アーチェリーは、和名では“洋弓”と呼びます。
競技で使用する弓矢は、人類の歴史のなかで最も古い道具のひとつと言われているんです。
日本に入ってきたのは1950年代頃。まだまだ歴史は浅いですが、その魅力は少しずつ広まってきているようですよ。
今回は、初心者さんにもおすすめできる、アーチェリーの魅力や上達のコツをご紹介します。
初心者さんも始めやすい!アーチェリーの魅力▶︎大人になってから始められる
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アーチェリーは、大学に入ってから初めて取り組む方も多く、成人してから始める趣味として人気のようです。
自然の空気を感じながら矢を放ち、的を射るというシンプルな動作。
その中で味わうことのできる爽快さに、一度体験するとハマってしまうスポーツなんです。
ストレス社会とも言われる現代において、“集中力が養える”、“精神統一ができる”といった魅力が注目を浴びています。
競技スタイルが多彩で、誰でも始められるスポーツ。
10代から6、70代まで、幅広い世代に親しまれれている点も、アーチェリーの魅力です。
初心者さんも始めやすい!アーチェリーの魅力▶︎自然に溶け込むスポーツ
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アーチェリー初心者さんに知っておいてほしいルールや知識をご紹介します。
アーチェリーの簡単なルールは、弓と矢を用いて数十メートル先の的の得点を競います。
的の中心へ行くほど点数が高く、外側へ行くほど低くなります。
ほとんどの大会では競技者全員が同時に矢を射って、その点数が高い人が優勝するというもの。
わかりやすいですよね♪なかには、トーナメント式の大会もありますよ。
競技内容はいくつかのスタイルがあります。
もっとも基本的な「ターゲット」のほか、自然の中に設置した12箇所もしくは24箇所のポストをひとつずつ行射(ぎょうしゃ)していき、その合計点を競う「フィールド」、的までの距離が短く、小さな的を使用する室内競技「インドア」など、主に3つがあります。
山林へ入って、ときには川を越えたところにあるポストを狙ったり、自然の空気を感じたりしながら挑む「フィールド」は、他のスポーツにはない特徴で、おすすめですよ♡
初心者さんも始めやすい!アーチェリーの魅力▶︎必要最低限の道具があればOK
アーチェリーでは、弓と矢のほかにも、必要な道具がいくつかあります。
上達の度合いに合わせて揃えていくと良いでしょう。
そのため、まずは最低限必要なものをご紹介します。
基本的な用具に、“ボウ”と呼ばれる弓と、“アロー”と呼ばれる矢があります。
弓を引いて実際に射ることができるようになるまでは、レンタルがおすすめですよ。
これならコスト面から見ても、気軽にチャレンジすることができますね。
初心者のうちから用意しておきたいものは、“グラブ”という指用のプロテクター。そして“アームガード”といった身体を保護をする用具です。
射った矢の速度は、装備や弓の強さなどで異なりますが、時速200〜230kmほど。
それは、厚さ5mmの鉄板を打ち抜くほどの衝撃なんです。注意が必要であることは言うまでもありません。
他の人に対するルールや注意点も確認しておきましょう。
まず、他人の道具には触れないこと!
そして、他人が矢を射っているときには、静かにすること。
また、射ろうとしている方の前には、絶対に立たないことが基本です。
初心者さんも始めやすい!アーチェリーの魅力▶︎やればやるほど面白い!
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アーチェリーは初めて習ったその日から、すぐに矢を射てるようになるわけではありません。
まずは弓だけを引く練習や、矢を放つ手前までの練習など、順を追って身につけていきましょう。
早く上達したいと思ううちに、ますますアーチェリーの魅力に惹かれていきそうですね。
そして、上達するコツやポイントは、自分の体に合った弓具を使うこと。最初は軽めのものを選ぶようにしましょう♡
また、正しいフォームで射ることが大切です。
鏡を見ながら自分の動作を細部までチェックすることを、頻繁に行うと良いですね。
男女年齢問わずおすすめするアーチェリーは、練習を重ねるごとに楽しくなっていくという、魅力たっぷりのスポーツなんです♪