星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」では、この夏、猛暑を楽しく乗り切る納涼体験が企画されています。中でも「星野リゾート 界 アルプス」では、「つべて~水滞在」として「水」をテーマにした納涼イベントが行われます!
「星野リゾート界 アルプス」のつべて~水滞在
長野県にある「星野リゾート 界 アルプス」は、信州の贅沢な田舎体験ができる宿です。囲炉裏を囲んで焼きリンゴや信州名物のおやきを味わったり、燗酒を楽しんだり、かまどで炊いた「おめざがゆ」を朝食に食べられたり。カラマツの林に囲まれた浴場でアルプスの山々を眺めながら約400年の歴史を持つ秘湯を堪能することも! ゆったりとした時間をめったにできない体験とともに過ごすことができます。
そんな「星野リゾート 界 アルプス」の納涼イベントは、7月1日から8月31日の夏真っ盛りの時期に行われます。長野弁で「冷たい」を意味する“つべて~”水を使った納涼イベントの数々を通して、信州の田舎らしい夏を過ごしませんか?
「流し水蕎麦」と夏野菜収穫体験
水が美味しい北アルプス、そしてそばが美味しい信州ならではの体験が、「流し水蕎麦」です。流しそうめんのように竹の筒の中に水で蕎麦が流れてきますが、流しそうめんと違うのは、つゆにつけずに水だけでそばを食べること。水蕎麦は、信州のように水がきれいな地域ならではの食べ方なんです。
そして、見た目にも涼やかなアルプスの水で作った氷の器を使うところも粋な演出。 自分で温泉郷内に湧いている水を汲んで一晩凍らせて作ることもできるので、ぜひチャレンジしてみてください。また、そばとともに食べてほしいのが、夏野菜です! 北アルプスを望む農園で自ら収穫した夏野菜に信州みそを添えて、北アルプスの夏をたっぷりと味わってみては?
朝の打ち水
標高の高い場所ならではの、朝の特別に爽やかな空気を楽しめるのが「朝の打ち水」です。「界 アルプス」の象徴ともいえる、降雪地帯で古くから雪除けのために使われているアーケードの「雁木通り」で、宿泊客みんなで並んで打ち水をします。
標高が高いため地面が熱くなりやすいこの地域。太陽がまだ高く上がらないうちに水を撒くことで日中の暑さがやわらいで1日を爽やかに過ごすことができます。先人の知恵を体験してみましょう。
足水と水うちわ
「界 アルプス」の敷地内には小川が流れています。そこでぜひ体験してほしいのが、「足水」と「水うちわ」を使った夕涼み。「足水」とは、「足湯」の反対で、冷たい水に素足を浸すことです。ちょっとの間だけでも、足だけでなく全身の熱が取れて涼しくなれるエコな涼み方です。
「水うちわ」とは、水が蒸発するときに周りの熱を奪う「気化熱」を利用して涼をとるうちわで、水に浸して仰いで使います。ここでは大町の伝統工芸品である「松崎和紙」を使います。昔ながらの方法で、心まで涼しくなれること間違いなしです。
◆つべて~水滞在
場所:星野リゾート 界 アルプス
期間:2019年7月1日~8月31日の金曜・土曜 (8月9日・10日・16日・17日は除く)
料金:29,000円~/人