過ごしやすい気候の秋は“おでかけ欲”が高まりますよね。連休はもちろん、週末だってどこかへおでかけしたくなります。
今回ご紹介するのは、佐賀県唐津市にある老舗の「旅館綿屋」です。宿の周辺には、城下町として栄えた唐津を象徴する「唐津城」や1912(明治45)年に建てられた「旧唐津銀行」、見晴らしのいい「虹の松原」といった観光名所がたくさん。国の重要無形民族文化財に指定されている名物祭「唐津くんち」も11月2日(木)〜4日(土)に「唐津神社」で開催されます。
海の幸も山の恵も豊富で“食欲の秋”までも満たしてくれる旅に出かけませんか?
古き良き時代にタイムトラベル
登録有形文化財に指定されている、歴史ある「旅館綿屋」。もともとは炭鉱主の別荘で、明治9年には割烹料理店として使われていたそうです。
そんな当時の面影が残る3階建ての館内には、「唐津城」や松浦川、日本庭園が眺められる和室のほか、大正ロマンを感じる洋室もあり、まるでひと昔前に足を踏み入れたような錯覚に陥ります。ぜひ時間旅行も楽しんで。
食べておきたい2トップ食材の呼子イカ&佐賀牛
海も山もある唐津市は、自然豊かで食材もイキイキ元気。
イカの産地として日本有数を誇る唐津市呼子のイカは、衝撃を受けるほど甘くて柔らかいんです。全国的にも知名度があり、数ある和牛ブランドでも高評価の佐賀牛は、佐賀に旅行に来たなら必ず食べて帰りたい食材です。
そのほか、地元のお米や野菜を使った料理は記憶に残る美味しさですよ。
唐津で唯一!天然温泉でゆるりと
日頃の疲れを温泉で洗い流す。「旅館綿屋」は、唐津で唯一天然温泉が湧き出る宿です。源泉を敷地内の竹林で見つけたことから「かぐや姫の湯」と呼んでいます。
お風呂の種類は、檜の香りが広がる「檜露天風呂」、松浦川や唐津城が見渡せる「檜展望風呂」、陶器の浴槽が印象的な「白い陶器風呂」の3種類。「檜露天風呂」は、タイミングが合えば朝日も見られるそう。
旅館内で陶芸&絵付けにもチャレンジ
秋といえば“芸術の秋”もありますね。西日本で焼物を「からつもの」と呼ぶほど、伝統ある工芸品・唐津焼。焼物の町としてもっと多くの方に見て、触れてもらいたいとの思いから、館内には陶芸体験や絵付けができるスペース「陶芸角」(要予約)があります。
見て、食べて、体験して。かけがえのないひとときが、充実の旅へと導いてくれることでしょう。
◆旅館綿屋
住所:佐賀県唐津市大名小路5-10
電話番号:0955-72-4181
チェックイン:15:00 チェックアウト:11:00
「旅館綿屋」の公式ホームページはこちら