みなさんは、関東から関西、または関西から関東へ旅行するときに鉄道を使ったことはありますか?
"旅先での鉄道利用は切符で……"という方も多いかもしれませんが、最近ではICカードの方が切符購入より安かったりしますね。
関東と関西のICカードの違いをご紹介します。
関東と関西の鉄道ICカードの違い!①関西のICOCA(イコカ)
まずご紹介するのが、関西地区の鉄道で使うことができるICカードICOCA(イコカ)です。
こちらのカードは前払いでチャージすることによって、改札機にかざすだけで使用できるので、旅先で慣れない鉄道表を見る手間を省くことができますね。
ICOCA(イコカ)は、最初のカード発行に500円かかるので、旅行の滞在期間が長いのであれば作っておいた方が楽ですよ。長期の出張などの場合にも使い勝手がよいですね。
関東と関西の鉄道ICカードの違い!②関西のPiTaPa(ピタパ)
次にご紹介するのが、関西のPiTaPa(ピタパ)です。こちらのICカード、先ほどのICOCA(イコカ)となにが違うのかというと、チャージ制ではなく、使用した分を後払いにするカードなのです。この仕組みは関東にはないので、びっくりしますよね!
使い方としては、普通のICカードのように乗り降りして、後日請求金額を支払う、という形になっています。旅行者には、申し込みの際に手続きが面倒かもしれませんが、こちらも覚えておきたい豆知識ですね。
関東と関西の鉄道ICカードの違い!③関東のSuica(スイカ)
次にご紹介するのが、関東のSuica(スイカ)です。関東ではメジャーなSuica(スイカ)ですが、こちらのICカードも最初にカードのデポジットとして、500円がかかります。そして、乗車する前にチャージをして使用します。
JRの自動券売機では500円からチャージができるようになっており、現在では私鉄各社の相互利用が進んでいるので、ほぼ関東圏内全域で使えます。
チャージをまめに行って、旅行が終わってからカードと残高の返却をしてもらうと、すいすい使えて移動もスムーズですよ。
関東と関西の鉄道ICカードの違い!④関東のPASMO(パスモ)
最後にご紹介するのが、関東の私鉄各線、JRで使えるPASMO(パスモ)です。こちらもチャージ式のICカードとなっていて、私鉄の券売機では、最近10円単位でのチャージが利用できるようになりました。
PASMO(パスモ)も、最初のカードのデポジットは500円かかるので、旅行が終わってからカードを返却し、残高を返してもらうようにしましょう。
PASMO(パスモ)もSuica(スイカ)も現在では相互利用ができるようになっていて、バスにも使えるのでとても便利です。バス移動になりそうな方にもおすすめです。