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【台湾情報】員山鄉に佇むウエスティンの隠れ家的リゾートで宜蘭の秘湯と美食を…
【台湾情報】員山鄉に佇むウエスティンの隠れ家的リゾートで宜蘭の秘湯と美食を堪能!
台湾鐵路で台北から約1時間、桃園空港からの直通バスで約2時間。台北ローカルには週末リゾートとしておなじみの宜蘭地方は、台北リピーターの間でも注目度大。落ち着いた大人のリゾートを求めるなら、地元の人々にも知られていないという員山温泉へ。この地に佇むグジュアリーホテル「宜蘭力麗威斯汀度假酒店(ウェスティン 宜蘭 リゾート)」は、おこもりステイに不可欠な“食”も大充実。豊かな自然に囲まれたホテルで、清涼の湯にゆるみ、美食に酔いしれる……そんな贅沢な休日が過ごせます。
日台の食材が融合。異国で会食料理を食すという、粋。
「宜蘭力麗威斯汀度假酒店(ウェスティン 宜蘭 リゾート)」のテーマは“大人のための文化的な温泉リゾート”。世界的ホテルブランドならではの洗練された心地良さ、豊かな自然の中で過ごす穏やかな時間を提供しています。ハイレベルなレストランは、地元の食材をふんだんに取り入れているのが特徴で、会席レストラン「舞 日本料理」は、ローカルからの支持も絶大。季節感あふれるランチ「松花堂御膳」が好評です。
ソムリエが常駐! ジャパニーズ・レストランで日本酒を味わう。
台湾ヒノキと無垢のチーク材をふんだんに使い、スタイリッシュにまとめられた店内でいただけるのは、江戸時代の武士の宴席で出される美食が起源といわれる会席料理。落ち着いた雰囲気のカウンター席をはじめ、日本酒が並ぶ棚がパーテーションとなった6〜8名用の個室、独立した8〜10名用の個室を用意し、さまざまなニーズに対応しています。また、国際的な利き酒師が常駐していて、好みに合わせて選んでもらった日本酒を味わいながら、お酒に合う料理に舌鼓……日本酒好きにはたまらないディナーが楽しめるレストランです。
満足度抜群! ディナーと見まがう豪華なランチ。
もちろん、料理もハイクオリティ。宜蘭産の海鮮、野菜や果物を積極的に使い、日本食の基本を守りつつ、料理長の廖峰毅氏率いる料理人たちが、ゲストの希望に沿ったメニューを提供しています。より気軽に楽しむなら、ランチタイムの「松花堂御膳」がオススメ。6つに分かれた本膳には、先付けの3種の小鉢、向付には、ほのかな甘みが口に広がる刺身、鉢魚には鮭の粕漬けが盛りつけられています。サクサクの衣をまとった天ぷらは、エビやナス等のおなじみの食材に加え、クズイモといった珍しい野菜を使ったものも。他にも宜蘭の地鶏のゴボウ巻き&礁溪産マコモダケなど、ご当地食材を使ったメニューが多数。驚きのあるランチタイムになること請け合いです。(松花堂御膳 980元+10%)
夜のコースは、メインディッシュが一層豪華に。
ディナータイムでは、二十四節気にちなんだ「穀雨」と「白露」の2コース用意。どちらも日本と台湾の旬の希少食材を使った料理が登場します。先付けは各コース共通で、ゴボウのポタージュ、豆乳の3色ゼリー、貝のしぐれ煮、筍の味噌和えなど、季節感あふれる豪華な7点盛り。一口サイズの小皿ながら、いずれも手が込んでいて、例えばポタージュは、八幡ゴボウ、牛乳、バターで仕立てたスープにジャガイモの千切りを添えた独創的な一品です。
料理人の力量が現れる“椀刺し”に注目!
1年を通じて、季節性ある海鮮がいただけるのも魅力のひとつ。「白露」コースでは、刺身の5点盛りとしてトロ、ボタンエビ、ホタテの貝柱などが並びます。お椀は、北海道産のホタテと鱈で引いた出汁に、ホタテのつみれを浮かべたもの。磯の香りが口に広がる滋味深い仕上がりです。刺身と汁物は“椀刺し”といって、この2品で料理人の腕がわかってしまうといいます。鮮度の高い刺身と繊細な出汁を食したならば……続く料理への期待は高まる一方です。
厳選素材を手間ひまかけて……渾身の料理が続々と。
メインディッシュにあたる鉢肴は2品。まずは、鱈の粕漬け。まぶした小麦粉のサクッとした食感のあと、ふわりと立ち上がるお酒の風味、爽やかに広がる三つ葉の香りが印象的な焼き物です。
もう一品は、A5ランクの和牛リブのステーキ。お酒と醤油で味付けしたものを軽く炒ったあと、低温のオーブンで焼き、溶岩プレートで保温加熱。最高級の和牛の持ち味がダイレクトに感じられる一皿に。
食事(ご飯)は、真鯛の炊き込みご飯。北海道のブランド米「ななつぼし」と椎茸を真鯛の出汁で炊き上げたもので、真鯛の脂と香りがお米の一粒一粒にしっかり染み込んだ、味わい深いご飯です。赤出しのお味噌汁との相性も抜群!
水菓子は、京都のほうじ茶を使ったクリームロール。甘さ控えめの大人のスイーツです。季節の果物には、蜂蜜ゼリーを添えて。
会席コース「穀雨」1480元+10%、「白露」2780元+10%
おわりに
日本料理ではあるけれど、台湾特有の食材がふんだんに使われていて、どのお皿にも発見がある「舞 日本料理」のコース料理。知る人ぞ知る員山温泉の、知る人ぞ知る会席料理。“ガイドブックに載っていない”体験を求めるなら、員山鄉の「宜蘭力麗威斯汀度假酒店(ウェスティン 宜蘭 リゾート)」の滞在が最有力候補といえそう。
◆舞 日本料理(宜蘭力麗威斯汀度假酒店 ウェスティン 宜蘭 リゾート)
住所:宜蘭縣員山鄉永同路三段268號2樓
電話:+886-3-923-2112
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