-
旅色プラス ›
-
トラベル
›
-
峯田和伸、橋本マナミが冬の山形で心温まる大人の純愛。「越年 Lovers」ロケ地巡…
峯田和伸、橋本マナミが冬の山形で心温まる大人の純愛。「越年 Lovers」ロケ地巡りの旅へ
峯田和伸、橋本マナミが出演する、作家・岡本かの子の小説を映画化した「越年 Lovers」が1月15日(金)より全国公開されます。台湾、日本(山形)、マレーシアを舞台に、素直になれずこじれた3つの恋の物語。日本の舞台となった山形県は、出演の2人の出身地でもあり、ファンはもちろん、映画を通して冬の山形の美しい姿を堪能できます。今回はそんな旅先としても楽しめる山形市のロケ地をご紹介します。
【1】クランクインのお祓いも行われた「山形縣護国神社」
画像提供:山形市観光協会
年越しの瞬間を描くシーンでさりげなく登場する「山形縣護国神社」は、1869年に創設された神社です。初詣には多くの人が訪れるのはもちろん、春には参道を覆うように咲く桜の名所としても知られています。
画像提供:山形市観光協会
神社に隣接する「国分寺薬師堂」は「お薬師様」の呼び名で地元の人から親しまれています。毎年5月には「薬師祭」が行われ、日本三大植木市のひとつである植木市は多くの人でにぎわいます。
◆山形縣護国神社
住所:山形市薬師町2-8-75
電話:023-631-5086
アクセス:JR山形駅から車で約15分
【2】山形牛を使った食事メニューも充実のバー「Charlie Brown」
峯田さん演じる寛一(ひろかず)が立ち寄るバー。バスターミナルのある商業ビル、山交ビルからすぐに位置し、お酒はもちろん、山形牛のステーキや炙り握りずしなど、地元の食材を用いた料理メニューも充実。カウンターのほか、半個室もあるのでゆっくりと過ごすことができます。どの席に座っていたかは、ぜひ映画をチェックしてみて。
◆Charlie Brown
住所:山形市香澄町1-5-1 大宝ビル2F
電話:023-633-2637
アクセス:JR山形駅から徒歩約5分
【3】大正当時の面影が残るレトロな建築「旧西村写真館」
ポスタービジュアルの撮影地であり、物語のキーポイントとなる「旧西村写真館」。明治以降1921(大正10)年に建築され、切妻屋根にアーチ型の小窓、正面玄関の2階が張り出した造りが印象的。1995(平成7)年に廃業したものの、看板含め、外観も内部も当時のまま。
©2020映画「越年」パートナーズ
2人が座るこちらのレトロなソファやイスも、もちろん写真館のもの。当日の面影を残す内装は映画の中でも注目ポイントです。
◆旧西村写真館
住所:山形市本町2-1-51
電話番号:090-9741-6013(旧西村写真館の保存を考える会 小林)
アクセス:JR山形駅から徒歩約10分
【4】温泉街から約20分で圧巻の絶景へ「蔵王ロープウェイ」
画像提供:山形市観光協会
蔵王温泉の蔵王山麓駅から、樹氷高原駅、地蔵山頂駅を結ぶロープウェイ。雪上を歩かなくても、最短18分で樹氷原にたどり着きます。360°パノラマビューで望む雪原は圧巻! 映画内でも、より荒々しい吹雪の中の樹氷が2人の重要なシーンを演出しています。
画像提供:山形市観光協会
地蔵山頂駅を降りると、触れらそうな距離に迫りくる樹氷群。大きなものでは5メートルを超えるものもあり、その形からアイスモンスターとも呼ばれます。2020年12月26日~2021年2月28日の限定47日間はライトアップも行われ、日中とは異なる表情を楽しむことも。
◆蔵王ロープウェイ
住所:山形市蔵王温泉三度川229-3
電話:023-694-9518
アクセス:JR山形駅からロープウェイ乗り場まで車で約50分、地蔵山頂駅まで約20分
【5】伝統和菓子「いが餅」といえばココ! 「稲花餅の里 さんべ」
画像提供:片原朋子(ジェイアンドケイ・エンタテインメント)
2人がアツアツの玉こんにゃくを頬張っていたお店が「稲花餅の里 さんべ」。2020年12月18日に場所を移転してリニューアルオープンしました。
画像提供:片原朋子(ジェイアンドケイ・エンタテインメント)
実はこのシーン、玉こんにゃく以外にも注目してほしいのが、寛一が手にしている「稲花餅(いがもち)」。蔵王温泉名物で、笹の葉に包まれ、稲の花を模した黄色い米粒がかわいらしい伝統菓子です。
©2020映画「越年」パートナーズ
お土産用も販売していますが、賞味期限は当日内! もちもちの蒸したてをその場でいただくのが断然おすすめです。笹の独自の風味と素朴な味わいをぜひ現地で体感してください。
◆稲花餅の里 さんべ
住所:山形市蔵王温泉1221-2
電話番号:023-694-9538
アクセス:JR山形駅から車で約35分
※玉こんにゃくは今後提供予定
【6】山形城跡と桜の共演に癒される「霞城公園」
画像提供:山形市観光協会
山形城二ノ丸の堀、石垣、土塁が現存する都市公園で、1986年には、国の史跡に指定されました。園内には最上義光公の騎馬像のほか、桜を含め多くの植物を観ることができ、自然と史跡の散策が楽しめます。物語のラストを彩る桜にぜひ注目してみて。
◆霞城公園
住所:山形市霞城町1-1
電話番号:023-641-1212
アクセス:JR山形駅から徒歩約5分
話題の女優・ヤオ・アイニンが出演する台湾パートにも注目!
台湾のグオ・チェンディが監督・脚本を担当した本作。台湾パートには、今注目を集める若手女優、ピピことヤオ・アイニンが出演。会社から出る際に、待ち伏せしていた男性、インシューに突然ビンタされてしまうところから始まる衝撃的なストーリー展開。日本と台湾、それぞれの映画ポスターにも大きな違いが……!
△「越年 Lovers」ポスター日本版(左)、台湾版(右)
どんなストーリーかますます気になるところ。それぞれの国の恋人たちのストーリーを、文化や街並みの違いとともに楽しんでみるのもいいかもしれません。映画を観た後は、ぜひ舞台となった場所に足を運んでみてください。
©2020映画「越年」パートナーズ
「越年 Lovers」
12月18日(金)より山形・仙台先行公開中、2021年1月15日(金)より新宿バルト9ほか全国公開。
芸術家・岡本太郎の母としても知られる作家・岡本かの子の短編小説を、同作に感銘を受けた台湾の監督グオ・チェンディ(郭珍弟)が脚本・監督を務め映画化。日本の山形、台湾の台北と彰化県の海辺の町、マレーシアのクアラルンプールといった3つの地を舞台に、素直になれない3組の男女の恋模様を描く。山形パートは、峯田さん演じる寛一が、初恋の相手・碧(橋本マナミ)のいる故郷へ数十年ぶりに帰るところから物語が始まる。
監督・脚本:グオ・チェンディ(郭珍弟)
出演:峯田和伸、橋本マナミ、ヤオ・アイニン(ピピ)、オスカー・チュウ(邱志宇)、ユー・ペイチェン(余佩真)、ウー・ホンシュウ(呉宏修)ほか
配給:ギグリーボックス
△山形での先行上映に合わせてグオ・チェンディ監督から届いたメッセージ
「みなさまにお会いしたいと願っておりましたが、まだそれもかなわない不便な中です。今はただ、みなさまには映画とともに日本から台湾、マレーシアへと浪漫ある旅をしていただき、その旅をみなさまに気に入っていただけるようにと願っています<中略>」
旅
旅行
ロケ地
峯田和伸
橋本マナミ
越年Lovers