今まで地味なイメージのあったお米のパッケージに、近頃デザインの波がやってきています。その土地ならではのかわいいイラストや、手土産に最適な気の利いた形やサイズなど、思わず手にとりなくなる秀逸なデザインが急増中。個性ある選りすぐりのお米を紹介します。
文/Five Star Corporation
選ぶのが楽しいカラフルな三角おむすび型のお米
【新潟県】にいがたのおむすび(3合)1,944円
米どころ新潟で、手ぬぐいに包まれたおむすび型のお米を見つけました。プロデュースを手掛けたのは“日常を楽しもう”をテーマに新潟で活動するクリエイト集団「Hickory03travelers」です。
手ぬぐいの製作は、新潟で260年以上の歴史を誇る老舗染物店に依頼したそうで、桜や小鳥、どんぐりなどの模様をはじめ、新潟をテーマにしたご当地感たっぷりなデザインもあり、贈る相手によって絵柄をチョイスしてみるのも楽しいかも。
お米は新潟県産の美味しいコシヒカリが3合分包まれています。お米を食べた後も記念に手ぬぐいが残る、一度で二度おいしい手土産です。
◆Hickory03travelers(ひっこりーすりーとらべらーず)
住所:新潟県新潟市中央区古町通3番町556
電話番号:025-228-5739
営業時間: 11:00~18:00、日曜日11:00~17:00
定休日: 月曜日(祝日の場合は営業、翌日火曜日休み)
のどかな里山が目に浮かぶほっこりデザイン
【山形県】さわのはな2.3kg(白米・玄米)白米2,468円、玄米2,160円、
山形県の在来種のお米「さわのはな」。昔は多くの生産者がいましたが、胚芽が大きいため流通に向かず、新品種に押されて現在では栽培している農家が少ない貴重なお米です。
この希少なお米を、無農薬無化学肥料栽培で作り続けているのが、のどかな山間の真室川町にある「伝承野菜農家 森の家」。豊かな森林に囲まれた「森の家」の周辺には、リスやウサギ、カモシカ、キツネなどがやってくるそうで、パッケージにはそんな動物たちが愛らしいイラストとなって登場しており、思わずキュンとしてしまいます。「さわのはな」が収穫される、自然豊かな里山の風景が目に浮かぶ、秀逸な美ルックスです。
◆伝承野菜農家 森の家(でんしょうやさいのうか もりのいえ)
住所:山形県最上郡真室川町大沢2052-1
電話番号:090-7795-2701
営業時間:あらかじめ電話にてお問い合わせください。
個性あふれる真面目でおいしいめがねたちをお持ち帰り
【福井県】めがね米3兄弟(2合×3袋)1,500円
3兄弟と銘打ち、3種類のメガネが揃うその名も「めがね米」。一見すると共通点など何もないメガネとお米ですが、実はこの「めがね米」の産地は福井県鯖江市で、福井県はコシヒカリ発祥の地であり、鯖江市はメガネ産業が盛んなメガネの聖地なんです。
しかもこのお米、生産農家、精米業者、販売者、みんな眼鏡をかけている人たちだけで作っているというんだから驚き。もちろん見た目やネーミングだけじゃなく、味だって特筆もの。お米の中で最もランクの高い1等米に選ばれたコシヒカリを使っているので、おいしさと品質は折り紙つき。きっとお米好きのおめがねにも適うはずですよ。
◆久保田酒店(くぼたさけてん)
住所:福井県鯖江市旭町1-1-4
電話:0778-51-0252
営業時間: 9:00~20:00
定休日:日曜日(翌日が祝日の場合は営業)
「めがね米3兄弟」の詳細はこちら
まとめ買い必須の機能性に優れたキューブ型
【北海道】きゅーと米(2合)540円~
コロンとしたキューブ型がかわいい、北海道旭川市の上森米穀店の「きゅーと米」。二合分のお米は手土産で配るのに丁度よく、真空パックになっているのでおいしさも長持ち。ビジュアルだけじゃなく機能性もちゃんと考えられたグッドデザインです。
お米は北海道で採れた「ななつぼし」、「ゆめぴりか」、「ほしのゆめ」などをはじめ、体にいい雑穀や黒米など数種を料理の用途によって組み合わせたブレンド米もおすすめ。ほっこりほろっとした食感が楽しめる「おむすび用」や、卵の甘みを引き出す「卵かけごはん用」、酸味・塩味が強いお漬物にピッタリな「つけもの用」と、選ぶのが楽しくなっちゃう充実のラインナップです。
◆上森米穀店(うえもりべいこくてん)
住所:北海道旭川市1条通21丁目1974-132
電話番号:0166-31-5994
営業時間:8:00~18:00
定休日:日曜日、祝日