地元民ならみんな知ってるご当地パン5選【東日本編】スーパーマーケット専門家推薦その0

地元民ならみんな知ってるご当地パン5選【東日本編】スーパーマーケット専門家推薦

2021-03-05
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「ご当地パン」とは、地元では長年愛されていても、全国区ではあまり知名度のないパンのこと。そんな知る人ぞ知るご当地パンを、スーパーマーケット専門家の谷尻純子さんに教えてもらいました。まずは東日本のご当地パンから、ユニークなネーミングの5つをピックアップ。パッケージもレトロで、お土産にしても喜ばれるかも!
※金額や販売店は変更になっている可能性があります

text・photo:谷尻純子(ゴトウチスーパードットコム)

英国式!?「イギリストースト」(青森県)

英国式!?「イギリストースト」(青森県)
メディアでよく取り上げられるため、ご当地パン好きならずともご存じの方が多い青森県の「イギリストースト」。青森県ではほとんどのスーパーやコンビニで取り扱いがあるほどメジャーなパンで、地元民のソウルフードともいえる存在です。

“イギリス”の由来は、「イギリスパン」とも呼ばれる山型の食パンを使っていることにあるそう。ふわふわの食パンにマーガリンとグラニュー糖がサンドされているというシンプルなもので、ほどよい甘さとジャリジャリとした食感がクセになります。

写真は定番のプレーンな味のものですが、シーズンにより「小倉&マーガリン」「いちごジャム」などのシリーズ品も販売されるので、青森県に行くたびに違う味が楽しめますよ。


◆イギリスパン(工藤パン)
購入店:ユニバース
価格:105円

スイートな風味「アベックトースト」(秋田県)

スイートな風味「アベックトースト」(秋田県)
インパクトのある商品名に心を奪われる秋田県のご当地パン・アベックトースト。“アベック”とつく理由は、パッケージにもある通りいちごジャムとマーガリンの二種をサンドしていることにあります。

ジャムとマーガリンはそれぞれ半分の面積ずつ塗られているため、食べ方により「マーガリンの部分から」「ジャムの部分から」「パンを折りたたんで一緒に」など、いろいろな味が楽しめ、食べ飽きません。

シンプルでクセのない食パンと、食べなじんだ味のいちごジャムとマーガリンのハーモニーは、かつて給食で食べたような懐かしい味わいで、ノスタルジックな気分が味わえるかもしれません。

ちなみに“トースト”とありますが焼かれてはいないので、お好みでトースターで焼いてお召し上がりください。


◆アベックトースト(たけや製パン)
購入店:グランマート
価格:108円(税抜)

57年ロングセラー! 「ベタチョコ」(山形県)

57年ロングセラー! 「ベタチョコ」(山形県)
東京オリンピックのあった昭和39年(1964年)から販売されているロングセラーのご当地パン、ベタチョコは、山形県民なら誰もが知る存在。

二つに開いたコッペパンの表面にミルクチョコレートをかけてコーティングしたチョコパンで、チョコレートとパンの間にはバタークリームも潜んでいます。

甘めのチョコレートにバタークリームのコクが合わさり、1個食べるだけで大満足。シリーズ品には「ピーナッツベタチョコ」「チョコミントベタチョコ」など、フレーバー違いも10種類以上ラインナップされています。シリーズ品の多さからも、その人気ぶりがうかがえますね。

ちなみに、地元民に聞いたところ、開かれているパンをわざわざ閉じなおして食べるのがツウの食べ方なのだとか。ベタチョコ、奥が深いです。


◆ベタチョコ(たいようパン)
購入店:ヤマザワ
価格:130円(税抜)

イメージはあの郷土食! 群馬県「みそパン」(群馬県)

イメージはあの郷土食! 群馬県「みそパン」(群馬県)
群馬県の郷土食の一つ「焼きまんじゅう」をイメージして作られたという、ご当地パンの「みそパン」。群馬県の北部に位置する沼田市で生まれ、その名の通りパンに味噌だれを合わせた地元の味です。

沼田市内では複数のベーカリーがそれぞれオリジナルのみそパンを作っており、お店ごとにパンの種類はコッペパンやフランスパンなど異なります。いろいろまわって食べ比べてみるのも楽しそうですね。

写真はみそパンの発祥元であるフリアンパン洋菓子店のもの。ソフトな歯ざわりのフランスパンの中には甘じょっぱい味噌だれが塗られており、その絶妙な味わいが病みつきになりますよ。

甘さがあるのでランチなどの食事としてはもちろん、おやつタイムにスイーツ感覚でも楽しめます。


◆みそパン(フリアンパン洋菓子店)
購入店:フレッセイ
価格:150円

まさかのハーモニー「昆布パン」(富山県)

まさか、パンと昆布の相性がここまで良いとは……とちょっと驚きな、富山県名物の昆布パン。その名の通り生地に昆布が練りこまれている、海藻入りパンです。

富山県産の米粉が使われた生地は、ふわふわ・もちもちとした食感が特徴。

ひとくち食べると今までのパンでは味わったことのないような、不思議な海の風味が口いっぱいに広がります。昆布の主張が強すぎないため意外とパンとの相性も良く、昆布の旨みと適度な塩気でスナック感覚で楽しめますよ。

細長く小ぶりな、手でつかんでパクッと食べられるサイズ感は、おやつ時など小腹を満たしたいときにもぴったり。新感覚の和の風味をそのまま味わうのはもちろん、チーズをのせてトーストするなど、アレンジして食べるのもおすすめです。


◆昆布パン(さわや食品)
購入店:アルビス
価格:150円(税抜)

おわりに

地元の人にとっては当たり前の存在でも、地元を出ると知られざる存在のご当地パン。地元のパン屋さんやスーパーマーケット、コンビニなどで見つけることができるので、ぜひ旅行の際は自分へのお土産として探してみてはいかがでしょうか? そこでしか食べられない味わいや、懐かしさの残るパッケージに、きっと心が奪われるはずです。


◆谷尻純子
スーパーマーケットとご当地食品の情報を集めた「ゴトウチスーパードットコム」を運営。IT企業で主婦向けWEBメディアの編集者として働く一方、メディアに多数出演し、ご当地スーパーやご当地食品を紹介している。
Twitter:@gotouchisuper

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