インスタ映えを狙ったメニューはたくさんありますが、その逆をいって最近じわじわと増えてきているのが“インスタ萎え”ブーム。グルメの世界でも“インスタ映えはしないけど食欲をそそる“「地味飯」が広がってきているようです。今回は見た目は地味、でも味は確かで栄養豊富な鍋、「滋味鍋」をご紹介します!
こだわりの馬肉をすき焼き鍋で味わう「仕事馬特製桜鍋」
馬の美味しさを知り尽くしている水道橋の馬肉専門店「炭 肉 酒 shigotouma」の料理長が考案するのは、蒙古草原馬を味わうすき焼き鍋です。モンゴルの草原で自然のハーブを食べて育った蒙古馬は、一般的な馬肉よりも味が濃くて脂が甘いのが特徴的。そんなこだわりの馬肉と、自家製の濃厚な割り下に旬の野菜、にんにくの香ばしさと最後に絡める卵が絶妙なハーモニーを生み出す絶品鍋です。低カロリー高たんぱく、鉄分豊富な馬肉の鍋はまさに滋養に富んだ鍋です!
◆炭 肉 酒 shigotouma
住所:東京都千代田区神田三崎町2-17-5 稲葉ビル 1F
電話番号:050-5869-0648
営業時間:月~金曜日 11:30~14:00/17:30~23:30(LO22:30)
土曜日 17:30~23:30(LO22:30)
日曜・祝日 17:00〜23:00(LO22:00)
定休日:なし
鰻と梅のタブーな組み合わせ「鰻鶏(うっとり)つみれの地味鍋」
八丁堀のうなぎ専門店「うな串 焼き鳥 う福 八丁堀」では、鰻と鶏、梅肉で作ったつみれがメインの鰻鶏鍋「鰻鶏(うっとり)つみれの地味鍋」が登場。鰻と梅の組み合わせはついつい食べ過ぎてしまうほどの美味しさで、昔からタブーとされてきました。地味に見えてとても豪華な鍋なのです。生つくね、揚げつくね、炭火で焼いた焼きつくねのそれぞれの風味の違いや、昆布とカツオ、そして鰻から出た出汁の丁寧なうま味を味わってみてください。
◆うな串 焼き鳥 う福 八丁堀
住所:東京都中央区八丁堀4-13-7
電話番号:050-5595-6238
営業時間:ランチ(月~金)11:30~14:30
ディナー(月~土)17:30~23:30
定休日:日曜・祝日
薬膳のうま味が寒い冬にぴったり「しびれ鶏肉骨茶」
神田にある「炊き餃子と鶏すき大衆酒場 仕事鶏A(エース)」では、今話題となっているスパイスたっぷりの薬膳スープ「肉骨茶(バクテー)」の“しびれ”を存分に味わえる鍋です。鶏の手羽先ともも肉をシナモンや八角、オイスターソースなどのスープで1時間煮込み、黒コショウを加えています。柔らかい鶏肉にスパイスたっぷりのスープは、寒い冬に体を温めてくれる滋養豊富な鍋です。
◆炊き餃子と鶏すき大衆酒場 仕事鶏A
住所:東京都千代田区神田三崎町2-17-4
電話番号:03-6261-5654
営業時間:月~金曜日 ランチ 11:30~14:30
ディナー17:00~23:30
土曜日 ディナー17:00~23:30
日曜・祝日 12:00~21:00
定休日:なし
女性に嬉しい効能がたっぷり「東洋美人鍋」
品川駅近くにある魚介が美味しいおしゃれなビストロ「魚介ビストロ sasaya BYO 品川魚貝センター」では、トムヤムクンの鶏版「トムヤムガイ」をアレンジして作られた「東洋美人鍋」が登場。レモングラスやトウガラシ、生ショウガ、長ネギ、骨付きの鶏もも肉で出汁をとったスープにライムを絞りパクチーをのせた、“酸っぱ辛い”クセになる味に仕上がっています。コラーゲンたっぷり、そして生ショウガで体も温まる、地味な見た目ながらも美人になれる要素満載の滋味鍋です。
◆魚介ビストロ sasaya BYO 品川魚貝センター
住所:東京都港区高輪3-26-33 パル品川ビル219号
電話番号:03-3441-1110
営業時間:16:30~23:30(LO22:30)
定休日:日曜日
今年のトレンドは、インスタ映えでなくてあえて“映えない“、地味だけれども美味しい鍋! ということで、さまざまな「滋味鍋」を紹介しましたが、旅×グルメの情報誌「タベサキ」でも、キレイ&元気になれる鍋について特集しています。本格的な冬が近づくこの季節、温かい鍋が恋しくなりますね。俳優・吉沢悠さんのインタビューにも注目です! ぜひ、参考にしてみてください。
タベサキ