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【台湾情報】家族みんなが大満足! 全室スイートの隠れ家的リゾートホテルで、…
【台湾情報】家族みんなが大満足! 全室スイートの隠れ家的リゾートホテルで、淡水の夕陽と贅沢な時空間を満喫。
台北駅からMRTで約40分。レッドラインの終着駅・淡水は、かつては港町として栄え、今は“台湾のベニス”と称される地区。週末ともなれば、美しい夕陽を眺めに訪れるカップルがそこここに。また、スペインやオランダ時代の歴史的建造物が多く、異国情緒ただよう街並みも人気です。この淡水一帯は、淡海ライトレールの開発中で、隣駅の紅樹林から出発する緑山線が2018年末に開通。注目が集まる紅樹林に誕生したリゾートホテル「蘊泉庄Yun Estate Hotel」は、淡水の魅力をじっくり楽しみたい人にオススメです。
マングローブの街に、全室スイート仕様のホテルが登場。
MRT淡水信義線(レッドライン)の終点・淡水駅のひとつ手前の紅樹林駅から徒歩約2分の「蘊泉庄Yun Estate Hotel」。紅樹林とはマングローブのことで、このあたりの湿地帯は淡水紅樹林保護区と呼ばれるマングローブ公園となっています。メヒルギなど数種のマングローブが茂る園内は遊歩道があり、亜熱帯地方ならではの自然が楽しめます。そして遠くには観音山、近くには淡水河……風光明媚な場所に、隠れ家的リゾートホテルが出現しました。
そこに佇むのは、禅を意識したデザイン、天然木の質感を活かした内外装が目を引く15階建てのツインビル。抜け感あるロビーは、掃き出し窓から燦々と自然光が降り注ぎ、これから始まる休暇への期待が高まります。客室は全78で、最も小さいタイプでも23坪、最大で45坪と十分すぎる広さ。それもそのはず、すべての客室はスイート仕様。全室スイートのリゾートホテルは、台湾で唯一、「蘊泉庄Yun Estate Hotel」だけなのだそう。各室の開放感あふれるバルコニーからは、山、河、そして海までも見渡すことができ、夕方には、淡水河に沈む夕陽を心ゆくまで眺めていられます。
客室の名前は、木、火、土、金、水と“五行”に由来し、どのタイプもリビング、ミニキッチン、ベッドルーム、浴槽つきバスルーム、畳敷きの茶室という興味深い間取り。高級リゾートでありながら、お子様連れの宿泊も大歓迎。一部の客室には、キッズ用テントが用意されていて、プチキャンプ気分が体験できます。
客室設備でとりわけ斬新なのが、バスルームに設置されたパナソニックの浴用チェア。座ったままジェット水流を浴びられる装置で、客室内でスパのマッサージ効果が得られるスグレモノです。
任せて安心! リクエストは専属コンシェルジュに。
全室スイート仕様というだけあって、チェックインからチェックアウトまで、コンシェルジュによるきめ細かなサービスが受けられるのも特筆すべきポイント。例えば、MRTを利用するなら、紅樹林駅に専用車がお出迎え。ホテルに到着し、宿泊手続きを終えたあとは、コンシェルジュが客室まで同行し、室内設備を説明してくれます。その後、茶室でお茶と冷たい蜂蜜レモンゼリーをサーブ。至れり尽くせりのおもてなしです。
朝食は客室で。目にも美味しい豪華なプレート!
また、翌日の朝食も客室内でいただくスタイルで、木製トレイに整然と盛りつけられた食事が専属スタッフによって運ばれてきます。地元の小規模農家から届いた食材を使った中華&洋食、手作りパン、新鮮な果物で作ったジャムやスイーツなどが鎮座したプレートは、ひと目で眠気が吹き飛ぶ鮮やかさです。
レストラン&バーも、それぞれの形でおもてなし。
ゲストのさまざまなニーズに対応すべく、ホテル内の施設は多種多様。ロビーに直結した“日暮歩道”には、淡水の夕陽を望むベストポジションを用意。レストラン「日蘊堂」は、幅広い層の好みに応じられる無国籍創作料理を提供しています。夜間営業のバー「飲冰室」は、本好きにはたまらない“ブック・バー”。オススメは4種の特製ティーカクテル。本を肴に、独創的な一杯を味わうひととき……忘れがたい夜になりそうです。
一度に入れるのは8人まで。炭酸鉄泉の温泉効果をゆったりと。
特筆すべきは、独自に開発した大屯山泉源から引いた温泉の大浴場。泉質は鉄分が豊富な炭酸鉄泉。心地よい空間と良質な温泉をゆったり楽しんでもらうため、定員8人の予約制となっています。保温&保湿効果が期待でき、湯上がり後のお肌はしっとり。入浴後は、上がり湯で鉄分を落とすのをお忘れなく。
駆け回り放題! プレイルームの開放感は公園級。
お子様連れは、親子遊戯室へ。北欧のお城、木工玩具、ミニスーパー、キッチン&レストラン、図書コーナーなど盛りだくさん。台湾で最も気合いの入った遊戯室と称されているとか。
大人の遊び場も豊富で、旧式ゲームマシンコーナー、台湾レトロな懐かし写真館は、時を忘れて夢中になること間違いなし。他にも、カラオケルーム、不定期でオープンするミニシアターもあり、ホテルから一歩も出なかったとても、まったく退屈することのない充実ぶりです。
4つの散策ルートを提案。地図とアドバイスを参考に、いざ淡水へ。
アウトドア派は、ぜひとも淡水散策へ。ホテルでは、親子で道草コース、恋人たちのロマンティックコース、カルチャー探索コース、古墳めぐりコースという4つの散策プランを提案。手描きの周遊地図の提供と観光スポットへの送迎サービスを実施しています。
訪れたすべての人に淡水と紅樹林を楽しんでもらいたい、ホテル滞在を満喫してもらいたい……そんな思いがひしひしと伝わってくる「蘊泉庄Yun Estate Hotel」での休日。次の台北旅行は、淡水に足を伸ばして、そのまま一泊。ただそれだけで、見えてくる景色は大違い。ちょっと差がつく滞在を望むなら、マングローブの街・紅樹林を目指して。
◆蘊泉庄 Yun Estate Hotel
住所:新北市淡水區淡金路79巷18號
電話: +886-2-2622-7888
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