日本のソールフード“おむすび”。旅先でもバッグの中に入れておくと、移動中や少し小腹が空いた時などに重宝しますよね。時間に余裕のない観光スポット巡りでランチをサッと済ませたい時にもぴったり!
京都河原町エリアにある「のり結び 京都寺町店」のおむすびは、海苔の老舗が営むだけに、上質な海苔の香りを実感できるこだわりの逸品。贅沢な具材のメニューも揃うので、京都旅行の際にはぜひ「のり結び 京都寺町店」に立ち寄って、おむすびの魅力を再確認してみてはいかがでしょうか。
TEXT:小林優子
海苔の老舗が営むおむすび専門店
京都の四条から三条を結ぶ「寺町京極商店街」の一画に、海苔にこだわるおむすび専門店「のり結び 京都寺町店」があります。1927年創業の老舗「株式会社大森屋」が、“代々受け継がれてきた海苔の魅力を伝えたい”と1年前にオープン。おむすびを通して上質な海苔の美味しさを堪能できるお店です。
京都河原町エリアに古くから軒を連ねる「寺町京極商店街」には、京都らしい昔ながらの風情が漂い、地元の方も多く行き交うローカルな雰囲気を醸し出しています。
そんな商店街に構える「のり結び 京都寺町店」の1階には、オリジナリティあふれるおむすびが並び、紀州南高梅やこんぶといった定番から、魚介や肉を具材にした贅沢な変わりダネまで、見ているだけで楽しい気分にさせてくれるラインナップが揃います。落ち着いた和のテイストでまとめられた2階には座席があり、イートインも可能。「京風だし巻き」や「彩りひじき煮」、「出汁香る唐揚げ」など京風おばんざいも用意され、ランチにもおすすめです。
最上級の3種の海苔からセレクト
おむすびに使用されるのは、贈答用でしか味わえないような最上級の海苔。有明海産の焼き海苔、北海道産真昆布だしで旨味を加えた味付け海苔、それと瀬戸内海産の焼き海苔の3種が揃います。
「のり結び」の最大の特徴は、おむすびの購入時に、この厳選された3種類の中から海苔を選ぶことができる点です。海苔は別添えで提供されるため、袋を開けた瞬間、豊かな香りがたち、パリッとした食感も愉しめます。柔らかな有明海産の海苔は、凝縮された旨味が濃厚で、口どけもなめらか。一方、色ツヤのいい瀬戸内産の海苔は、ややしっかりした食感が印象的で、香りの良さが際立ちます。
家族や友人とシェアをして海苔の味わいの違いを感じて、好みの海苔を見つけてくださいね。
チーズカレーのおむすびも!多彩な具材がズラリ
おむすびだけで12種類のメニューが揃う、バラエティ豊かなラインナップも魅力です。季節の限定メニューも随時更新され、何度訪れても飽きることなくおむすび選びを愉しむことができます。メニューはすべて、一級惣菜管理士でごはんソムリエでもある「大森屋」の社員が考案した自信作。
塩むすびやおかか、ツナマヨネーズなどの定番具材のほか、ごちそう結びも豊富。博多明太子や紅鮭いくら、焼きサバ、鶏てりやき、チーズカレーと食欲をそそるおむすびがいっぱいです。
おむすびをそのまま味わうのはもちろん、お茶漬けにするのもおすすめ。イートインメニューには「ぶぶ漬けセット」があり、お茶漬け出汁やあられ、聖護院大根のお漬物やわさびが付いてきます。
どれにしようか迷ってしまいそうな「のり結び」のおむすびは、手作り感の味わい深さを実感できる一品です。
日本伝統のおむすびの魅力を実感
オープンから1年が経った「のり結び 京都寺町店」。最近では海外からの観光客も増え、ますますおむすびへの関心の高まりを感じさせます。日本の伝統的なおむすびの魅力を伝えるため、「のり結び」は素材にこだわり抜いた美味しいおむすびを京都で作り続けているのです。
外でも涼しく過ごしやすい秋を迎えたこの時季。店内での飲食はもちろん、テイクアウトをして鴨川の河川敷でランチをするのも京都ならではの愉しみ方ですね。おむすびのほかにボリューム満点のお弁当も用意されており、お腹いっぱい食べたい人にはこちらもおすすめ。
法人からのまとまった数量の注文も受け付けているので、詳しくは店舗までお問い合せを。京都を訪れたら「寺町京極商店街」内にある「のり結び 京都寺町店」の、上質な海苔に包まれた極上のおむすびをぜひ、堪能してください。
◆のり結び 京都寺町店(ノリムスビ キョウトテラマチテン)
住所:京都府京都市中京区寺町通六角下る桜之町430-4
電話:075-746-5468
営業時間:10:30~18:00
アクセス/電車:阪急電鉄京都本線河原町駅より徒歩約5分
◆のり結び 京都寺町店(ノリムスビ キョウトテラマチテン)