台湾で大活躍の日本人タレント・大谷主水(夢多)さんが語る故郷・宮崎の魅力【連載1回目】
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台湾で大活躍の日本人タレント・大谷主水(夢多)さんが語る故郷・宮崎の魅力【連載1回目】

2018-12-27
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スポーツ留学で渡った台湾で、芸能活動をはじめた大谷主水(夢多)さん。いまや「芸能人好感度ランキング」の上位に入る活躍ぶりです。そんな主水さんに日本の魅力を伺う連載第1回目は、故郷・宮崎の魅力を熱く語っていただきます。

撮影/恩田拓治
取材・文/石上直美(verb)

テレビの取材を通じて宮崎の新たな魅力を発掘

―――ご出身地である宮崎県で「みやざき大使」をされていますね。

2017年に任命いただきました。5、6年前、宮崎と台湾の魅力を語るラジオ番組を担当したことをきっかけに、台湾と日本を行き来するようになりました。その後、2015年に台湾のテレビ局からオファーがあって『夢多(もんど)の宮崎&台湾 行きタイワン!』を制作。1年間やらせてもらいました。アポイントから、ときには撮影まで自分でやって、魂を込めて作った番組です。おかげで宮崎の魅力を再確認できたと思います。

―――番組拝見しました。日本人でも関心するくらいお詳しいですよね。

ありがとうございます! 宮崎と台湾の見どころを数カ所ずつ紹介する番組です。宮崎編では、故郷だからこそ、あえて自分では訪れたことのない場所にも行きました。たとえば「サンメッセ日南」のモアイ像。実は世界で唯一イースター島から公認されたモアイ像なんですけど、新たな発見があっておもしろかったですね。

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超ローカルの宮崎グルメを攻めてほしい

―――冬の宮崎を楽しむなら、どこがおすすめでしょうか。

「フローランテ宮崎」です。冬でも花が咲いているフラワーガーデンで、夜にはイルミネーションが楽しめます。冬季にあれだけの花が観られるのは、宮崎ならではじゃないかな。それから、個人的にスノーボードにハマっているので、「五ヶ瀬ハイランドスキー場」も推したい!

―――宮崎でスキー・スノーボードが滑れるのは、意外です。

でしょう? 日本最南端のスキー場です。雪質は、北海道や東北には負けるけど、宮崎の穴場スポットだと思います。

―――観光した後は、おいしいものを食べたい! ということで、おすすめの宮崎グルメを教えてください。

断然、宮崎地鶏の「もも焼き」! 生粋の宮崎グルメです。どの店で食べてもおいしいけど、台湾の人はちょっと躊躇するかもしれません。見た目の黒さと、生っぽい肉をあまり好まないので。しかし……あえておすすめしたい! 「もも焼き」は鶏肉の鮮度が命だから、現地でしか食べられません。台湾の人にも日本の観光客の方にもぜひ挑戦してほしいですね。

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―――宮崎発祥のグルメは、いろいろありますね。

子どものころから食べていた「チキン南蛮」や「レタス巻き」もハズレのない名物です。宮崎特産の日向夏を使ったドレッシングとか、加工品をお土産にするとすごく喜ばれますね。ミカンとレモンの間のような、甘酸っぱい味が特に女性に人気です。

西都原(さいとばる)の桜と菜の花は宮崎の誇り

―――宮崎は広大な自然も魅力ですが、景観が楽しめるスポットを教えてください。

季節が合えば、西都原の桜と菜の花は観てほしいなぁ。2,000本の桜と30万本の菜の花が、一斉に咲くんです。以前、メインMCをしている台湾の番組「食尚玩家(スーサンワンジャー)」でも紹介しました。ただ、桜の開花だけは本当に運次第。収録直前まで雨が降っていて心配だったんですが、奇跡的に止んで視聴者に届けることができたんです。瞬間的に雲がとぎれて、桜と菜の花が陽射しに照らされた時は、自分の故郷も、この仕事を続けてきたことも誇らしく思えて、思わず収録中に泣いてしまいました。
―――感動的なお話です。ちなみに、プライベートで特別な思い出のある場所はありますか?

青島神社かな。高校生の時、当時の彼女と神社まで続く桟橋を渡りました。あのころは恥ずかしくて、手もつなげなかった(笑)。それが、ふと「この橋は、神社までつながっているんだね」と、彼女が言うから……その言葉がきっかけで、初めて彼女と手をつなげました、っていう思い出の場所です。この話、初めてしたかも(笑)」

“てげてげ”な宮崎を、ゆるく旅してほしい

―――宮崎の魅力をひと言でお願いします!

宮崎弁だと「てげてげ」、中国語だと「差不多(チャブドウ)」ですかね。標準語だと「適当」です。宮崎県民の口癖は「てげてげで、いいがな」(笑)。台湾人の口癖も、実は「差不多就好了(適当でいいよ)」。いい意味で、どちらもおおらかなんです。

―――宮崎と台湾は似ている?

そっくり! 僕が初めて台湾に渡った時「あれ? ここ、宮崎?」と錯覚したほど(笑)。人に親切にすることを当たり前だと思っている、人のよさも似ています。だから、僕は宮崎と台湾を区別せずに、並列で語ることが多い。そのぐらい、宮崎は台湾の人と相性がいいと思うので、ぜひ「てげてげ」とゆるく旅してほしいですね。

おわりに

出身地ならではのいいところも、日本を離れているからこそわかる魅力もあるという夢多さん。お話から郷土愛がひしひしと伝わってきました。宮崎を訪れた際は、夢多さんおすすめの観光スポットやご当地グルメを参考に、旅を楽しんでくださいね。

次回は日本のお酒について伺います。
◆大谷主水(夢多・mondo)
宮崎県宮崎市出身。元テコンドー日本代表。2006年に引退後、台湾で芸能界デビュー。現在まで、映画、ドラマ、バラエティ番組、CMに多数出演している。2017年には、台湾の超人気長寿番組「食尚玩家」のメインMCに外国人では初めて抜擢。台湾のみならず、アジア各国でその活躍が注目されている。

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