【台湾情報】宮殿風の建物を満たすのは伝説、美術品、マイナスイオン。中部で“最も美しいホテル”の魅力を紐解く。その0

【台湾情報】宮殿風の建物を満たすのは伝説、美術品、マイナスイオン。中部で“最も美しいホテル”の魅力を紐解く。

2019-08-17
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今春ネット上で実施され、累積43万票もの回答によって選出された「台湾の美しいホテル・ベスト20」。中部地区で1位に選ばれたのは「溪頭米堤大飯店(レ ミディ ホテル)」でした。海抜1250mの山中にひっそり佇むヨーロッパの古城を彷彿とさせる建物で、その存在は、台湾にいることを忘れてしまうほどミステリアス。日月潭を訪れる予定があるなら、少し足を伸ばして話題のマウンテンリゾートに一泊を。価値ある滞在になること間違いなしです。

緑と水に癒される、極上のマウンテンリゾート。

緑と水に癒される、極上のマウンテンリゾート。
台中の南にある南投県。南には台湾最高峰の玉山、森林鉄道や烏龍茶の産地として有名な阿里山、北には人気レイクリゾートの日月潭がひかえ、自然の豊かさを体感できる場所です。「溪頭米堤大飯店(レ ミディ ホテル)」は、この土地のポシンシャルを余すところなく享受できるマウンテンリゾート。木々をなでる風の音を聞き、間近にある滝や竹林の緑を眺め、山の湧き水で喉を潤し、採れたての食材で作った美食を堪能し、香り高いお茶を味わう……そんな贅沢なバカンスが過ごせます。

その豪華さ、博物館級。欧州の骨董&美術品を間近で鑑賞。

その豪華さ、博物館級。欧州の骨董&美術品を間近で鑑賞。
【台湾情報】宮殿風の建物を満たすのは伝説、美術品、マイナスイオン。中部で“最も美しいホテル”の魅力を紐解く。その3
滞在の魅力は、大自然の恵みだけではありません。館内は、ルイ14世時代の栄華を彷彿とさせる内装で、骨董的価値の高い調度品も多数。どの空間にも、テーマや歴史性があり、ホテル内を見て回っていると、まるで博物館を訪れているような気分に。例えば、エントランスロビーのモザイクタイル。モチーフとなっているのは、古代の銅銭、如意、月桂樹の冠など貴族を象徴するもの。こうして縁起の良い装飾を施すことで、ゲストへの歓迎の意を現しているそう。さらに特別感を醸し出しているのは、以前はプレジデントスイートに置かれていたというブロンズ像の機械時計、ロココ調の芸術的な家具の数々。これらの傑作を間近で見られるのも「溪頭米堤大飯店」に滞在する醍醐味のひとつです。

恋愛にご利益あり!? 強い絆で結ばれた獅子の伝説。

恋愛にご利益あり!?  強い絆で結ばれた獅子の伝説。
また「溪頭米堤大飯店」には、地元の人々には知られた伝説があります。物語の主役は、ホテルの入口に鎮座する一対の獅子の石像。設置当初は、二頭の間には、数メートルの距離があったものの、2001年のトラジ台風の土石流で漂流。台風一過で発見された際は、二頭がぴったり寄り添うように並んでいたそう。そんな彼らの強い結びつきに人々は驚き、心を打たれ、揺るがぬ愛情を象徴する像として、婚約のセレモニーを開催。さらには、獅子たちが見守る庭に、願い事の成否を占う池を造りました。手を洗い清めた後、獅子たちに向かって願いを念じ、池に背を向けてコインを投げ入れ……池の真ん中にある赤いハート型に入ったなら願いが叶い幸せになると言われています。

良質な水源のため、トップが下した決断も伝説のひとつ。

伝説的ともいえるエピソードが、もうひとつ。それは、ゼネラルマネージャーの李麗裕氏の一杯の水へのこだわりによる豪傑ぶりです。彼はゲストに自然な甘みのある天然水を味わってもらうべく、山をまるごと購入して、良質な湧き水を確保。“米堤好水”と呼ばれるその水は、飲料としてはもちろん、プール、個室風呂、サウナ風呂などにも使われ、心地よいリラックスタイムを提供しています。もちろん、客室内のバスルームに注がれるのも“米堤好水”。お湯の肌触りは抜群です。また、プールの傍には、石壁の滝があり、辺りにはマイナスイオンが満ち満ちているそう。滞在中のプール利用はマストといえそう。

料理やお茶の味を左右!“米堤好水”は厨房でも大活躍。

“米堤好水”は料理をおいしくする効果も。西洋レストラン「米勒西餐廳」の朝晩のビュッフェタイムに豊富に並ぶ料理、そして中華の「清苑中餐廳」オススメの炒飯、牛リブの炭焼き、香港風パリパリ皮の蒸し鶏などの味の底上げにも一役買っています。

おいしい天然水で淹れたお茶は、格別な味わい。

“米堤好水”の実力が、最もわかりやすく表れるのはお茶かもしれません。「談天茶坊」でいただく凍頂烏龍茶、杉林溪高山茶は、すっきりした口当たりと口に残る甘みが際立つ味わい。アフタヌーンティーの紅茶もまたしかり。午後茶をするなら、採れたてのカボチャと秘伝の餡で作ったカボチャケーキのオーダーを。繊細な口溶けと甘みが好評で、おみやげとしても人気です。

娯楽もエンタメも盛りだくさん。滞在中は退屈知らず。

おこもりステイのための設備は十分。SPA、ジム、ソファーの映画室、親子遊戯室、卓球場、ビリヤード室、カラオケルームなどがあり、ホテルから一歩も出ることなく、充実したひとときが過ごせます。

エンターテインメントでは、8月18日に国際的に活躍中の楽団「米特薩克斯風重奏團(MIT Saxophone Ensemble)と、ピアノ&サックスのフランス人デュオ「Duo Ostinato」を招いたコンサートを開催。当日の「宮廷晩宴プラン」を予約すると、キャンドルを灯したテーブルでいただくディナー、コンサートの貴賓席がセットに。併せて、各種スイートルームが最大で40%オフになるキャンペーンも実施。うっとり癒される滞在を堪能して、リピートを決めたなら「LE MIDI」のゴールド会員になるのが得策。宿泊料が10%オフになるほか、レストランの割引、娯楽施設の割引などの特典が多数です。

全243の客室は、それぞれ趣きの異なるマウンテンビュー。

開放感あふれる窓からの眺めも美しい客室は、全243室。豊かな緑が放つフィトンチッド、滝がもたらすマイナスイオン、体に優しい良質な水……地の利を活かしたマウンテンリゾートならではの癒し、中部地区で最も美しいホテルの実力を、この夏、ぜひあなたの心と体で確かめてみて。

◆溪頭米堤大飯店(レ ミディ ホテル)
住所:南投縣鹿谷鄉內湖村米堤街1號
電話: +886-49-261-2222

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