ホテル雅叙園東京の館内にある東京都指定有形文化財「百段階段」にて、1月24日(金) ~3月15日(日)に、毎年好評のひな人形展が開催されます。今年は中国地方の3県から貴重なひな人形が集まり、圧巻の空間を演出。豪華絢爛な和の世界を作り出します。
鳥取・島根・山口の貴重なひな人形が初お目見え
今回で11回目を数えるこのひな人形展は、日本各地の歴史あるひな人形が集まるもので、過去10回の開催で延べ60万人を超える来場者数を記録。都内最大級の規模を誇り、今年は初めて鳥取・島根・山口からもおひな様たちが集います。
鳥取県の2mにも及ぶ大型の御殿飾り(御殿=ひな人形を飾るための、京の御所を模したもの)や旧家伝来のひな人形、手のひらに乗るほど小さな土人形など、本来なら現地でしか見ることのできないひな人形を、間近で見ることのできる貴重な機会です。
豪華な色打掛を羽織っての写真撮影も
過去の開催時は展示品保護のため写真撮影が制限されていましたが、なんと今回から一部を除いてすべての部屋で撮影が可能とのこと。素敵な写真を撮るためにうれしいのが、おひな様の世界に入り込める豪華な打掛。自由に羽織ることができるうえ、フォトスポットも用意されているので、おひな様の世界を満喫しましょう。
もちろん、有形文化財の「百段階段」とひな人形がコラボした豪華な光景は、是非ともカメラに収めたいですね。また、エレベーターホールには、神話に出てくる出雲のうさぎをモチーフにした吊るし飾りも飾られます。さらに令和第一回の開催を記念し、江戸・明治・大正・昭和・平成・令和の各時代を象徴する「時代雛」も展示されます。
500体以上のひな人形が神話の世界を再現
過去2回展示され、大好評だった座敷雛の展示も行われます。座敷雛とは、500体以上のひな人形で情景を表現するもの。かつて炭鉱の町として栄えた福岡県飯塚市で毎年開催される「いいづか雛のまつり」でも人気の展示で、ひな人形が座敷いっぱいに飾られる様子は圧巻です。
今年のテーマにあわせ随所に神話の一幕が再現されているので、じっくり鑑賞してみましょう。壁や天井に至るまで豪華な装飾が施された部屋の様子と相まって、不思議な神話の世界にどっぷり浸れますよ。
自分でも真似したくなるひな祭りコーディネートの紹介も
また、同時開催として、国内外で活躍するインテリアコーディネーターによる桃の節句のテーブルコーディネート講座が開催されます。来客がある時に実践してみたいひな飾りを使ったコーディネートを、プロが教えてくれますよ。また、期間限定でお茶とお菓子を楽しめる「ひな茶房」もオープンするので、展示を楽しんだあとに立ち寄ってみては?
◆百段雛まつり2020 出雲・因幡・萩ひな紀行 同時開催 ~雛のしつらい~
期間:1月24日(金)~3月15日(日)
会場:ホテル雅叙園東京
電話番号:03-5434-3140
時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
◆雛のしつらい「ひな茶房」
期間:1月24日(金)~2月14日(金)
料金:1,000円