染みのあるハーブも多数取り扱っています。

ハーブが見頃を迎える期間に「置賜公園ハーブガーデンフェア」(2021年は6月19日~7月11日予定)が開催され、豊かに香るハーブの摘み取りなどが楽しめます。また、フェア期間中は川西町内の飲食店や菓子店でもハーブを使ったイベント限定メニューが提供されているので、さまざまな形でハーブを堪能することができますよ。

癒しの森を歩く「ブナ原生林(温身平)セラピーウォーキング」

飯豊連峰と朝日連峰に抱かれた、自然豊かな小国町。その町域の約95%がブナやミズナラなどが生い茂る豊かな森で構成され、全国屈指の豪雪地帯としても知られています。白いブナの幹、そして雪のイメージから、小国の森は通称「白い森」と呼ばれ、夏の間はフレッシュな空気の中でウォーキングなどを楽しむことができます。

飯豊連峰の麓、標高約410~500mに位置する温身平(ぬくみだいら)のセラピーロードは、総延長約5.5km。森林セラピーアテンダントの案内のもと、ブナの巨木が立ち並ぶ美しい森の中を歩き、心潤う癒しのひと時を過ごすことができます。自然の地形を生かしながら、なだらかな遊歩道が整備されているので、初心者でも気軽に参加できるコースとなっています。

雄大な自然に飛び込もう!「パラグライダー体験」

東を白鷹丘陵、西を朝日連峰に囲まれた白鷹町では、大空を鳥のように滑空するパラグライダー体験を楽しむことができます。テイクオフエリアである白鷹山の中腹から斜面を利用して駆け出し、上昇気流とパラシュートの力を使って滑空。眼下に広がる景色を一望しながら雄大な自然の中を駆け巡る、そんな爽快アクティビティです。

パラグライダー体験は、インストラクターの操縦で空の散歩を楽しめる「タンデム」、緩やかな斜面でパラグライダーの操縦体験ができる「チャレンジ」、両方が楽しめる「チャレンジ&タンデム」の3つのコースから選べます。どれも専門のインストラクターが指導を行ってくれるので、初心者はもちろん、力に自信のない女性やお子さんでも気軽に参加可能。ふわりと体が浮く浮遊感は、なかなか味わうことのできない貴重な体験です。

おわりに

山形県置賜地域のおすすめスポット、いかがでしたか? 雄大な自然に触れる旅は、身も心もリフレッシュできそうです。東北デスティネーションキャンペーン期間中(2021年4月1日~2021年9月30日)は、さまざまなイベントや特典が充実しているので、この機会をお見逃しなく!

山形県内の主要観光地を周遊する4コースのバスが乗り放題のパス「やまがた巡るたび出会う旅周遊パス」も発売中なので、ぜひ次の旅の参考にしてみてください。

やまがた巡るたび出会う旅周遊パス

やまがたへの旅(山形県観光公式サイト)

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