“おしゃれパッカー”とまこおすすめ!ビーチリゾートでのコーデ術【連載】第四回その0

“おしゃれパッカー”とまこおすすめ!ビーチリゾートでのコーデ術【連載】第四回

2017-05-20
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青い海、白い砂、赤いハイビスカス、黄色いパパイヤ! ビーチリゾートは、非日常そのもの、心も体ものびのび柔らかくなりますね。さぁ、普段使いとは違うスタイルを取り入れて、より浮かれた楽しい休日にしませんか?とはいえ、ビーチリゾートではさまざまなシーンが予想されます。街プラや自転車を借りてサイクリング、ビーチで泳ぐ、シーカヤックやマングローブ散策などなど。シーンだけではなく、日焼け対策や目的に合わせた機能性、シワ予防、着回しして荷物縮小計画……考え出したらもう大変、フライトに遅れそう! そんな時のアイディアのひとつになるよう、それぞれのシーンで写真映えする、おすすめのコーデを“おしゃれパッカー”として世界を旅する私がご紹介いたします。

Text&Photo:とまこ

リゾートコーデ術①普段は着ないような柄・デザインのワンピースと万能の白ワンピースをチョイス

リゾートコーデ術①普段は着ないような柄・デザインのワンピースと万能の白ワンピースをチョイス
個人的にはワンピースが基本です。かわいいし、解放的で気分が上がるし、風が通って気持ちよく、ロング丈なら日除けにもなりますから。ここぞとばかりに普段は着づらいお気に入りを選びます。
カラフルで派手な生地のもの、深めのスリットや、背中の空きが大胆なもの、引きずるようなロング丈のものなど、ちょっと思い切ったデザインのワンピースを持っていくと、リゾートシーンにとてもフィットして、気分も大いに上がるはず! 
“おしゃれパッカー”とまこおすすめ!ビーチリゾートでのコーデ術【連載】第四回その2
必ず持っていくのは白いワンピース。カラフルな羽織を合わせるだけでなく、現地でポイントになるアクセサリーやスカーフなどを買った時にも重宝です。買ったものをすぐ身につけられるのは、嬉しいものですよ。
“おしゃれパッカー”とまこおすすめ!ビーチリゾートでのコーデ術【連載】第四回その3
パレオをワンピース風に巻きつけてベルトをするのもおすすめ。これこそリゾート地ならではのスタイル。エキゾチックな雰囲気を楽しめます。海上がりの湿った体に簡単に身につけられるのもいいところ。ワンピースとして着る場合は膝丈ぐらいになるので、サイクリングの時などにも邪魔になりません。
また、パレオは言ってみれば一枚の布なので、現地で買ったお土産などを写メする時に、下に敷くことも。画がかわいくなって満足です。
“おしゃれパッカー”とまこおすすめ!ビーチリゾートでのコーデ術【連載】第四回その4
パレオに使ったベルトは、他のワンピースのアクセントにしてもいいですね。気分を変えて同じものを着ることができます。

リゾートコーデ術②ワンピースに合わせて、羽織をチョイス

重ね着のお楽しみと、日焼け対策の意味を込めて、羽織れるトップスを数枚選びます。カラフルなワンピースに合わせる白地のものと、白いワンピースに合わせてアクセントにするカラフルなものの二系統。
形としては、雰囲気が締まり体にフィットするショート丈のものと、さらに浮かれ気分になるヒラヒラ揺れる長めのものの2パターン。ヒラヒラのワンピースにオンして、海風に吹かれてください。リゾートボルテージが急上昇です!
生地にUVカット機能のあるラッシュガードもひとつ持っていきます。日差しが気になるシーンでも安心できる強い味方です。写真のようにマングローブなど、森の中に行く時の虫除け・擦り傷防止にもなりますよ。
さらには、涼しいけど海に入りたい時にも大活躍。ラッシュガードを水着の上に着れば、肌とラッシュガードの隙間に入る水が温められて、いくらか体温を保てるので、よりストレスレスに海遊びを楽しめます。
薄手のポンチョもぜひ。脱ぎ着が簡単なので水着の上にかぶるのに大活躍しますよ。

リゾートコーデ術③ヘアアクセサリーだって、いつもより浮かれたものをチョイス

お洒落にも日除けにも、帽子は必須! 麦わら帽子などリゾート感溢れるものと、カヤックやハイキングの時でも脱げにくい頭にフィットするデザインのものを選びます。紐付きだったらなおさら安心です。
ヘアバンドもお忘れなく。そのままヘアバンドとしても、髪をまとめる時の飾りゴムとしても、腕に巻いてブレスレットとしても大活躍です。
サングラスは、もちろん眩しさ対策にも、日焼け対策(目から入る紫外線でも肌は日焼けするそう)にも必須だし、頭につけるヘアアクセサリーとしても捉えています。普段は照れ臭くてやりませんが、リゾート地では喜んでやります、リゾートマジック! せっかくなので、マジックには素直にかかることにしています(笑)。

リゾートコーデ術④街プラには、気分を変えてショートパンツもいいかも

街では屋根の下にいることも多く、日焼けの心配が少し減るので、ショートパンツを選ぶことも多いです。気分が変わるし、普段はなかなかこれで街を歩くこともないので、ショートパンツも旅ならではのお楽しみになっています。

リゾートコーデ術⑤素材は、シワになりづらいか、気にならないかを吟味

すべてのアイテムに言えるのは、なるべくシワになりづらいシルクやサテン素材のものからチョイスしているということ。コットン製の場合は、シワが気にならなそうな雰囲気のものを選びますが、どうしても気になることも。その時は、宿に着いたらいち早く荷物から取り出して、ハンガーにかけましょう。霧吹きが宿にあれば借りて服へ吹きかけ、なければ湿らせたタオルでポンポン叩き、しばらく放置して重力で伸ばします。まぁどうせ、思い切り動いてすぐシワになりますから、細いところは許して!

おわりに

待ちに待った夏、脱日常のビーチリゾート! せっかくだから、ファッションも脱日常して、心も体も、思いっきり緩めてくださいね。いってらっしゃい! 

◆とまこ
明治大学在学中にバックパッカーとしてデビューし、卒業後は秘境ツアーコンダクターに。現在は旅作家&おしゃれパッカーとして本の執筆や講演、TV出演など多方面で活躍中。著書に「離婚して、インド」(幻冬舎文庫)、「世界の国で美しくなる!」(幻冬舎)など多数。

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