自然に心癒される!中国・四国地方のおすすめ庭園10選
普段の慌しさから「最近自然に触れてないな」と思っていませんか?
自然を感じたい、でも遠出はできない。そんなときにおすすめなのが「庭園」です。今回は、中国・四国地方で気軽に入れるおすすめの庭園をご紹介します。
①滄浪園
広島県安芸高田市にある庭園が「滄浪園(そうろうえん)」です。
江戸時代の豪農であった沖野屋が錦字池(きんじいけ)を中心として、北亭に為春亭(いしゅんてい)などの東屋4つを配し、築山や枯滝などが造られています。ウメ、モミジ、マツなどの木々が植えられ、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。
広島県に残っている数少ない古い庭園の1つですが、ダム建設のために土師民族資料館の前庭に移転した経緯をもっています。
茶室「望郷庵」で休憩することもできますよ。
◆滄浪園
住所:広島県安芸高田市八千代町土師
電話番号:0826-52-2841
営業時間:8:30~17:00
開園日:土・日・祭日
料金:無料
②岡山後楽園
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岡山県の庭園と言えば、外せないのが「岡山後楽園」。
岡山藩主である池田綱政が、いまから約300年前に藩主のやすらぎの場として造らせた庭園です。完成後も歴代の藩主たちによって手が加えられていき、その姿を変えながら現在まで残っています。
ちなみに、江戸時代には「御後園」や「後園」と呼ばれ、「後楽園」と名付けられたのは明治時代に入ってからのこと。昭和27年には特別名勝に指定され、金沢の「兼六園」、水戸の「偕楽園」と合わせて日本三名園とされています。
◆岡山後楽園
住所:岡山県岡山市北区後楽園1-5
電話番号:086-272-1148
営業時間:7:30~18:00(3/20~9/30)、8:00~17:00(10/1~3/19)
定休日:年中無休
料金:大人400円
※高校生以下は入園無料(2017年3月31日まで)
③衆楽園
岡山にある仙洞御所を模したといわれる名園が「衆楽園」です。
津山藩の2代目藩主である森長継が京都から小堀遠州流の庭師を招いて築庭させたとされる大名庭園です。中国山地を借景として、南北に長い池の中に4つの島を配置した池泉回遊式の庭園で、四季折々に洗練された美しさを見せてくれます。
同じく岡山県の「後楽園」よりも歴史は古いですが、現在残っているものは出来た当初から約3分の1のに縮小されています。
◆衆楽園
住所:岡山県津山市山北628
電話番号:0868-23-6507
営業時間:7:00~20:00(4月~10月)、7:00~17:00(11月~3月)
定休日:年中無休
料金:無料
④興禅寺庭園
東洋一ともいわれる枯山水の庭園があるのが鳥取県の「興禅寺庭園(こうぜんじていえん)」です。
鳥取藩藩主である池田家の菩提寺にある庭園で、桃山時代の庭園様式を受け継いでいます。
江戸初期に作庭されており、見事な景観の枯山水は、書院を配した蓬莱式観賞庭園の書院庭園の典型的な作りになっています。
鳥取県の保護文化財に指定されている「切支丹灯篭(きりしたんどうろう)」もあるので、こちらもチェックしてみてください。
◆興禅寺庭園(こうぜんじていえん)
住所:鳥取県鳥取市栗谷10
電話番号:0857-22-5278
営業時間:8:00~17:00
料金:大人200円
⑤足立美術館庭園
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島根県にある日本画を集めた足立美術館の庭園は、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」において、日本庭園ランキングで連続1位を受賞している日本庭園です。
横山大観の名作「白沙清松を」をイメージした「白品青松庭」は、白砂に松が生えて幻想的な姿を見せてくれます。他にも「枯山水庭」、「苔庭」、「池庭」と風情ある庭園を楽しむことができます。
◆足立美術館庭園
住所:島根県安来市古川町320
電話番号:0854-28-7111
営業時間:9:00~17:30(4月~9月)・9:00~17:00(10月~3月)
定休日:年中無休
料金:大人2,300円・大学生1,800円・高校生1,000円・小中学生500円
⑥毛利氏庭園
明治維新後に侯爵となった旧長州藩主であった毛利元昭が建てた邸宅と庭園で、現在邸宅の一部は博物館として利用されています。
明治・大正時代の技術を最大限に活かした邸宅は、四季を感じさせてくれる贅沢な造りになっています。邸宅への入り口から、表門をすぎ、邸宅玄関前まで続く路傍庭園と玄関前にある前庭、中雀門に入ると広がる内庭の3部構成となっています。
内庭には、瓢箪(ひょうたん)池や、自然林にある小丘を活かした山林的な趣を感じることができます。
◆国指定名勝 毛利氏庭園
住所:山口県防府市多々良1丁目15-1
電話番号:0835-22-4611
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
料金:大人400円・中学生以下200円
⑦栗林公園
香川県高松市にある日本庭園が「栗林公園(りつりんこうえん)」は、国の特別名勝に指定されている公園の中でも最大の大きさを誇ります。
アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」にて、2011年日本庭園ランキングでは、島根県の「足立美術館」、京都府の「桂離宮」に続いて第3位を受賞しています。
6つの池と13の築山が配置された大名庭園であり、南側の回遊式庭園と北側の近代的な準様式の2つの庭園から構成されています。
船頭さんの解説を聞きながら湖を1周する南湖周遊和船もおすすめです。
◆栗林公園(りつりんこうえん)
住所:香川県高松市栗林町1-20-16
電話番号:087-833-7411
営業時間:月によって営業時間が異なります。
料金:大人410円、小人170円
⑧竹林院の庭園
徳島県にある阿波秩父観音霊場で第34番札所の竹林院にある日本庭園も見事です。
庭園は、江戸中期に竹林院が造営されるのと同時に築庭されたと云われています。
借景様式の書院庭園で、東西に細長く伸びた「心字の池」や「舟着石」などが置かれており、四季折々の素晴らしい色彩を感じることができるます。
◆竹林院の庭園
住所:徳島県徳島市八万町中津浦
電話番号:088-652-7747
⑨臥龍山荘庭園
愛媛県大洲市にある臥龍山荘にある庭園です。元々は、1907(明治40)年につくられた臥龍院、不老庵、知止庵(ちしあん)の3つの建造物とともに築庭されました。
周辺にある肱川、冨士山(とみすやま)等を利用した借景様式の庭で、10年もの歳月をかけて作られました。庭の中に埋め込まれた「てまり石」や、「石臼」などから歴史を感じることができますよ。
◆臥龍山荘庭園
住所:愛媛県大洲市大洲411-2
電話番号:0893-24-3759
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
料金:大人500円、中学生以下200円
⑩北川村モネの庭マルモッタン
高知県安芸郡北川村野友甲にある庭園で、2000年4月に開園しました。
モネの庭は、名前の通り画家のモネが愛した庭であるフランスのジヴェルニーにあるモネの庭園を再現して築庭されました。実際にフランス・モネの庭の管理責任者を幾度となく招き、入念な計画と指導を受けて作られた本格的な庭園です。
農薬などを極力使わずに丁寧に手入れされた庭を「水の庭」「光の庭」「花の庭」など、ひとつひとつ作品を見るように歩いてみてください。
◆北川村モネの庭マルモッタン
住所:高知県安芸郡北川村野友甲1100
電話番号:0887-32-1233
営業時間:10:00~17:00
9:00~16:00(7~8月)
定休日:12月26日~1月1日、2017年1月10日~2月末日までメンテナンス休園
料金:大人700円 、小・中学生300円(12、1月は入園料無料)
おわりに
純和風の庭園から洋風の庭園まで、全国にはさまざまな庭園があります。その季節ごとに表情を楽しむことができるので、なんどでも足を運びたくなりますね。是非、訪れてみてください。
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