食の安全を重視した北海道・むかわ町の「蕎麦家 いごころ」で、上質な素材を厳選した本格派そばを堪能その0

食の安全を重視した北海道・むかわ町の「蕎麦家 いごころ」で、上質な素材を厳選した本格派そばを堪能

提供:蕎麦家 いごころ
北海道南部の勇払郡むかわ町に店を構える「蕎麦家 いごころ」は、本格派のそばを味わえる名店です。食の安心・安全を心掛け、素材を厳選して丁寧に作られるそばは、地元の人々を魅了するだけでなく、遠方から訪れる旅行客にも注目されています。この店の名物の天ぷらでは、秋に漁が始まるししゃもなど、むかわ町ならではの味覚を楽しめるのも魅力の一つです。北海道を訪れたら、ぜひ、上質な素材や製法にこだわった「蕎麦家 いごころ」のそばの深い味わいを満喫してみてください。

TEXT:小林優子

毎日製麺するそばと地元野菜の天ぷらが自慢

毎日製麺するそばと地元野菜の天ぷらが自慢

JR北海道・日高本線の鵡川(むかわ)駅から徒歩約9分の国道235号線沿いに佇む「蕎麦家 いごころ」。全国から選りすぐられた長野県産のそば粉で毎日打つそばと、地元の新鮮な野菜をふんだんに使用したサクサクの天ぷらが自慢のそば店です。

この店では「『いごころ』のおそばをきっかけに、健康を意識してほしい」との思いから、安心・安全をモットーに食材一つ一つの品質管理を徹底し、地元の農家をはじめ生産者とコラボレーションをしたメニューを開発。秋から冬の時季にかけては、鵡川名産のししゃもを味わえる期間限定のそばメニューも登場し、生産者の思いが伝わる献立てを考案しています。

選び抜かれたそば粉の香りと風味を楽しむ

選び抜かれたそば粉の香りと風味を楽しむ

いごころのそばには、店主が全国各地から取り寄せた中から、試行錯誤をして選び抜いた長野県産のそば粉が使用されています。当初、この店のスタンダードは二八蕎麦でしたが、そば本来の豊かな風味と芳醇な香りをより楽しめるよう、つなぎを使わずにそば粉だけで打つ十割蕎麦の提供も開始。毎日丁寧に作るそばつゆと共に、本格的な味わいを堪能できます。

また、冷たいそばや温かいそばのメニューのラインナップに加えて、つけ蕎麦も登場し、新定番に! なかでも、近隣で採れるキノコを取り入れた「きのこつけ蕎麦」がおすすめです。新たなづけ蕎麦は特に興味を引きますね。

こだわりの原料で仕上げたつゆも美味

こだわりの原料で仕上げたつゆも美味

そば粉や野菜などの素材はもちろん、店主自ら丁寧に出汁を引いて、かえしを仕上げるつゆにもとことんこだわっています。大鯖節や宗田節、鰹節の3種と真昆布でとったダシは、豊かな風味を醸し、合わせるかえしには上質な原料が活かされています。きび砂糖や高級割烹でも使われる超特選醤油のコクと、通常50日ほどで仕上げるところを、約2年もの歳月をかけて、昔ながらの製法で作られるみりんの深みにより、つゆの味わいに奥行きが生み出されています。

店主が、さまざまな原料や素材を組み合わせ、試行錯誤を繰り返しながら生まれた絶品のつゆは、そばともよく合います。

自家製のゴボウ茶はお土産にもぴったり!

自家製のゴボウ茶はお土産にもぴったり!

店頭では、お土産にも最適な自家製の「あげるゴボウ茶」を販売しています。地元野菜の天ぷらが自慢の「いごころ」では、人気メニューのゴボウの天ぷらを作る際にどうしても残ってしまう切れ端がありました。それらを有効活用するために生まれたのが「あげるゴボウ茶」です。十勝産のゴボウを使用したお茶は、すべての製造工程を自らの店で行い、安心・安全な品質を確保。さらに、健康茶の代名詞として知られることから、免疫力アップや整腸作用による美肌力を高められる効果を期待できるメリットもあります。

このゴボウ茶の収益は、災害の復興やひとり親の子どもたちへの支援のために寄付されるそう。ゴボウ茶も含め、健康志向への架け橋となる「蕎麦家 いごころ」のおそばをじっくり味わうことが、食の安全について改めて考える機会につながればいいですね。

◆蕎麦家 いごころ(そばや いごころ)
住所:北海道勇払郡むかわ町文京3-75-2
電話:0145-42-3921
営業時間:11:00~15:00(LO14:30)、17:00~20:30(LO20:00)
席数:39席
アクセス:電車:JR日高本線鵡川駅より徒歩約9分、車:日高自動車道鵡川ICより車で約5分、

蕎麦家 いごころ(そばや いごころ)

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