※公開延期となりました。公開スケジュールに関しては公式サイトにて発表予定。
名画の世界に入り込める日本初の没入型体験ミュージアム「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」が開催されます。モネやドガの印象派の作品を音や映像など、通常の美術館とは一線を画す方法で楽しむことができますよ。
日本初開催の没入体験型ミュージアム
2020年4月17日(金)から2020年8月12日(水)まで、「Immersive Museum」が天王洲アイルの寺田倉庫G1-5Fにて開催されます。日本初となるこのイベントは、最新のテクノロジーを使って名画の世界をよみがえらせる没入体験型ミュージアムです。特別な音響効果と床と壁面全面に投影される没入映像を組み合わせることで広大な空間に名画の世界を再現します。
今回のテーマは、「印象派(IMPRESSIONISM)」で、モネやドガ、ルノワールの名画で没入体験ができます。
Immersive Museumとは
近年、演劇やアート、エンターテインメントのジャンルでもイマーシブ=没入型の体験が人気を集めていますね。
今までは「鑑賞」するだけでしたが、没入型体験ミュージアムでは音響や映像投影によって屋内に名画の世界を再現します。そこを自由に歩き回ることで、まるで全身が名画の世界に入り込んだかのような体験ができます。お馴染みの名画も、新しい視点で体験することができる試みです。
今回のテーマは印象派
日本初開催の「Immersive Museum」となる今回のテーマは、「印象派」です。高さ5.5m、約1400㎡という広大な空間に、モネやドガ、ルノワール、ピサロ、カイユボットなどの名画を没入映像化して再現しています。
8名の画家の約70作品を、19世紀フランスの絵画の世界に革新をもたらした8つのシーンに分けて展示。シーンごとに設けたテーマに沿って、それぞれ独自の特徴を出した空間を作っています。特に人気のモネの作品では、「印象・日の出」や「睡蓮」、「ルーアン大聖堂」などが登場します。
有名な作品を体感してみよう
「Immersive Museum」の見どころは、何と言っても世界的に人気も高い名画であるルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」や、モネの「睡蓮」、ドガの「踊り子」などが登場するところ。
「印象、日の出」は、19世紀当時にモネが目にしたであろうフランスのル・アーヴル港を最新のCG技術で絵画と融合させています。「印象派の技法」では、制作過程の絵に入り込んだような体験ができます。印象派の特徴である鮮やかな絵の具を分割して、スケールを変えることで没入体験を実現させました。「モネの連作」では、同じ風景の異なる瞬間を切り取った作品群を連続的につなげることで、時間の移ろいを体験できるようになっています。
◆Immersive Museum
場所:寺田倉庫G1-5F
会期:2020年4月17日(金)~2020年8月12日(水)
料金:大人 2,500円、中学・高校生 1,500円、小学生 800円