【台湾情報】日月潭に訪ねる杉林の秘境「バランヒル グランピング(峇嵐杉丘)」自然に回帰するラグジュアリーなキャンプの旅その0

【台湾情報】日月潭に訪ねる杉林の秘境「バランヒル グランピング(峇嵐杉丘)」自然に回帰するラグジュアリーなキャンプの旅

2024-02-22
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南投の日月潭に広がる青空、幻想的で綿のような柔らかい白雲。人々が憧れてやまない情景の中にあるのが、緑あふれる丘陵地に佇むラグジュアリーなキャンプの楽園「バランヒル グランピング(峇嵐杉丘)」です。この空と大地に抱かれた場所で目に映るのは、日本統治時代から現在まで生き続ける南洋杉の古木で、雄大な杉の樹林がこの土地一帯を取り囲むように広がっています。「バランヒル」はサオ族のBalanいう言葉にインスパイアされた名前で、大地をベッドにして、自然の中で自己を見つけるように旅人を誘っています。

大自然の恩恵、サステナビリティが最善の経営

大自然の恩恵、サステナビリティが最善の経営
バランヒル グランピングは、自然の機微を残したまま、サービスの行き届いたラグジュアリー体験を提供しています。多忙な現代人の生活において、真の贅沢とはストレスがない状態で大自然の静寂に包まれ、木々と一緒に山の澄んだ空気を呼吸すること。廖偉庭CEOは、星付きホテルの快適な体験とゲストへの細やかなサービス、そこに職人の精神を加えて、台湾初となるホテルスタイルのラグジュアリーなグランピング施設を立ち上げました。

バランヒル グランピングは「サステナブル・ツーリズム」の経営を行っており、その理念の根底には環境への深い敬意があると廖偉庭CEOは語っています。約2ヘクタールに及ぶキャンプエリアは、建設過程で再生できない建材の使用を極力減らし、整地の際に回収した木材や石材を景観造りに利用しています。可能な限り環境に備わった美感を残すことで土地本来の姿を留め、この土地で約1世紀を生きてきた南洋杉に敬意を払っています。

バランヒル グランピングはサステナブル・ツーリズムを各方面で実践しています。食材は地元の農家と契約し、新鮮さと持続可能性を確保しています。また、地元住民を大量に雇用することで、就業の機会を提供するだけでなく、充実した教育訓練によるキャリア形成と地元に根付いた人材の育成を行っています。この場所を訪れるゲストには、DIY教室や水里蛇窯の芸術作品展示など、地元の文化に触れることのできる各種の文化活動が用意されており、旅行客の誘致だけでなく、地元の経済促進にもつながっています。

癒やしの杉林で大自然と戯れる

癒やしの杉林で大自然と戯れる
バランヒル グランピングは最高のサービスを提供することで、キャンプであってもラグジュアリーな宿泊体験が可能になっています。ここの宿泊施設には2タイプがあり、一つはエスキモーのイグルーのような半球型の星空ドームテントで、カーテンを開けると外の杉林に囲まれた景観を満喫することができます。星空ドームテントはペットと一緒に宿泊することもでき、ペット連れの旅行客に人気となっています。もう一つは檜でできた馬車型コテージです。馬車型コテージは、よりプライベートを重視した心地よい空間となっています。バスルームの利便性向上のために、どちらの施設も洗面台、トイレ、浴室は室外に設置され、部屋の中にこもりがちな湿気や異臭を徹底的に排除しています。

バランヒル グランピングの日月潭の景観や文化との共存共栄は、水の神様・潭日君、杉の精霊・杉大男、茶の仙人・茶仙子という3人の守護神を生み出しました。それぞれが表現しているのは、日月潭の美しさ、樹齢100年の南洋杉の神聖さ、魚池郷の紅茶の香りです。ここで提供される食材は全て地元産で、施設内にある店舗ではバランヒル グランピングの茶畑で採れた味も楽しめるなど、細部にわたって品質と環境に対する責任を実践しています。

今後、バランヒル グランピングはキャンプエリアを拡大予定です。それと同時に、地元の自然環境保護にさらに力を入れ、地元の経済と社会の持続可能な発展を促進していきます。サステナブル・ツーリズムを引き続き推進し、ここを訪れる全てのゲストに自然と共存する素晴らしさを体験してもらい、バランヒル グランピングが単なる旅行の目的地ではなく、大自然に包まれながら自然と共存することのできるかけがえのない秘境となることを目指していきます。


◆峇嵐杉丘 BALAN HILL GLAMPING
住所:台湾南投縣魚池鄉中明村8鄰文正巷2之6號
電話:+886-49-289-5688

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