四季がある日本だからこそ、その時期の魚が食べたいですよね。旬の魚は、刺身、焼魚、煮魚、どんな料理で味わっても最高に美味しいものです。
神奈川県湯河原町にある「福浦漁港 みなと食堂」は、ランチタイムのみの営業ですが、週末や連休だけでなく、平日も待ち列ができる人気店。漁業協同組合の直営店だけに、定食のメインで使われるのは、活きのいい地魚のみ。福浦港や真鶴港の定置網で釣り上げられた鮮魚が、そのままお店に直送されています。また、鮮度もさることながら価格以上のボリュームに思わず歓声を上げる方も!
地元の人はもちろん、観光で訪れた人もリピーターになるという、豪華すぎる定食をご紹介します。
刺身、焼魚、煮魚……メニューは10種類以上
いつ来てもボリュームたっぷり、いつ食べても美味しい「福浦漁港 みなと食堂」の定食は、常時10種類以上が用意されていますが、内容は基本的に日替わりです。
「魚をシンプルにたくさん食べて欲しい」という店主の想いを受けて、地元・真鶴出身で幼い頃から新鮮な魚を食べて育った板前が調理する料理は、鮮魚が持つ食感と味をそのまま生かしているのが印象的。量はあるのに、最後のひと切れまで完食してしまうのは、地元の魚を熟知しているからこそ。一度来た人が、リピーターになるのも納得です。
数量限定の幻メニューを見つけら即注文を!
手書きの日替わりメニューは、店舗入口横に毎日張り出されます。
その日釣り上げられた鮮魚が店舗に届き次第、定食のメイン料理が決められます。新鮮な魚の美味しさをそのまま届けるため、メニューが決まるのは毎日オープン直前です。また、日によっては数量限定の定食が登場することも。開店当初からファンが多い「メカジキのあら煮定食」も限定品。売り切れていなければ注文を。
魚の鮮度、当日提供する定食の内容も“タイムリー”が「福浦漁港 みなと食堂」流なのです。
丼メニューも大満足の内容
熱々の白ご飯に新鮮な魚を見えなくなるまでのせる。丼メニューも気になるところです。
色つや、食感、塩加減、どれをとっても抜群なシラス丼など、こちらのメニューもその日の収穫次第。「何を注文しよう?」と迷った時は、スタッフにオススメを聞くのもいいですね。
店内の雰囲気もバッチリです
木材でまとめられた、落ち着きのある店内には、ガラスの浮玉や大漁旗が飾られていて漁師小屋のよう。大きな窓からは海が臨めて、雰囲気抜群です。テラス席からは、初島、大島、利島に、天気がいい日は新島まで見渡せるので、日差しが暖かい日は外で食事をするのもここならでは。
真鶴駅から徒歩で10分、駐車場もあるので車で行くのもよし。電車旅もドライブ旅行も、湯河原方面へ出かける際は、立ち寄っておきたいスポットです。
◆福浦漁港 みなと食堂
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町福浦浜109-2
電話番号:0465-20-7005
営業時間:11:00~15:00(LO14:30)
定休日:水曜 ※月に1回連休あり・要電話確認
交通アクセス:JR東海道本線真鶴駅より徒歩約13分、真鶴道路福浦ICより車で約3分、東名高速道路厚木ICより車で約50分
福浦漁港 みなと食堂