今から旅先候補に!【第1弾】草間彌生や奈良美智……、インスタジェニックな屋外アートと周辺の注目宿案内(全国)その0

今から旅先候補に!【第1弾】草間彌生や奈良美智……、インスタジェニックな屋外アートと周辺の注目宿案内(全国)

2020-04-17
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草間彌生《シャングリラの華》

なかなか旅に出られない時期が続き、モヤモヤしている方も多いのでは? そんな時は、今から旅が思い切りできる時に備えて、旅先をもう決めておきましょう。テーマに合った編集部の気になる旅先と、近くに建つおすすめの宿泊先を一挙に紹介します。第1弾は、外に出るのが気持ちいい気候の時にぴったりな、屋外アート編です。

注目屋外アート①広大な公園全体がひとつの彫刻作品「モエレ沼公園」(北海道)

注目屋外アート①広大な公園全体がひとつの彫刻作品「モエレ沼公園」(北海道)
世界的な彫刻家であり、庭園などの設計でも高く評価されているイサム・ノグチによってデザインされたアートパーク。公園の象徴「ガラスのピラミッド」や札幌市内を一望できる標高62mの「モエレ山」のほか、120基以上の遊具がある「サクラの森」、古代遺跡のような「プレイマウンテン」など、公園全体をひとつの彫刻と見なすノグチのダイナミックな構想を17年もの歳月をかけて実現しています。


◆モエレ沼公園
住所:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
アクセス:電車:札幌市営地下鉄東豊線環状通東駅から中央バス「モエレ沼公園東口」下車 車:札樽自動車道伏古ICから約15分
電話:011-790-1231

泊まるならココ。「UNWIND HOTEL&BAR」

泊まるならココ。「UNWIND HOTEL&BAR」
札幌市営地下鉄・中島公園駅から徒歩約4分、“ロッジやコテージの非日常感と、自分らしく過ごせる自宅感をホテルで”をコンセプトにしたライフスタイルホテル。また、最上階の「BAR IGNIS(バー イグニス)」では、17時~19時(最終オーダー18時30分)の間、宿泊客に無料でワインサービスが。女子旅や大切な人と過ごす札幌で、“ロッジライフ”を味わい尽くそう。


注目屋外アート②霧島の雄大な自然とアートのコラボ「鹿児島県霧島アートの森」(鹿児島)

注目屋外アート②霧島の雄大な自然とアートのコラボ「鹿児島県霧島アートの森」(鹿児島)
チェ・ジョンファ《あなたこそアート》

霧島連山の西、栗野岳の標高約700mの高原に位置する野外美術館。約2kmの園路を散策しながら、日本を代表する芸術家の草間彌生をはじめ、国内外の著名な造形作家たちによるユニークで個性あふれる大小さまざまな23の作品を鑑賞できます。作品は手でふれたり、座ったりしてもOK。フレームに収まりきらないような自然とアートのコラボを、あなたの感性でパチリと撮ってみて。


◆鹿児島県霧島アートの森
※4月25日から開催予定だった黒蕨壮彫刻展「刻まれたリアリティ」に関連するイベントは中止
住所:鹿児島県姶良郡湧水町木場6340-220
アクセス:電車:JR肥薩線栗野駅から湧水町営ふるさとバス「霧島アートの森」下車 車:九州自動車道栗野ICから約20分
電話:0995-74-5945

泊まるならココ。「天空の森」

泊まるならココ。「天空の森」
霧島の大自然の中に5棟のヴィラが点在する究極のプライベートリゾート。宿泊ヴィラ3棟、日帰りヴィラ2棟で構成され、大空と雄大な霧島連山を眺めつつ露天風呂を楽しめます。ピクニックや川遊び、ヘリコプターでの空中散歩など種類豊富なアクティビティも魅力。鹿児島空港から車で15分という好立地にあり、ゆっくりと贅沢な時間を自然の中で過ごしたい方におすすめの宿です。


注目屋外アート③里山文化とアートを体感『まつだい「農舞台」』(新潟)

イリヤ&エミリア・カバコフ「棚田」Photo by Osamu Nakamura

新潟県内陸部、越後妻有地域にあたる十日町市・津南町は日本有数の豪雪地で、かつ豊かな里山農耕文化が残る地域です。この広大な地域に約200点ものアートが点在する「大地の芸術祭の里」の中核施設のひとつが、まつだい「農舞台」で、「都市と農村の交換」というテーマのもと、2003年に開館。宙に浮くようにデザインされたアート作品の「農舞台」建物はもちろん、周辺の里山やフィールドにいたる、一帯すべてがひとつの美術館になっています。


◆まつだい「農舞台」
住所:新潟県十日町市松代3743-1
アクセス:電車:北越急行ほくほく線まつだい駅に隣接 車:関越自動車道六日町ICから約45分
電話:025-595-6180

泊まるならココ。「ryugon」

アートで歩き回った後は、車で50分ほど南下し六日町温泉へ。なかでもおすすめなのが、老舗宿の「ryugon」。将棋の竜王戦も行われる格式高い宿「温泉御宿 龍言」が、2019年にリニューアルオープンしました。地元六日町の豪農の館や武家屋敷を移築してリノベーションした屋内はスタイリッシュ。地の恵みを盛り込んだ、地元の伝統料理をベースにした食事も必見です。里山の自然の静けさに浸りましょう。


注目屋外アート④アートと融合? 新しい産業遺産のカタチ「十和田市現代美術館」(青森)

奈良美智≪夜露死苦ガール2012≫撮影:小山田邦哉

草間彌生や奈良美智、ロン・ミュエクらといった世界で活躍する33組のアーティストの作品38点を常設展示。この美術館最大の特徴は、展示室を「アート作品のための家」としてひとつひとつを独立させ、それらをガラスの通路でつないでいる点です。ガラスの通路が結ぶ展示室のアートはもちろん、通路から見えるバラエティに富んだアート作品の数々は、屋内と屋外を同時に体験できる、ちょっと不思議な感覚が味わえます。


◆十和田市現代美術館
住所:青森県十和田市西二番町10-9
アクセス:電車:東北新幹線八戸駅(東口)から十和田観光電鉄バス「官庁街通」下車 車:八戸自動車道経由で百石道路下田百石ICから約35分
電話:0176-20-1127

泊まるならココ。「HOTEL Jogakura」

美術館を後にしたら、車で1時間ほどの八甲田の温泉へ。八甲田山系のブナ原生林に佇むリゾートホテル「HOTEL Jogakura」なら、八甲田や十和田湖、奥入瀬渓流など多彩なリゾートステイを楽しめます。夕食は、地元の旬を活かした会席料理。上質な温泉、居心地のよい北欧風の客室と快適な旅に欠かせない要素が揃っています。アクティブに、またのんびりと、大自然の中のリゾートホテルでとびきりの休日を過ごしませんか。

おわりに

注目の屋外アートとおすすめ宿、いかがでしたか? 紹介した屋外アート、より詳しく知りたい! という人は月刊旅色でまとめた特集があるので、そちらもぜひチェックしてみてください。春の時期の良さも楽しみつつ、秋の旅先としてもイメージが膨らむはず。

屋外アート特集がある「月刊旅色」のバックナンバーを読む

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