【台湾情報】クリーンルームで作られるプレミアムヨーグルトが販路の拡大でぐっと身近に。

台湾初のプレミアムヨーグルトブランド「Snow Factory雪坊鮮果優格」。このほど、台湾で最も勢いのあるスーパー・全聯福利中心（PX MART）での取り扱いをスタート。これまで購入が難しかった離島にまで届けられるように。創始者でCEOの蘇立文氏は、より多くの人々の健康と食の安全のための決断だと語ります。全聯で販売されるのは488g入りのヨーグルト「雪坊5號」と「雪坊6號」。今回、２種類のヨーグルトを打ち出したのには興味深い理由が。腸内環境を整えることで知られるヨーグルトですが、代謝や消化の促進には、時々異なる善玉菌を取り入れることが効果的なのだそう。そこで、体質改善を助けるというLPG菌を含む「雪坊6號」と「雪坊5號」を交互に摂ってもらえるように、この２種類の販売を決めたのだそう。

また、「Snow Factory雪坊鮮果優格」のヨーグルト内にはLSABC５大有用菌が1mlあたり一億個以上。一般的には、1日に100億〜300億個のプロバイオティクスを摂ると良いとされているので、毎日100mlを摂ることで、腸内環境と免疫力アップが期待できるとのはアドバイスも。

「Snow Factory雪坊鮮果優格」の三大製品は、ヨーグルト、ヨーグルトアイス、フランス式フルーツジャム。量産にあたっての品質保持を重視してきた蘇CEOは、第二工場の設立にあたって製薬工場レベルのクリーンルームを設置。というのも、ヨーグルトの要である菌類は、室内の空気、温度、湿度、細菌の量による影響を受けやすく、クリーンであるほどに酸味の少ないまろやかな味に仕上がるから。これは知名度ある大手メーカーでも成し得ない設備であり、ブランドのこだわりだといいます。

すべての商品の安全と消費者の健康のため、クリーンルームの環境管理はとても厳格。濾過フィルターは三層になっているうえ、定期的に交換。空気中のほこりの量は標準値よりぐっと低く抑えられています。また、すべての作業員は入室前にクリーンウエアに着替え、エアシャワー室で両手を上げた状態で３回まわり、徹底的にホコリを取り除いてから作業に入ります。牛乳を運び入れてから発酵を経てヨーグルトに仕上げるまで、菌株の比率、温度、発酵時間、洗浄作業、品質管理……と全工程に細心の注意を払うことで、安心して口にできる製品が生み出されているのです。

また、最も重要な牛乳の供給源にもこだわり、独自の牧草地で乳牛を育てる「春喜牧場」とコラボレーション。水質や飼育環境の改善を進めたことで、脂肪分が高い生乳の生産に成功。乳腺炎などの発生率も低く、安全で美味しく、高品質な生乳を確保しています。

毎朝、取り入れたいヨーグルト、よりおいしくいただくには、フランス式の手作りフルーツジャムをプラスするのがオススメ。「Snow Factory雪坊鮮果優格」のジャムは、自然農法で育てられた台湾産、または世界各地から取り寄せた果物をふんだんに使い、果物含有量は最高で75%にもなるそう。糖度は40〜45度に抑えていて、糖分とカロリー控えめ。香料や色素や化学添加物はもちろん不使用、安心品質のジャムを提供しています。

フレーバーは、ブルーベリー、ミックスベリー、パッションフルーツ&アップル、グアバ、台湾マルベリー、ローズ&アップルなど20数種。今シーズンは、亜熱帯フルーツが新登場。金柑、金鑽パイナッブル、パッションフルーツ、アップル、レモンを煮詰めた、香り高く滋味深い意欲作です。

アイスクリームは好きだけど、カロリーや糖分が心配…という人に、ぜひ試してほしいのがヨーグルトアイス。一滴の水も加えない100%牛乳のヨーグルトがベースで、バターや卵黄なども加えることなく、手作りのフルーツジャムだけで味付け。フレーバーは多彩で、今シーズンは、黒ごま豆乳、ライムヨーグルトが新登場。プロバイオティクスも摂れる、とびきりヘルシーなアイスクリーム、季節限定フレーバーも要チェックです。

販路がぐっと広がり、いまや人々の馴染みのブランドとなった「Snow Factory雪坊鮮果優格」。ブランドのさらなる普及を目指し、このほど、ヨーグルトとフルーツジャムの自販機を投入。現時点での設置場所は、台北の南港軟體園区と慶城街の２か所。李元凱マネージャーは、これは業界初で唯一の取り組みだと語ります。スマホやICチップつきのクレジットカードで決済でき、購入はとてもスムーズ。将来的には、自慢の繊細な味わいをいつでも楽しんでもらえるよう、さらに設置台数を増やしていく予定です。