【台湾情報】桃園空港から礁溪への直通バスが開通! 夕焼けと日の出を眺めながら、美人の湯につかる旅はいかが?その0

【台湾情報】桃園空港から礁溪への直通バスが開通! 夕焼けと日の出を眺めながら、美人の湯につかる旅はいかが?

2018-11-29
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11月に桃園空港からの直通バスが開通し、宜蘭地方からスタートする台湾旅がぐっと便利に。折しも時は、温泉のハイシーズン。何度目かの台湾なら、人気の温泉地・礁溪でほっこりしてから、賑やかな台北へ。そんな新しい旅のルート&選択肢が増えたといえそう。礁溪の温泉を楽しむなら、話題のホテル「礁溪山形閣溫泉飯店」への滞在がオススメです。

駅からも、バスターミナルからも徒歩3分の好立地

駅からも、バスターミナルからも徒歩3分の好立地
桃園空港から出発する統聯客運の長距離バスは、24時間営業で一日30往復。ピーク時は20分に1本、最長でも1時間の待ち時間で乗車が可能です。しかも礁溪までの料金はわずか200元(2019年1月末までは168元の特別価格)。

面倒な乗り換えなしで宜蘭地方に向かうことができ、美人の湯が湧く礁溪温泉までは約2時間の道のりです。この礁溪バスターミナルからも、台湾鉄道の礁溪駅からも徒歩約3分。鋭角と曲線を組み合わせた独特のフォルムが目を引く建物、それがホテル「山形閣」。
このユニークな外観は、宜蘭の雪山と中央山脈の稜線がモチーフになっているそう。内装はアースカラーを多用し、温かみのある雰囲気でまとめています。親しみのある接客とあいまって、チェックイン早々、ほっと一息。疲れが吹き飛び、心身がほぐれること請け合いです。

日本風情と原住民文化を取り入れた温かみある空間

日本風情と原住民文化を取り入れた温かみある空間

ホテルの名前は、オーナーの廖東漢氏が山形県の観光大使であることに由来。ロビーには山形の物産を展示するコーナー、レストランでは山形産のお米を使用……山形との縁や日本の温泉文化を意識した演出がそこかしこに。一方で、この地の原住民・噶瑪蘭族(カバラン族)の伝統文化をも取り入れていて、知っているようでどこか違う……そんな不思議な懐かしさが溢れています。

いちばんの魅力は、沈む夕陽と昇る朝日

いちばんの魅力は、沈む夕陽と昇る朝日
客室は7タイプあり、和室、洋室、和洋折衷などバリエーション豊か。全122室で、いずれも1トンものお湯が入るゆったりした内風呂を完備。バスアメニティにもこだわりがあり、ニュージーランドの自然派ブランド「ecostore」を採用。インテリアは、シンプルさの中に、自然のモチーフを効かせていて“温かみのある禅スタイル”ともいえる印象です。また、大きな窓からは、礁溪の街並み、その先に広がる蘭陽平野、さらには東海岸の龜山島も望むことができます。街中のホテルでは夜景の美しさがセールスポイントになりますが、温泉ホテル「山形閣」からの絶景は、サンセット&サンライズ。龜山島からのご来光を拝むべく、ぜひ早起きしてください。

大浴場ならではの開放感、ヒノキのサウナも快適です

大浴場ならではの開放感、ヒノキのサウナも快適です
部屋でユルユルとゆるみながら、たっぷりのお湯を楽しめる内風呂も魅力的ですが、2階にある大浴場も要チェック。ヒノキの香りが漂う特製サウナ、ドリンクコーナーや長椅子を備えていて、何時間でもいられる居心地の良さ。山形の温泉宿を意識したという、清潔で過ごしやすい空間です(要予約)。

泉質は、美人の湯といわれる弱アルカリ泉。お肌の余分な角質を落とし、スベスベにする効果があるといわれています。ただし入浴後のお肌は無防備になりがちなので、十分な保湿を忘れずに。

パノラマビューが楽しみながら、創作料理に舌鼓

客室からの眺望を楽しめなかったとしても、ご安心を。最上階にある絶景レストラン「米澤廳」なら、辺り一帯の景色をパノラマビューで堪能できます。こちらでいただけるのは、最寄りの漁港で水揚げされた新鮮な魚介、宜蘭産の旬の野菜をはじめ、厳選した山形産のお米、和牛やおそばといった日本の食材を使った一期一会の創作料理。今の季節は、大溪漁港で穫れた天然ロブスターと北海道ホタテのドリア、チェリーダックのグリルや朴葉焼き、カニの日本風牛乳鍋など。メニューはなく、おまかせコース料理として味わえます。

小腹が空いたときは、一階のラーメン店「三友拉麵」へ。濃厚な豚骨ラーメンのほか、揚げ物や串焼きなど、カジュアルなメニューが並びます。20時から23時半までは、深夜食堂兼居酒屋となるので、お風呂上がりの晩酌が欠かせない人の救世主ともいえそう。

お得な日帰り温泉キャンペーンは年末まで!

その他の公共施設としては、3階の会議室、多目的ホール、ジム、最上階のキッズプレイルームがあり、ビジネスからファミリーユースまで、さまざまなニーズに対応しています。また、8階のガーデンラウンジは、落ち着いたラウンジと眺めのよいテラスを備えていて、グループ旅行で、ちょっとしたパーティを開くのにもよさそう。

おわりに

5月下旬にオープンして約半年。各方面からの高評価で、知名度上昇中のホテル「山形閣」。初めてのハイシーズンにあたる現在、大浴場の利用と「三友拉麵」の豚骨ラーメンがセットになった日帰り温泉プランを2018年12月末まで受付中。平日1200元の利用料金が、ラーメンとセットで720元と、とってもお得! 礁溪温泉を気軽に楽しみたい人にオススメです。
アクセスがぐっと便利になった礁溪、次の台湾旅行のTO DOリストにさっそく加えて。


◆礁溪山形閣溫泉飯店(Yamagata kaku Hotel & Spa)
住所:宜蘭縣礁溪鄉中山路二段187號
電話:+886-3-988-8223

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