1596年から受け継がれる静岡「元祖 丁子屋(ちょうじや)」のとろろ汁を旅先でもおうちでもその0

1596年から受け継がれる静岡「元祖 丁子屋(ちょうじや)」のとろろ汁を旅先でもおうちでも

提供:元祖 丁子屋
静岡県の名産のひとつに自然薯があります。美しい白色で、混ぜるほどに粘りが強くなり風味も豊か。灰汁が出にくいというのも特徴のひとつです。

地元や県内だけでなく、全国的にも知られている老舗店「元祖 丁子屋(ちょうじや)」の創業は慶長元年(1596年)。江戸時代に整えられた、東海道の宿場53を指す“東海道五十七次”で最も小さかった20番目の宿場町「丸子宿(まりこしゅく)」跡にあります。名物は、今も昔も変わらず「とろろ汁」。松尾芭蕉の俳句や十返舍一九の「東海道中膝栗毛」、歌川広重の「東海道五十三次」にも登場します。

食事処としてだけでなく、施設内には歴史資料館として貴重な品々が展示され、観光客が立ち寄るスポットとしても定番の場所となっています。

歴史の趣を感じながら

歴史の趣を感じながら
「料理を待つ時間も楽しめるように」。

9室ある部屋には、丸子宿や静岡にちなんだ名前がつけられ、江戸当時を偲ばせる調度品、浮世絵などが飾られています。ひとつの家のように見える建物は、江戸、明治、大正、昭和、平成と時代を重ねてきた古民家の集合体。郷愁を感じずにはいられません。

写真の部屋は「広重さんの部屋」。64畳の大広間に歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」(復刻版)がズラリ。江戸時代の旅人たちが見たであろう眺めや空気感が漂い、記憶に残るひとときが過ごせます。

また、歴史資料館に保存される、時代を経て残された旅の品々もあわせて見ておきたいところ。

地元で提携している農家から仕入れた自然薯

地元で提携している農家から仕入れた自然薯
創業当時から愛され続けているとろろ汁。約20軒の生産者が、大切に丁寧に育てた地元の自然薯を使っています。土の香りが強い、静岡在来品種の自然薯だからこそ、世代を問わず多くの人々の舌と心を虜にするのでしょう。

とろろ汁のうま味を引き立てる特製味噌は、添加物を使わずに専用倉庫で約半年間発酵させたもの。北海道産の高級大豆「つるむすめ」を用いて、大豆本来の優しい味わいがホッとさせてくれます。出汁に使う鰹節は、香り高い焼津産のものを。卵も安全と良質さを徹底し、厳選しています。

選べる充実のメニュー数

選べる充実のメニュー数
看板料理がとろろ汁といっても、ラインナップは豊富です。

とろろ汁、麦めし、味噌汁、香物、薬味がセットになった「丸子」をはじめ、小とろろ、麦めし、味噌汁、香物、薬味、揚げとろ(海苔1ヶ)、おかべ揚げ(2ヶ)、梅とろ、切りとろ、珍味二種(むかごの和え物ほか)、甘味の二人分がセットになった「夫婦とろろ」など、定食だけでも6つ。

一品料理や甘味のほか、静岡の地酒がいただけるのでとろろ汁と一緒にどうぞ。

「丁子屋」の歴史、味、想いを残すために

「丁子屋」の歴史、味、想いを残すために
新型コロナウイルス感染症の影響で、大きな打撃を受けている飲食店。「丁子屋」でも今年買い付けた自然薯の在庫が予定よりも多く残っているといいます。通常であれば、年間13〜15tほどを提携している生産者に発注しますが、次回分に関しては調整せざるを得ない状況に。

そこで始めたのが通販です。「自分で作るおうちでとろろ」をコンセプトにした「自然薯・味噌セット」や自然薯を使った「むかご羊羹」、「とろろ羊羹」、「丁子屋焼き」といった和菓子、貴重な静岡在来自然薯のむかごで作った焼酎「むかごのめぐり」が、おうちで気軽に味わえます。

静岡へ旅行しても自宅でも、本物の自然薯をお腹いっぱいいただきましょう。


◆元祖 丁子屋(ちょうじや)
住所:静岡県静岡市駿河区丸子7-10-10
電話番号:054-258-1066
営業時間:平日:11:00~LO15:00(14:30以降はお米が無くなり次第終了)、土・日・祝日・繁忙期:11:00~15:00、16:30~LO19:00(18:30以降はお米が無くなり次第終了)
定休日:木曜日(月末のみ水・木曜連休)
アクセス:電車:JR東海道本線静岡駅北口7番のりばより中部国道線「藤枝駅」行きバスで約20分「丸子橋入り口」停留場よりすぐ、車:東名高速道路静岡ICより約20分(国道1号線を西方へ3km)

「元祖 丁子屋」公式サイトはこちら

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