法話に漢方にマインドフルネス……。心を整えられるオンラインサービスたち

長い外出自粛期間の間、運動不足がたたり体に不調が出てきたという人も多いのではないでしょうか？ また、リモートワークで一日中座りっぱなしだったりすると、血行が悪くなり足もむくみやすくなります。「最近むくみが気になるけど、どう対処していいか分からない」そんな悩みを抱える人におすすめしたいのが、WEBサービスの「あんしん漢方」です。

漢方は体質や症状に合わせて処方され、症状を緩和してくれる薬です。むくみに対しても漢方で体質改善をサポートすることで、症状の出にくい体へと導いてくれます。しかし、漢方は専門家への相談が不可欠で、まだまだ人と会うことにリスクがある今は直接相談が難しいことも。

あんしん漢方では、オンラインで漢方相談を受付中。専門家が開発したAIがピッタリの漢方を提案してくれ、専任アドバイザーによるサポートもあります。むくみ以外の不調も相談できるので、この機会に試してみてはいかが？

巣ごもり生活が長いと、外の世界と切り離されたようで心がなんだかザワザワする時がありませんか？ いいようのない不安に心が押しつぶされそうになり、どうにかして気持ちを落ち着けたいですよね。東京の築地本願寺では、YouTubeで法話や法要の様子を配信しています。お坊さんの話を聴いていると、心がだんだん落ち着いてきそう。1本約15分～30分の長さであるので、隙間時間を利用してみてみましょう。

また、築地本願寺倶楽部に入会すると、「不安のしずめ方」や「気持ちを楽にする方法」といった会員限定の動画も見ることができます。入会金・年会費無料なので、心穏やかになりたい人はこの機会に入会してみてもいいですね。ほかにも、希望者にZOOMで読経の様子を中継するなどのサービスも行われていますよ。

1575年創業の「香十」は、伝統を重んじながらも今のライフスタイルに合わせたお香や香木、香水を販売しているお店です。その香十と、日本マインドフル・リーダーシップ協会がコラボレーション。新型コロナウイルスの流行で突然始まったこの新しい生活様式を少しでも心地よく過ごすために、新しい瞑想「おうち時間を楽しむ香りとマインドフルネス」を提案しています。

「おうち時間を楽しむ香りとマインドフルネス」は、マインドフルネスとお清めに使われる「塗香」を組み合わせたもの。9つのステップで誰でも簡単に取り組むことができます。柔らかく香る塗香の香りとマインドフルネスで、体の内側に溜まったモヤモヤを解消しましょう。

お手軽な9つのステップは下記のとおり。朝にやるのがよさそうですね。

1. 1日のはじまりに、不安・不満・あせりなど、他事にとらわれていなかったか振り返る。

2. 椅子や座布団にリラックスして座る。

3. 塗香を手のひらに一振りしてゆっくり塗る。あれこれ考えることなく、目に見える塗香の色、指先で触った感覚、そして鼻に届く香りそのものにじっくりと意識を集中させていく。

4. 両手の手のひらをやさしく合わせて、さらに擦りこんで合掌。

5. 力むことなく、息を10秒ほど止める。香りが酸素とともに身体全体のすみずみまで行きわたっていくのを感じる。

6. 力を抜いてゆっくり息をはき出す。身体にたまった老廃物も、力みも疲れも、考え方も一気にはき出す。

7. この香りの深呼吸を数回くり返す。今この瞬間、心は解放されて澄みわたり、浄化されていることを確認する。

8. それから1日をスタート。あれこれ考えにとらわれることなく、自分の所作や感覚に意識を向けるようにする。

9. 毎日を心豊かに過ごすには、日常の生活習慣の意識のあり方が大切ということを改めて認識する。塗香は目に入りやすい場所に置いておく。

毎日続けることで心が落ち着き、だんだん気持ちが前向きになるのを感じられるはずです。塗香は香十のオンラインショップで購入できます。