新潟を代表する観光地のひとつ「佐渡ヶ島」。
江戸時代末期に建立された日蓮所緑の「妙宣寺五重塔」、戦国時代末期の城跡「赤泊城址」といった名所をはじめ、全国各地の魅力を伝える旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星を獲得した景勝地「二ツ亀」、「大野亀」など、見ておきたいスポットが点在しています。また、海と自然に囲まれているとあって新鮮な農産物、海産物も多く、見て楽しい、食べて美味しいが盛りだくさん。
そんな佐渡ヶ島の中央より西側、真野湾沿いにある、旅館とホテルの良さを掛け合わせた宿「Ryokan浦島」のここでしか体験できないおもてなしをご紹介していきます。
館内から見晴らす海と空に心が奪われる
宿のコンセプトでもある「旅人のおとずれは、主はもちろん、家者にとってもハレの日」。佐渡古来のおもてなしを大切にしているのは、自然も同じなのかもしれません。館内や客室から望む、穏やかで雄大な真野湾は、息を呑むほど美しく、心がゆっくりとほぐれていくのがわかります。
日中の青く澄んだ空、黄昏時の情熱的な夕日、夜になれば一面の星空が…ゆったりと流れる時間の中で、言葉にならない心地よさを感じ取ってみてください。
リノベーションされた東館は「佐渡ヶ島らしく居心地よく」
東館と南館、2棟からなる館内。まずはリノベーションされた東館からご紹介していきましょう。
日本を代表する建築家のひとり、内藤廣氏が手がけた同館は、松と海、風と光など、佐渡の自然に共生した創りとなっています。伝統的な要素を残しモダンな空間には、佐渡の特産でもある樹木・アテビを使った趣のある家具が配され落ち着いた雰囲気に。
窓を開けると真野湾が広がっており、夜になると波の満ち引きが優しく響きわたります。
都会的なインテリアに自然が溶け込むアーティスティックな南館
コンセプト、インテリア、雰囲気など、すべてにおいて東館と異なる南館は、全国で名を馳せる建築家・北山恒氏が設計しています。
佐渡ヶ島の豊かな風景と現代美術をほどよくミックスさせたスタイリッシュな空間には、ガラスを多用。爽やかな空気、外から差し込む柔らかな光を浴びながら、眼下に広がる真野湾をのんびりと眺める時間がとっても贅沢。スチールを設えた都会的なインテリア、ホテルで過ごすような快適さも加わり、今までにはないリゾート気分が味わえます。
佐渡ヶ島の海の幸と山の恵を本格フレンチで
特産物である米を中心に、エビ、カニ、ブリ、カキといった魚介類、幻の牛と言われている佐渡牛、高級西洋梨「ル レクチエ」など、佐渡ヶ島にはとっておきの食材がたくさんあります。
これらの食材を使って本格フレンチをふるまうのが、東館にある「フレンチレストラン La Plage」です。フランス語で浜辺を意味する店名通り、食事する場所は海に一番違い場所。素材の味はもちろん、色や形なども楽しめるように盛り付けられた一皿は手をつけるのがもったいないくらい素敵です。
景色、客室、料理にも地元の魅力が詰まった「Ryokan浦島」。童話「浦島太郎」が竜宮城で過ごした日々のように、佐渡ヶ島でかけがえのない時間を存分に!
◆Ryokan浦島
住所:新潟県佐渡市窪田978-3
電話番号:0259-57-3751
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
Ryokan浦島