2019年4月から「星のや東京」では、江戸女性の嗜みや美意識を学べる「江戸美人滞在」プランが開催されます! 江戸の女性を見習って、教養や美意識を身に着けてみませんか?
江戸美人滞在
長く平和な時代が続いた江戸時代は泰平の世といわれ、人々の暮らしが豊かになると同時に江戸独自の芸術や文化が発達しました。女性たちも化粧の映える白く整った肌と艶のある豊かな髪という外見上の美を磨き、礼儀作法やお稽古ごとなどの教養を身に着けていきました。
そんな江戸時代の女性の高い美意識と教養への意識を、忙しい現代女性へ向けて発信しようというのがこの「江戸美人滞在」です。4つのお稽古と、江戸時代にも使われていた素材を使ったトリートメント、そして江戸野菜を使った特別朝食で、1泊2日の「江戸美人滞在」を体験できます。
4つのお稽古体験でもてなしの精神を学ぶ
4つのお稽古体験では、江戸の女性たちが嗜んだ茶の湯や三味線、季節の室礼、折形(おりがた)を通して日本のおもてなしの精神や美しい所作を学ぶことができます。
手を返す動作や指の動きが女性らしく美しい仕草につながり、女性の嗜みとして重要視されていた「三味線」、作法だけでなく“主客対等“という日本ならではのおもてなしの精神が学べる「茶の湯」、江戸幕府が定めた五節句の意味とその節句に合わせた四季折々の草花を使った飾りのあつらえ方を学ぶ季節の「室礼」、人にものを贈る文化の発祥といわれている千代紙で贈り物を包む「折形」など、一通りを体験することができるので、日本文化を深く知るきっかけにもなるはずです。
特別なスパトリートメントで外見にも磨きを
江戸の女性たちは内面の美と同時に、外見の美も磨いていました。その頃の美の条件であった白い肌と艶のある髪に近づけるため、当時から使われていた素材を使ってのスパトリートメントも体験できます。
フェイシャルとボディトリートメントには、肌をしっとりと潤わせてくれる米糠から精製したオイルを。ヘアトリートメントには、保湿効果の高い椿油と日本に昔から伝わる本つげ櫛を使い、うるおいと艶を実現します。
江戸美人ご膳
内面の美に深く関わる食事として、朝食には旬の江戸野菜と江戸時代から人々に親しまれている魚貝を使った「江戸美人御膳」をいただきます。早稲田みょうがや馬込半白キュウリなど季節の江戸野菜を使ったサラダや小鉢、タラやシャケなど旬のお魚を使った焼き魚、アサリやアミエビの佃煮など、江戸時代から親しまれているものを取り入れ、体の中から美しくなれるプログラムです。
◆江戸美人滞在
場所:星のや東京(宿泊者限定)
開催期間:2019年4月1日より
※予約はホームページより14日前までに
料金:1名 98,000円 2名 148,000円 (税・サービス料10%別、宿泊料別)
星のや東京