「さかなの町」で有名な静岡・焼津の知る人ぞ知るもう一つの自慢を教えます！

焼津は、海に囲まれた風光明媚な「さかなの町」。江戸時代よりカツオを中心とする漁業の町として知られ、明治以降は遠洋漁業が活発になり、日本有数のマグロ漁港へ発展しました。「赤いダイヤ」と呼ばれる名物・焼津ミナミマグロは、感動必至のおいしさですよ。

ただ、焼津にはもう一つの魅力があるのです。それは天然温泉「やいづ黒潮温泉」。「えっ、焼津に天然温泉？」と、驚く人もいるかもしれませんが、良質の温泉が湧き出し、温泉好きのリピーターも多く訪れるそう。焼津が授かった大自然の2つの恵み、海の幸と天然温泉を一緒に堪能しない手はありません。

▲JR焼津駅前足湯

やいづ黒潮温泉は、焼津市駅北に位置する地下約1,500ｍの源泉井戸、約1900万年前の「女神層」と呼ばれる地層から湧出する天然温泉です。泉質は、塩分濃度の高いナトリウム・カルシウム-塩化物泉になります。

肌にやさしい弱アルカリ性のお湯は、保湿効果が高く、湯冷めしにくいと評判です。疲労回復や神経痛、冷え性のほか、健康と美容にも効果があるといわれています。日頃の仕事の疲れを癒したい女性には、ぴったりですね！

▲ホテルアンビア松風閣

穏やかな大海原に面した町、焼津。海や富士山を露天風呂から眺められるホテルや、高級感漂う和情緒たっぷりの小宿など、やいづ黒潮温泉を楽しめる3つの温泉宿を紹介します。

「ホテルアンビア松風閣」は、「富士と駿河湾を一望」がウリのリゾートホテル。駿河湾を正面に見る断崖に建ち、シーサイドビューを満喫できます。天然温泉露天風呂（写真）から望む景色は見渡す限り青い空と海。そして、霊峰富士の大パノラマが広がります。

駿河湾の懐に抱かれ、奇勝・大崩海岸の高台にそびえる今年で開業50周年を迎えたシーサイドリゾート「焼津グランドホテル」。こちらの洗練かつ充実した温浴施設では、駿河湾を望む「海のお風呂」と木々の緑に囲まれた「森のお風呂」の2種類のお風呂をご堪能いただけます。

江戸・嘉永4年創業の隠れ宿「湊のやど　汀家（みぎわや）」は、10年前にリニューアル。8室ある客室（記事トップの写真）はすべて露天風呂付きです。他人の目を気にすることなく、潮騒と潮の香りを楽しみながらの贅沢な入浴ができますよ。


◆ホテルアンビア松風閣
住所：焼津市浜当目海岸通り星が丘
電話：054-628-3131
アクセス：電車：JR東海道本線焼津駅から車で約8分※送迎バス有り 車：東名高速焼津ICから約10分

◆焼津グランドホテル
住所：焼津市浜当目1489
電話：054-627-1121
アクセス：電車：JR東海道本線 焼津駅から車で約5分※送迎バス有り 車：東名自動車道 焼津ICから約10分

◆湊のやど　汀家（みぎわや）
住所：焼津市本町1-14-2
電話：054-628-3155
アクセス：電車：JR東海道本線 焼津駅から車で約3分

▲焼津グランドホテル（森のお風呂）

やいづ黒潮温泉は、前記3つの温泉宿も含めて、市内8つの施設で利用できます。駿河湾の夜景が格別な「かんぽの宿 焼津」のほか、「なかむら館」「サンライフ焼津」といった地元民に愛される日帰り温泉もあります。

さらに24時間入浴可能な「やいづマリンパレス」、焼津駅南口から 徒歩2分ほどの好立地で営む「エキチカ温泉 くろしお」と、利便性抜群の温泉施設も。焼津で海の幸を味わう前に、名湯やいづ黒潮温泉に気軽に立ち寄ってみてはいかが？

◆かんぽの宿 焼津
住所：焼津市浜当目1375-2
電話：054-627-0661
アクセス：JR東海道本線 焼津駅から車で約10分※送迎バス有り

◆なかむら館
住所：焼津市駅北1-14-7
電話：054-628-4397

◆サンライフ焼津（焼津市勤労会館）
住所：焼津市中港3-3-12
電話：054-627-3377
アクセス：JR東海道本線 焼津駅から徒歩約15分

◆やいづマリンパレス
住所：焼津市本町1-6-3
電話：054-629-1011

◆エキチカ温泉 くろしお
住所：焼津市栄町1-13-1
電話：054-627-7200


電子雑誌「旅色」では、「～やわらかな潮騒に心ほどける～焼津、スロウな旅へ。」と題して焼津を特集。女優の美村里江さんが1泊2日のリフレッシュ旅で、さまざまな焼津の魅力に触れています。ぜひそちらもご覧ください！


◆焼津市観光交流課
住所：静岡県焼津市本町2-16-32（焼津市役所）
電話番号：054-626-2155

◆（一社）焼津市観光協会
住所：静岡県焼津市栄町1-2-14
電話番号：054-626-6266