新型コロナウイルスの影響が長引くなかではありますが、4月下旬、長野県に「かたくらシルクホテル」がグランドオープンするという嬉しいお知らせが。諏訪湖の絶景を眺めながら、ゆったりとした滞在を楽しみませんか? すでに予約が開始していますので、コロナ疲れの解消のためにも今から計画を立ててみては。
全10室の瀟洒なホテルで特別感のある滞在を
4月22日(木)にグランドオープンする「かたくらシルクホテル」。もとは「かたくら諏訪湖ホテル」として営業していましたが、今回全面的にリニューアルして生まれ変わります。養蚕や製絹業で得た財を地元発展のために還元してきた片倉興産。「かたくらシルクホテル」の経営も、地域貢献活動のひとつ。原点であるシルクをコンセプトにしたこのホテルでは、上質なおもてなしで宿泊者を迎えてくれます。
地元産にとことんこだわった、おもてなしの数々
このホテルは、地元の福利厚生のために建てられた温泉施設・片倉館が持つ昭和初期の洋風建築を基にした建築デザインが随所に施されていて、とても優美な雰囲気。ロビーに足を踏み入れると、その上品な佇まいに滞在への期待が高まりますよ。
今まで地元への貢献を行ってきたホテルらしく、館内の備品やアメニティー、食材に至るまで地元のものを多く採用しています。例えば、部屋着は松本市にあるベスト・カラーのコットン100%で作られたオリジナル品。客室に用意されているお茶は、蚕の主食である桑を使った桑甘露。食事には信州プレミアム牛や八ヶ岳山麓にある農場の乳製品や有精卵などが使用されています。どれも地場や自分たちのルーツと関りの深いものから厳選。おもてなしのために、とことんこだわっている姿が伝わってきます。
それぞれデザインの違う客室が素敵。温泉が楽しめるのもポイント
客室は階によってタイプが分かれていて、2階が「クラシカル」、3階が「モダンスタイル」となっています。一部屋ごとに内装が違い、どの部屋に泊まるか迷ってしまいそう。202号室の「SHUSU」(写真)は、グレーを基調にした落ち着いた部屋。控えめなデザインのシャンデリアが上品な印象を与えます。
寝具は、寝具メーカー・丸八真綿と呼吸器内科の医師が共同開発したマットレスと枕を採用。掛け布団は、軽くて寝返りのうちやすい羽毛布団が用意され、ぐっすりと眠れそうです。また、このホテルでは温泉も楽しみのひとつ。諏訪湖の湖底から湧き出す七ツ釜温泉を引いていて、薄い琥珀色のお湯に浸かれば疲れも癒されます。客室のお風呂で、誰にも邪魔されることなく源泉掛け流しのお湯を堪能しましょう。
◆かたくらシルクホテル
住所:長野県諏訪市湖岸通り4-1-43
電話番号:0266-52-2151
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00