「盛岡市動物公園ZOOMO」が“大人の楽しみ方”を提案！　ソロ活にもおすすめ

里山の中に位置する、東京ドーム8個分の広大な敷地にある「盛岡市動物公園ZOOMO」が、2023年にリニューアル。動物たちの本来の暮らしを、より間近で観察できる展示施設へと生まれ変わりました。

ライオンやニホンツキノワグマを目の前で観察できる「ガラス展示」や、翼を広げると2m近くあるニホンイヌワシを見上げる巨大な「フラインクケージ」が新登場。アカカンガルーの暮らす広場に来園者が入って行ける「カンガルーヒル」なども整備され、動物たちの息遣いや迫力を感じることができます。

動物園＝「子どもと一緒に遊びに行く場所」といった印象がありますが、「ZOOMO」は大人でも楽しめる動物園。……いやむしろ、大人こそ楽しめる動物園なんです！

園内の自然豊かな景観を楽しめるよう、たくさん配置されたベンチがポイント。好きな場所を見つけて座り、一日中お気に入りの動物を定点観察しながら、贅沢な時間を過ごすことも。来園者の中には、のんびり読書を楽しむ人もいますよ。

“おひとりさま動物園”もおすすめです。大人だからこそ、動物たちの素朴な表情、細かいしぐさに感動でき、せかせか忙しい日常を忘れる癒しのエネルギーをもらえるはず！　自分のペースで動物ウォッチを楽しんでみて。　

主園路（ズーループ）とは別に設けられた「ネイチャーループ」は、自然環境をそのまま残したエリアになっていて、ハイキングをするのにもぴったり。さらに、緑の中を楽しみながらジョギングすることもできちゃう、運動をしたい人向けの穴場スポットです。

入園無料で出入りできる「ZOOMO BASE」内には、Wi-Fiも使える飲食スペースがあるため、ワーケーション利用もOKです。北アメリカに生息する動物を展示する「ビクトリアエリア」のレストハウス付近でもWi-Fiが使えます。ストレスがたまりがちなデスクワークも、緑を眺めてリフレッシュしながら行えるので、“動物園ワーケーション”は意外とアリかも。

その「ZOOMO BASE」では「つながる」をテーマにした、こだわりが詰まったとっておきのグッズが購入できます。岩手県内のクラフト作家や福祉作業所のハンドメイド雑貨をはじめ、キュートなオリジナルグッズの数々は、大人が手に取りたくなるようなものばかり。帰りに立ち寄って、お土産を選びましょう。

なお、売上の一部は、野生動物や環境保全の取り組みへの支援につながるものもあります。

各種イベントも見逃せません。「動物たちと仲良くなろう」「大人の飼育体験」「ゾウの独り占め」といった、動物たちの魅力に迫るイベントが盛りだくさんです。イベント時のガイドでは、動物たちの現状と自分たちには何ができるのかを問いかけます。自然や動物について、考えを深めるきっかけになりますよ。

イベントは土日祝限定や日にち限定の開催だったり、専用チケットの事前購入が必要なものもあります。おでかけ前に公式HPのイベント案内をチェックしてから、“大人こそ楽しめる動物園”「ZOOMO」を一日中満喫しましょう。

◆盛岡市動物公園ZOOMO(モリオカシドウブツコウエンズーモ)
住所：岩手県盛岡市新庄字下八木田60-18
電話：019-654-8266
営業時間／レギュラーシーズン（4月～10月）：9:30～16:30、ウインターシーズン（11月～3月）：10:00～16:00
定休日／レギュラーシーズン（4月～10月）：水曜日、ウインターシーズン（11月～3月）：水・木曜日、12月29日～1月3日
料金：大人（高校生以上）1,000円、小中学生500円、65歳以上500円※盛岡市民のみ
アクセス／車：東北自動車道盛岡ICより約28分、バス：JR・私鉄各線盛岡駅より岩手県交通動物公園行き乗車「動物公園」よりすぐ
駐車場：無※近隣にコインパーキング有り（普通車472台、大型車5台）