5月下旬に記録的な猛暑を記録した日本列島。今夏はどれだけ暑くなるのか戦々恐々ですね……。そこで、焼肉をモリモリ食べてスタミナ満タンで、猛暑に備えておいてはいかが? 四国・高知県には旅色プラスおすすめの優良店、「焼肉 大門」があります。「おいしい・安い」がモットーで、事前に予約すれば高知産ブランド牛「土佐あかうし」も食べられるとあって、観光客からの支持も厚いです。その人気の秘密をクローズアップ!
Text:小林智明
空港から好アクセス。高知で愛され続ける焼肉店
今から約30年前、昭和62年に創業した「焼肉 大門」。龍馬空港から車で15分ほどの場所にあり、県内外問わず幅広い客層でにぎわう焼肉店です。A4ランク以上の黒毛和牛が味わえ、なかでも特上ハラミは、入手が難しい黒毛和牛のハラミを数量限定で提供しています。
そのほか、一品料理も充実しており、生産者から直接仕入れる高知県産の馬刺し(写真)や桜たたき(馬肉のたたき)も好評です。さらに平日限定の2時間飲み放題付きコースもありますから、これからの時季はキンキンに冷えたビールとアツアツの焼肉の競演を楽しみたいですね。
ヘルシーかつ旨味抜群の「土佐あかうし」は必食
「大門」で絶対に試してほしいのが、高知県産「土佐あかうし」です。事前に予約をすれば、3,000円から楽しむことができます。その肉質を見ると、適度な量のサシと赤身のバランスが絶妙。旨味を蓄えた赤身は、特に甘味を感じるアミノ酸の総量が黒毛和種の2倍以上なのだそう。熟成により4倍にまで増加することがわかっています。しかも、黒毛和牛に比べると赤身が多くてヘルシー。あと味がさっぱりとしていて、いくらでも食べられそう。
最近では観光や接待で県外の焼肉ファンから喜ばれ、全国的にも人気が高まっています。高知でしか生産されていない貴重な牛肉ですから、事前予約をお忘れなく!
“メイド・イン・土佐”へのこだわり
人気のもう一つの理由は、地産地消にこだわって素材を選び抜いているところ。お米は、高知県香美市(かみし)産のコシヒカリを契約農家より直接仕入れています。きれいな水と空気で育ったお米は、甘くておいしいと評判です。ユッケなどに使うタマゴは、エサ、水、環境にこだわり、鮮度と味を追求する田所養鶏場から直送。鶏肉も同様に優れた環境で飼育された、高知県産の四万十鶏を扱っています。
さらに、薬味も吟味。香美市の契約農家より届く青ネギは、甘味があっておいしいので、ネギユッケ丼(写真)で試してみたいですね。また、ポン酢で有名な馬路村や香美市産のユズも使用。塩タンを清涼感あふれる新鮮な香りのユズで提供するのが、「大門」流です。