ホテル評論家・瀧澤信秋さんも高評価 「TRAIN SUITE 四季島」の驚きの設備

福島県

2020.03.26

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ホテル評論家・瀧澤信秋さんも高評価 「TRAIN SUITE 四季島」の驚きの設備

広い部屋にゆったりとしたお風呂、オシャレなレストランまであり、“走るホテル”とも言われるクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」。発売中の『旅色』書籍版では、ホテル評論家・瀧澤信秋さんが、「四季島」を体験する様子を掲載しています。今回は、瀧澤さんも関心した「四季島」の車内設備の一部を紹介します。

Photo:片桐圭

目次

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出発の前に、乗客専用ラウンジ「プロローグ四季島」へ

“特別な”スイートルーム

いつまでも景色を眺めていたい、展望車両

部屋の設備にも注目

出発の前に、乗客専用ラウンジ「プロローグ四季島」へ

出発の前に、乗客専用ラウンジ「プロローグ四季島」へ

上野駅を出発する前に、乗客は改札内にある乗客専用ラウンジ「プロローグ四季島」へ。ここで出発式を行います。「四季島」と統一感のある内装で、すでに車内にいるような感覚に。出発前から旅のわくわく感を高めてくれますね。

お菓子やおしぼりにも「四季島」のマークが。ちなみに、旅では地域の味を存分に味わうので、「プロローグ四季島」では、東京の名産を出しているんだとか。

 

列車がホームに到着したら、いよいよ出発。実はこのホーム、「四季島」専用の「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」。特別感のある造りになっていますね。

“特別な”スイートルーム

“特別な”スイートルーム

「四季島」は全室スイートルームですが、なかでも1室ずつのみの特別なスイートルームが「四季島スイート」と「デラックススイート」。いずれもヒノキ風呂が付いたゆったりとしたお部屋です。写真は「デラックススイート」。電車とは思えない天井の高さで、窓も大きく解放感抜群です。

こちらは「四季島スイート」。メゾネットタイプになっていて、下の階はベッドルーム、上の階はなんと和室になっています。落ち着いた畳の部屋で流れる車窓を眺める贅沢な時間……。憧れますね。

いつまでも景色を眺めていたい、展望車両

いつまでも景色を眺めていたい、展望車両

列車の先頭と最後尾は展望車両となっています。左右はもちろん、運転席越しに前方を流れる景色も眺められ、まるで運転手になった気分を味わえますよ。瀧澤さんも「とても気持ちのいい空間ですね」とお気に入りの様子。行きと帰りで同じ場所を通っても、時間によって全く見え方が違うのだそう。さまざまに移り変わる景色は、いつまでも眺めていられそうです。

また、ここでは車掌さんとお話できるのも魅力の一つ。それを楽しみに「四季島」に乗車する人もいるのだとか。

部屋の設備にも注目

部屋の設備にも注目

各部屋に設置されたタブレットは、今走っている位置をわかりやすく表示してくれます。それだけでなく、スタッフ一人ひとりのプロフィールを見ることも可能。乗客一人ひとりにとって、最適な旅を提供することを心掛けているという「四季島」のスタッフ。短い時間で乗客との距離を縮める工夫なのかも知れません。

さらに、壁やカーペット、ごみ箱に至るまで、室内には東日本の伝統工芸品がふんだんに使われています。「地域の魅力を伝えようという思いが良く伝わってきますね」と瀧澤さん。観光やグルメだけでなく、部屋での滞在中も東日本を満喫することができるのが、「四季島」での旅の特長の一つですね。

また、普通のホテルでは足元にあることが多い冷蔵庫ですが、「四季島」では棚の中の取り出しやすい位置に設置されています。「常に揺れている電車内で、乗客が快適に使用できるよう工夫されている」と瀧澤さん。中に入っている水や酒などのドリンクは無料で飲むことができます。

そんなさまざまなおもてなしをしてくれる「四季島」を、瀧澤さんはどのように体験したのでしょうか? 気になる方は、書籍版「旅色」をチェックしてみてくださいね。ほかにも書籍では、さまざまな「いい宿」を特集。お出かけしづらい今の時期こそ、次はどんな場所へ行こうかじっくりと考えるチャンス。次の旅行へ向けて、旅気分を高めてくれる1冊になっています。


◆TRAIN SUITE 四季島
JR東日本が2017年より運行するクルーズトレイン。コースは季節や泊数により異なるが、上野駅を発着地とし、東北や北海道、甲信越地方を巡る。デザインプロデュース・車両デザインは、フェラーリ エンツォを始め数多くの自動車や鉄道のデザインを手掛けた奥山清行氏。
問い合わせ:0570-00-7216(「TRAIN SUITE 四季島」ツアーデスク)

書籍の詳細はコチラ
関連記事:【都内】ホテル評論家・瀧澤信秋さんに聞きました。連泊におすすめのホテル4選

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