“ビールおねえさん”古賀麻里沙の「びあばな」−前編−その0

“ビールおねえさん”古賀麻里沙の「びあばな」−前編−

2019-08-02
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「ビール好きのビール好きによるビール好きのためのインスタ」と題し、ビールとおつまみのペアリングをインスタグラムで日々発信する“ビールおねえさん”こと古賀麻里沙さん。合格率が5%程度という「日本ビール検定1級」を所持し、自らオリジナルビールを開発するなどビール愛が止まらない古賀さんは、ビールを求めて旅に出ることもしばしば。旅先でどうやってビールが美味しいお店を選ぶの? おすすめのビールは? など、“ビールおねえさん”ならではの視点でビールの話(=びあばな)を繰り広げてもらいました。

Text:古賀麻里沙、Photo:橋本千尋

ビールにハマったきっかけ「びあけん」

ビールにハマったきっかけ「びあけん」
私がこんなにビールにハマったのは、実は「びあけん」がきっかけなんです。びあけんとは「日本ビール検定」の愛称で、ビールの歴史や造り方、さまざまなビールのスタイルなどを問われる検定です。気軽に受けられる3級から、合格率約5%程度の1級まで幅広い内容で展開されます。

4年前にたまたま書店でポスターを見つけたのがびあけんとの出合い。「ビールの検定? ものすごく気になるーーーっ!」と、気が付いたときには公式テキストを購入し、検定に申し込んでいました。勉強していくうちにビールの奥深さに引き込まれ、色んなビールを試してみたい、と思うように。どんどんビールが好きになって、びあけん1級に合格できたときは、さらにその100万倍ビールが好きになりました。

びあけん1級を取ったことで、今ではビールのイベントをやらせてもらえるようになったり、オリジナルビールの開発に携うことが出来たり、“ビールおねえさん”なんて呼んでいただけるようになり自分の可能性が広がりました。


◆第8回 日本ビール検定(びあけん)
検定日時:2019年9月29日(日)
検定会場:検定実施日の約1ヵ月前から「びあけん公式サイト」にて掲載
受検資格:満20歳以上の方でビールに対する興味・関心を寄せる方
申込締切日:2019年8月27日(火)

おつまみは“色で選ぶ”が鉄則

おつまみは“色で選ぶ”が鉄則
食べること、飲むことが大好きな私は、夜な夜なインスタグラムにビールの投稿をしています。いつも違ったビールとおつまみで乾杯するのが日課となっているのですが、ビールに合うおつまみの選び方、皆さん知っていますか? 一番簡単なのは“色を合わせる”という方法。見た目だけで相性抜群の組み合わせがわかるので、ビールの味にそこまで詳しくないという方でも大丈夫です。

例えば……
・黄金色のビールには → 天ぷらや唐揚げ
・白いビールには → 白身魚やチーズ
・黒いビールには → ビーフシチューや味噌煮込み、チョコレート

と、色の近いものを合わせるんです。簡単に完成するペアリングでビールもおつまみも美味しさが倍増しますよ。

ビールは外でも楽しみたい派

ビールは外でも楽しみたい派
家飲みはもちろん、旅先でビールを飲むことも大好き。クラフトビールを楽しむ旅なら、醸造所見学可能なところに行くのがおすすめです! 麦芽を砕いて麦汁を作ってホップを入れて……出来上がっていく様子を見ているとビールに愛着が湧いてきます。

私のお気に入りスポットは、静岡県にある「ベアードブルワリーガーデン修善寺」。広大な自然に囲まれた農園型のブルワリーで、土・日・祝日には無料で工場見学をすることも。ブルワリーの3階には、20ものタップがずらりと並ぶテイスティングルームがあります。ガラス張りになっているので、階下の醸造所を眺めながらフレッシュなビールを楽しめるんです。お土産用のボトルビールも20種類ほどあり、ビールのタンクを上から眺めつつ気持ちよくほろ酔いになっていた私は、思わず「全部ください!」と大人買い! 後日、家に届いたビールは大量。そして全て“要冷蔵”……。その日はひたすら冷蔵庫の整理をしていました(笑)

醸造所によってはビール作りを体験できるところや、自分で考えたオリジナルのビールを造れるところもあるので、ビールへの興味を深めたいという方はぜひ体験してみてください。

クラフトビール店を選ぶ時、私はこんなところを見ています 

クラフトビール店を選ぶ時、私はこんなところを見ています 
旅先でクラフトビールを楽しみたい時にどうやってお店を決めているかというと、私の注目ポイントは2点です。まずはタップ数の多さ。タップとはその日に飲める樽生ビールのことを指すのですが、樽生ビールをいくつ繋いでいるかは大きなポイントです。タップ数30以上だと素晴らしい! 私の興奮度も高めです(笑) そして少量ずつの「飲み比べセット」がメニューにあれば、間違いない! もうそのお店に入ります。少しずつでもさまざまな種類のビールを味わってほしい、というそのお店の気遣いとビール愛を感じるので、“タップ数が多くて飲み比べセットがあるお店”は私的ベスト店です。

もうひとつは、お客さんの多さ。繁盛店の方がビール樽の回転が早いので、いつでも新鮮なビールを楽しむことができます。熟成させるタイプのビールもあるので一概には言えませんが、やっぱりフレッシュなビールは美味しいですよ!

クラフトビール旅の魅力をもっと知れる!「飲み旅本。vol.5」はこちら

本日のおすすめ店「101 TOKYO」

平日のお昼から飲める、恵比寿のクラフトビアバー。国産ビールを中心に常時12タップほど用意されています。丁寧に焼き上げたタコスやスパイスの効いたバングラディシュ人仕込みのオリジナルカレーなど、フードも充実しています。

この日飲んだビールは、東村山市にあるディスタント・ショアーズ・ブルーイングの「紅茶のセゾンエール」。セゾンとはベルギーのビアスタイルで、農民が夏の畑仕事の合間に飲むために農閑期に醸造したのが始まりとされています。ほんのり紅茶の香りで口当たりは柔らかく、するするっとした飲み口。飲み進めるとしっかりとした苦味がやってきて飲みごたえがあります。最後にはまた紅茶の優しい香りがふんわりと鼻から抜けていく上品な味わいのビールでした。

◆101 TOKYO
住所:東京都渋谷区東3丁目16-10
電話番号:03-5422-6230
営業時間:月~土曜日14:00~24:00、日・祝日14:00~22:00
定休日:無休
ビールの可能性は無限大。飲んで、知って、学んでいけば、ビール好きも、今はそうでない人だってきっと自分好みの一杯が見つかるはず! 後編では、私のおすすめビールと美味しいビールの見分け方を教えちゃいます。

◆古賀麻里沙
1987年生まれ、福岡県出身。キャスター、タレント。食べることと飲むことが大好きで、日々更新しているインスタグラムではさまざまなビールとおつまみのペアリングを発信。日本ビール検定1級を所持し、HOPPIN’ GARAGE公認の“ビールおねえさん”として活躍中。好きなビアスタイルはIPA。ビールの輪を広げるため、日々奮闘中。

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