観光目的なのに!?意外と知らない「ビザ」が必要な国5選(東欧編)その0

観光目的なのに!?意外と知らない「ビザ」が必要な国5選(東欧編)

2016-12-18
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ビザは長期滞在の時に必要なもの、というイメージを持っていませんか。実は観光目的でも必要な場合があり、いざ現地についたけど入国できなかった…なんてことがあるんです。
今回は、観光目的でもビザが必要な国をご紹介いたします。

①ロシア

①ロシア
赤の広場や、グム百貨店など、世界的にも有名な観光スポットがあるロシア。
しかし、私たち日本人がロシアへ入国するにはビザが必要です。

ロシアへの観光ビザの取得には、バウチャーと呼ばれる予約確認書と現地の旅行会社からの旅行確認書(招待状)が必要です。また、ロシアに7労働日以上同じ場所に滞在する場合、滞在登録も必要になってきます。
ホテルに宿泊した場合は自動的にこの登録が行われますが、友人宅やホームステイなどで宿泊する場合は自分で手続きをしなければならないので、注意が必要です。

②ベラルーシ

②ベラルーシ
ベラルーシもロシアと同様に観光ビザを取得するにはバウチャーと呼ばれる旅行会社が作成した予約確認書が必要です。
48時間有効のトランジットビザ、業務・知人訪問ビザなどの種類があり、友人を訪ねるために業務・知人訪問ビザを使用して30日以上滞在する場合は、招待状が必要です。
それ以下の日数の場合は、現地招待人の氏名・電話番号・住所などを申請用紙に記入すれば、最大30日のビザが発行されます。

また、7日以上滞在する場合は滞在登録が必要ですが、チェックイン時にパスポートと入出国カードをホテルに一時的に預ければ、登録できます。登録した証拠に入出国カード裏面にスタンプが押されますので、無くさないようにしましょう。

③ウズベキスタン

③ウズベキスタン
今まで観光目的でもビザが必要な国として知られていた「ウズベキスタン」。

ですが、このたび2017年4月1日より日本を含む15ヵ国のビザの免除が決定しました。「青の都」として有名な街・サマルカンドは、「サマルカンド-文化交差路-」として世界遺産にも登録されているなど、見どころもたくさんあります。

気軽に観光できるようになることは喜ばしいですよね。

4月1日までは従来通り、ウズベキスタン大使館領事部にてあらかじめビザを取得しておく必要があります。また、入国後は72時間以内に滞在登録をしなければならず、観光ビザで入国した場合、ホテル以外で滞在することはできません。滞在登録は、利用するホテルが代行してくれるので、自分で申請する手続きはありませんが、滞在登録後にスタンプが押された紙が登録の証として渡されるので無くさないようにしましょう。

④アルメニア

④アルメニア
アルメニアに入国する場合のビザは、アルメニア大使館か、現地の空港で取得できます。ちなみに、アルメニア外務省からオンラインで申請できるE-VISAもありますよ。

空港でのビザ申請をする場合の支払い料金はアルメニア通貨のみとなりますので、あらかじめアルメニア通貨を用意しておくか、空港にある両替所でアルメニア通貨に両替しておきましょう。

なお、ビザの条件には変更が多いので、渡航まえに必ずアルメニア大使館にてご確認ください。

◆在京アルメニア共和国大使館
住所:東京都港区赤坂1丁目11-36
電話番号:03-6277-7453

アルメニア大使館

⑤トルクメニスタン

トルクメニスタンもビザが必要な国です。基本的には日本の旅行会社や現地の旅行会社を通じて招待状を申請できますが、個人で手配することもできます。

招待状のコピーとパスポート、パスポートのカラーコピー1通、カラー写真1通・ビザの申請書1通とともに大使館へ提出。ビザは、5営業日ほどで発行されます。
その際、滞在可能日数ごとに取得料金がかかり、有効期間や入国回数によって費用が異なります。料金は招待状を大使館に提出した時点で確定しますのでご注意ください。

トルクメニスタンのビザは取得しにくいことが有名で、緊急の場合でも8日はかかるといわれています。観光などで訪れる際は余裕を持って取得ください。


◆駐日トルクメニスタン大使館
住所:東京都渋谷区東2丁目6-14
電話番号:03-5766-1150
営業時間:9:00~18:00
休館日:土曜・日曜・トルクメニスタンの祭日

駐日トルクメニスタン大使館

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