全国屈指のローズガーデンである「茨城県フラワーパーク」が、よりバラの魅力を体感できる「いばらきフラワーパーク」として2021年4月29日に生まれ変わりました。世界初となる17品種のバラのお披露目やワクワクするような体験型アクティビティなど、魅力満載なパークへ出かけてみませんか?
人気フラワーショップと空間デザイン会社がプロデュースしたバラ園
1985年に開催された国際科学技術博覧会に合わせて同年6月にオープンした「茨城県フラワーパーク」が、2021年4月29日(木・祝)にリニューアルオープン。名称も「いばらきフラワーパーク」に変更されました。今回のリニューアルにあたっては管理事業団体・空間デザイン会社・フラワーショップがタッグを組み、五感を使って花や自然とふれあえる場所として生まれ変わっているそうです。
このリニューアルプロジェクトに協力したフラワーショップは、日本全国に店舗があるのはもちろん、パリとロンドンにも支店を持つ実力派ショップ。毎年数百万人のお客さんに花の魅力を伝えている、その手腕を生かした展示や体験に注目してみましょう。
バラの魅力を満喫できるエリアが満載。新品種17種類の世界初披露も
もともと国内でも屈指のローズガーデンだった同園。まるでバラの花束に包まれているかのような「バラのトンネル」に、香りごとに楽しめる「アロマローズエリア」や川沿いにさまざまな品種が咲き誇る「バラテラス」など、リニューアルによって、バラの魅力をさらに体感できるさまざまな工夫が施されています。
さらに、古くなったバラは2020年以降に生み出された新品種に植え替え。世界初のお披露目となる品種も17種類あります。中でも注目したいのが、同園のある石岡市八郷地区にちなんで名づけられた「ユイット・カンパーニュ」。ユイットはフランス語で”八”のこと、カンパーニュは“郷”という意味なのだそう。落ち着いた赤味の強いピンク色とコロンとしたフォルムがキュートなバラです。訪れた際には、ぜひ忘れずに鑑賞してみてください。
見るだけじゃない! 体験型アクティビティで花をもっと身近に
ただバラを鑑賞するだけでなく「100の体感」と題した、季節を問わず楽しめるアクティビティもご用意。記念品にもなるボタニカルポストカード作りや季節の花や植物を使った蒸留体験、ガーデナー直々に案内してくれるローズガーデンツアーなど、ワクワクするようなイベントばかりです。
さらに、「花やさと山」の愛称にリニューアルした園に隣接する「石岡市ふれあいの森」には、展望デッキ付きのロッジとグランピングサイトが登場。こちらに宿泊しながら、バラを満喫するのもいいかも。地元の人気パン屋とコラボしたカフェメニューや、筑波石を使ったエントランスなど、地元の魅力を伝える工夫にも注目です。
◆いばらきフラワーパーク
住所:茨城県石岡市下青柳200