【三重】名張へ行ったら立ち寄りたい江戸川乱歩ゆかりの川魚料理専門店その0

【三重】名張へ行ったら立ち寄りたい江戸川乱歩ゆかりの川魚料理専門店

提供:清風亭
三重県・名張駅から歩いて8分ほどにある「清風亭」は、大正時代の面影を残す風情ある食事処。鯉こくとウナギが名物の和食・川魚料理専門店です。和の情緒たっぷりの、旅の宿のような店内から名張川を眺めると、日本ならではの旅情も楽しめますよ。

江戸川乱歩も好んだという「清風亭」の鯉こく

江戸川乱歩も好んだという「清風亭」の鯉こく
「清風亭」は、大正3年の創業当時より、店を訪れる人たちとの一期一会を大切にしてきた老舗です。

店の看板メニューのひとつ、鯉こくは、池の中で1週間かけて泥抜きをした、臭みのない鯉を使用。「清風亭」特別注文による白味噌仕立ての味噌が染み込んだ、コクのあるまろやかな一品に仕上がっています。

あの江戸川乱歩も、この鯉こくのために足を運んだということなので、ぜひとも味わっておきたいですね!

関東風×関西風のウナギに秘伝のタレが絡む!

関東風×関西風のウナギに秘伝のタレが絡む!
「清風亭」のもうひとつの名物が、関東文化と関西文化の入り混じる伊賀地方ならではのウナギ。

関東風の背開きながら、蒸さずにこんがり焼き上げる関西風なのが特徴です。創業以来守り続けているという秘伝のタレも絶妙で、至福の味わいですよ。

「まちかど博物館」の認定店

「まちかど博物館」の認定店
ところで、三重県には「まちかど博物館」という、ちょっと変わった博物館があるのをご存じですか?伝統の技やコレクションなどを店や個人宅で一般に展示・公開する“新しい形の博物館”なんです。

「清風亭」もそのなかのひとつで、江戸川乱歩や松本清張らが書き残した色紙などが展示されています。店を訪れる際は、お見逃しなく!

大正当時の面影を残す座敷席

大正当時の面影を残す座敷席
初瀬街道沿いの、名張川を見下ろす「清風亭」は、大正3年の創業時から昭和にかけて旅館も営んでいたとのこと。店内には当時の面影をそのまま残す座敷席もあり、旅の宿のようなゆったりとした雰囲気のなかで寛げるので、ついつい長居したくなりそうですね。


◆清風亭
住所:三重県名張市鍛冶町91
電話:0595-63-0050
営業時間:昼11:00~14:00/夜16:30~19:00入店(日・祝日は~18:00)

おわりに

「清風亭」は、古き良き日本の雰囲気にたっぷり浸れる食事処となっています。人気スポットの赤目四十八滝からは車で15分ほどなので、名張観光のついでに立ち寄るのもおすすめですよ!

「清風亭」公式ホームページはこちら

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