古都・鎌倉は言わずと知れたパンの激戦区。お店ごとの商品ラインナップやこだわりにオリジナリティが溢れていて、自分のお気に入りを見つけたくなります。そこで今回は個性豊かなベーカリーを厳選してご紹介!
文/Five Star Corporation
ベジタリアンも安心な、毎日の食卓を彩るシンプルなパン
2000年に葉山でオープンし、2015年に鎌倉の地へやってきた「カノムパン」。ビーガンやベジタリアンの方にも楽しんでもらえるよう、動物由来の原料は使っていません(一部を除く)。店内に並ぶのは、地元農家の石臼挽き小麦を使った素朴で温かみのあるパン。お気に入りのバターやジャムなどを付けて、毎日の食事に楽しんでもらいたいという店主の想いが溢れています。ココナッツ生地にバナナやシナモン、植物由来の甘味料アカベシロップで作った餡などが入った「バナナパン」は、お店自慢のオリジナル商品。何度も改良を重ね、現在販売しているのはバージョン5にもなるんだそう。店内にカフェがあるので、パンを食べながらゆるりとした時間を過ごしてみては?
◆カノムパン
住所:神奈川県鎌倉市扇ヶ谷3-3-24
電話番号:0467-67-1339
営業時間:12:00~18:30
定休日:水曜・木曜
耳までおいしい食パン専門店
パン好きなら、シンプルな食パンにもこだわりたいもの。食パン専門店「Bread Code」は、“世界に誇れる日本のパン”を目指して2015年にオープン。原材料は全て国産にこだわり、型にバターを塗っているので耳までおいしいと評判です。なかでもイチオシは、1日数量限定の「星の井食パン」。水をたっぷり加えた生地を弱火で長時間焼成する独自製法により、無添加にも関わらずもっちりとした食感プラスとろけるような口どけ。その唯一無二の食感に、多くの鎌倉マダムがリピートしています。鎌倉散策のお供には、食べ歩きにピッタリな「プレミアムブレッド」のミニサイズもおすすめ。さまざまな食パンが並ぶのは、さすが専門店です。
◆Bread Code
住所:神奈川県鎌倉市坂ノ下22-23
電話番号:0467-53-7307
営業時間:10:00~17:00 ※売れ切れ次第終了
定休日:不定休 ※HPを要確認
隠れ家ベーカリーでとっておきのサンドイッチを
鎌倉の路地裏に、レストランや古書店などが集まるオシャレな商業施設「大町walk」があります。その一角に店を構える「mbs46.7」は、自家製天然酵母や手捏ね生地にこだわるベーカリー。パンをゆっくり味わって楽しんでもらいたいという想いから、商品のラインナップは食べ応えのあるハード系の食事パンが中心です。1年を通してファンが多い「バイン★ミー」は、定番商品の「ナチュラルバケット」をより気軽に楽しめるよう開発された人気商品。ライ麦酵母などを使用した香り高いバケットに、甘辛く味付けした焼豚やレバーペースト、大根と人参のなます、パクチーを挟んだヤミツキになる味です。
◆mbs46.7
住所:神奈川県鎌倉市大町1-1-13
電話番号:0467-81-5541
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜、火曜(不定休)※祝日の場合は営業
乙女心がときめくスコーン店
アリエル、レイチェル、アン……。可愛い女の子の名前が付けられ、キュートにデコレーションされたスコーンが並ぶ専門店「ダイアモンドケークス」。映画「マリーアントワネット」や「バージン・スーサイズ」にインスパイアされたという店内は、ピンク色を基調としたガーリーな雰囲気でおとぎ話に迷い込んだようです。スコーンは店舗2階の工房で毎日手作りしており、材料に北海道産小麦粉を使用し、ベーキングパウダーもアルミフリーを選ぶなど健康面にもしっかりと配慮。看板商品の「マリーアントワネット」はバラジャムやドライストロベリーでアイシングされたケーキのようなルックスで、自分へのご褒美や大切な人への贈り物にピッタリです。
◆ダイアモンドケークス
住所:神奈川県鎌倉市御成町8-41
電話番号:0467-73-7688
営業時間:11:30~17:00
定休日:水曜・木曜(どちらも祝日の場合は営業)