兵庫県の有馬温泉、和歌山県の白浜温泉、そして今回ご紹介する宿がある愛媛県の道後温泉は、「日本書紀」や「風土記」などにも登場する日本三古湯です。3,000年以上の歴史を持つ道後温泉に、好きな時に好きなだけ浸かれたら……こんなにも至福で心に沁みるひとときってないですよね。
今日紹介するのは、この夏開業予定の「道後温泉 八千代」です。オープン前からすでに地元で話題となっている宿なのですが、その理由のひとつに温泉露天風呂が全室に付いていることが挙げられます。「時間や周囲を気にすることなく、温泉を楽しんでほしい」というおもてなし精神は、お風呂だけにとどまらず食事やサービスにも表れています。
さて、一体どんな宿なのか。みなさんが知りたい情報をたっぷり詰め込んでお届けします。
どの客室を予約しても半露天風呂での温泉が楽しめる
家族、夫婦、恋人……大切な人と過ごす特別な日は、少しでも長く同じ時間を共有していたいもの。半露天風呂付きの客室であれば、いつでも「美人の湯」として知られる道後の名湯にどっぷりと浸かることができます。
また、ホッと安らげる和室は55平米から最大で111平米と、ゆったり広さを設けた空間に。身も心もリフレッシュできる、客室で過ごすひとときが120%優雅なものになるようベッドやテーブルといった調度品も徹底しているのが「さすが」のひと言につきます。
地元の幸がたっぷり!夕食も朝食も部屋食で
愛媛といえば美味しい食材がよりどりみどり。瀬戸内海で獲れる魚介も加え、素材そのものの味を巧みに生かした夕食&朝食には、料理長自らがセレクトした器が使われます。「季節の移ろいを目と舌で楽しめるように」という粋な計らいが「道後温泉 八千代」ならではです。
また、「旅館の風情を味わってほしい」という思いから夕食・朝食共に部屋食なのもポイント。準備は客室の食事処で行われ、寝室や和室といったくつろげるスペースにスタッフが入ることはないので、食べる直前までのんびりと過ごせるのもいいですよね。
観光がしたい、車を使いたい……そんな時はロビーへ
ロビーは、上品かつ落ち着いた、まさに大人のための空間。壁一面に窓を多用しているので非常に開放的です。
チェックイン&チェックアウトの時だけでなく、「車を使いたい」「周辺を観光したい」といった相談がある時もぜひロビーへ。コンシェルジュデスクには、地元をよく知るスタッフが常駐しているので気軽に相談してみて。道後で過ごす時間が、より思い出深いものになるはずです。
大浴場にあるジャグジーバスもおすすめ
独り占めすることはできなくても、大きな浴槽は非日常をしっかりと感じさせてくれます。大浴場には、内風呂が2つ。そのひとつは、ジャグジーバスになっているので、凝り固まった体を気泡が優しくほぐしてくれます。また、道後温泉の泉質はアルカリ性単純泉の湯質でしっとり柔らか。いつまでも浸かっていたくなる、心地のいいお湯です。
どこかに出かけなくとも外には緑豊かな庭園があり、四季折々の草花を愛でながらのんびりと過ごせます。詳しいオープン日は、公式HPをチェックしてみてください。
◆道後温泉 八千代
住所:愛媛県松山市道後多幸町6-34
電話番号:089-947-8888
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