大阪で万博が開かれることが決定しましたね! そんな万博ブームが起きている今、1985年に万博が開催された茨城県のつくば市でも、バンライフを推奨する「つくばVAN泊2019」が開催されるのをご存知でしょうか。新しい暮らし方を提案してくれる「つくばVAN泊2019」で、進化したバンライフを見てみませんか?
「つくばVAN泊2019」開催!
大阪では2025年の万博開催が決定しましたが、それに先駆けて来春2019年に茨城県つくば市では「つくばVAN泊2019」が開催されます。開催日は2019年3月21日、22日の2日間。つくば市は1985年に「つくば科学万博(国際科学技術博覧会)」が開催された土地でもあり、今回の「つくばVAN泊2019」はそのゆかりの地での開催となります。
好きなときに好きな場所で暮らす「バンライフ」
バンライフとは、バンタイプの自動車を中心に暮らすスタイルのことを言います。Instagramでは約400万件ものタグがつく注目のキーワードで、新しい社会現象となりはじめています。
東日本大震災でも自家用車がシェルターの働きをしたこともあり、家としても使うことのできるキャンピングカーは過去最高の売り上げを記録しています。また、スマホなどのモバイルネットワーク環境が発達したことや、生活に必要なものを所有するのではなくシェアをするライフスタイルが広まったことなどから、場所にとらわれず働いたり暮らしたりしたい、という望みが叶えられているようです。もう家を建てる時代でなく、バンで好きなときに好きなところで暮らすという時代が来つつあるのかも知れません。
つくばで豊かなまちを作る!「VAN泊」
つくば市は約150の研究機関、約20,000人の研究者を擁している研究学園都市です。そんなつくばにある有用な研究内容や技術を利用して、民間のニーズと社会的課題の解決とのマッチングをはかり、シティプロモーションとして展開する「未来のまちの実験室」の第1回目の実験として、「VAN泊」が開催されることとなりました。
通常の家でできることを外で行う必要があり、車の外に出る機会も多い「バンライフ」は、「まち・ひと・しごと」のさまざまな場面で人々の交流を生み出すはず。そんな考えのもと、“バンライファー”の先駆者たちが感じているバンライフの課題を、つくば市や研究・学術機関、関連企業と議論することで、より豊かな暮らしやまちを創っていくためのイベントです。
ふるさと納税型クラウドファンディング
「つくばVAN泊’19」の開催にあたり、つくば市では初となる「ふるさと納税型クラウドファンディング」で開催資金の一部を募るプロジェクトを実施しています。返礼には非売品の「つくばVAN泊サポーター証」が贈呈されるほか、イベント参加券や市特産品やツアーなどが予定されています。
12月5日には「つくばVAN泊’19」の説明会が行われ、つくば市長と多くのバンライファーによるトークイベントが行われました。イベントの具体的なコンテンツはこれからの発表になるので、興味を持った人はぜひ続報をチェックしてください。