創業から20年、大阪は堺で愛され続けるうどん居酒屋「とりとうどんと元気な酒 はっぷう」。店主は堺で生まれ育った鈴木良尚さん、通称すうさんです。
美味しいものをお店でふるまうべく、全国各地を食べ歩いて「これぞ!」という逸品をメニュー化。その中でもイチオシがカレーうどんと鶏料理です。ひと口ひと口、食べ進めるたびにお腹だけでなく、心が幸せな気持ちでいっぱいになるメニューをご紹介いたします。
昼と夜で違う料理が楽しめる
お店があるのは、最寄り駅から徒歩約5分の場所。昼はうどん店、夜は居酒屋としていつも賑わっています。
ランチタイムの名物は、店主が修行先で生み出したカレーうどん。ディナータイムは、炭火焼きや串焼きといった鶏料理です。「日本のええもんうまいもん集めてみんな笑顔のまんま」をモットーに、うどんや鶏料理以外のメニューも太鼓判を押せる逸品ぞろい。
店内は、カウンターと小上がりのテーブル席、座敷があり、中でも座敷は「京都の鴨川みたい」と人気があるそう。どの席も気取らず、腰を据えて食事ができる居心地のいい空間になっています。
スープと麺が絶妙に絡み合う、渾身のカレーうどん
店主が試行錯誤を重ねて完成させた、八風のカレーうどん。
オリジナルの麺は、カレー出汁がしっかり絡むよう細麺に。もっちりとコシがあるので、細くても食べ応えは十分。出汁は、鯖節をベースに独自に配合したスパイスを加えて、こっくりと甘みのある風味豊かなものになっています。
トッピングには、コラーゲンが豊富なとろ肉を使用。ふんわり卵とじにしているのでとろ肉と卵が絡み合い、とろりと口溶けがよく、ジューシーです。
ランチタイムだけでなく、ディナータイムも注文することができるので、お酒の締めとしてもぜひ。
お酒がぐびぐび進む絶品鶏料理
ディナータイムの名物は、なんといっても鶏料理です。美味しさの理由のひとつが使う食材。店主のお目にかかったもののみを仕入れる徹底ぶり。炎の黒焼きは鹿児島の薩摩知覧鶏、串焼きとタタキは兵庫県但馬産の鶏と力を入れていることが伺えます。
また炎の黒焼きでは、鶏の旨味と香りがより際立つように土佐の備長炭で豪快に焼き上げていたり、串焼きでは沖縄の海塩、九州の甘口醤油ににんじん、玉ねぎといった香味野菜、さらにはりんごも加えて煮込んだ自家製たれを使っていたりと、調理法も味付けも店主の手腕が光ります。
そのほか、農林水産大臣賞受賞の美豊卵を使っただし巻玉子や長崎県直送のしめ鯖など、お酒との相性がばっちりな一品料理も充実。どれを注文しても胃袋を掴まれる味です。
おうちでも「とりとうどんと元気な酒 はっぷう」の味を
「堺で20年愛された味を日本全国に届けたい、お世話になった堺を料理で盛り上げたい」と店主の鈴木さん。
オンラインショップでは、あなご専門店「松井泉」、極上七味を販売する「やまつ辻田」、醤油の醸造メーカー「大醬」、昆布の専門店「こぶ政」と堺を代表する老舗メーカーの名品と八風のカレーうどんがセットになって販売されています。
お歳暮や贈り物としてはもちろん、自分用にもおすすめです。
◆とりとうどんと元気な酒 はっぷう
住所:大阪府堺市堺区熊野町西3丁目2-2
電話番号:072-223-5677
営業時間:昼:11:00~14:30(LO14:00)、夜:17:30~23:30(LO22:30)
定休日:日曜日、祝日の昼
アクセス/電車:南海電鉄南海本線堺駅より徒歩約5分
とりとうどんと元気な酒 はっぷう