レジャーもグルメも！ 浜松「いちご農園SHIMONTA」でいちご三昧の旅へ

真っ白な外観に、大きないちごのイラストが描かれたキュートな看板。ここが、いちご農園に併設されてあるジェラート工房です。店頭に並ぶ12種類のジェラートは、地元の旬食材を使ったフレッシュなものが並びます。

浜松市は農産物を育てるのに適した気候ということもあり、収穫できる食材がバラエティ豊か。「こんなジェラートが食べてみたい」というお客さんのリクエストで生まれたレアなジェラートが登場する日もあるのだとか。

工房で食べられるジェラートは、すべて店内で手作りしたもの。防腐剤不要で卵を使わず、素材の甘味や酸味をそのままピューレ状にしています。そして、丁寧にかき混ぜながら冷やしていけば完成です。

一番人気はやっぱりいちご。いちごヨーグルトや杏仁いちごといった変わり種もファンが多いのだそう。そのほか、レアチーズや枝豆、ぶどう、いちじく、さつまいも、かぼちゃ、梨、リンゴ、柿……。数えだしたらきりがないほどです。梅酒、清酒、ブルーキュラソーなど、アルコール系のジェラートは、ほかではなかなか見かけない大人の味ですよ。

お皿の上にふんわり氷をこんもりと。フレーバーは、自家製のいちごシロップ以外に日替わりで用意されているので、何回も訪れたくなりますね。
そしてかき氷の中には、なんとジェラートが！ ほわっと溶ける氷と、しっとりジューシーなジェラートが口の中で渾然一体になる新鮮味といったら。

かき氷は、１日80杯、祝日は120杯の限定品。ここならではの組み合わせのかき氷に、遠方から訪れる人もいる売り切れ御免の一杯をいただきましょう（夏季のみ販売）。

農園で育てているいちごの品種は、甘味と酸味のバランスがいい「きらぴ香」、甘さしっかりの「章姫」、甘酸っぱさが引き立つ「紅ほっぺ」、果肉感が強い「もういっこ」の4品種。70～80mの深井戸のポンプで吸い上げられる天竜川水系の地下水と、乾燥させて砕いた、環境にいいヤシガラの土、「適果作業」と呼ばれるいちごの糖度を上げるための花摘みを徹底することで、何個も何十個も食べられるおいしいいちごが育つそう。また、世代を問わずいちご狩りが楽しめるよう農園の歩行スペースを広く、ゆとりをもたせているのもポイント。

旬の時期を含め、通年いろんないちごが存分に楽しめ、味わい尽くせる同店。ドライブの途中にぜひとも寄っていきましょう。


◆いちご農園SHIMONTA（しもんた）
住所：静岡県浜松市東区大瀬町2046
電話番号：053-432-8050
営業時間：いちご狩り：9:00～17:00※最終受付は16:00、ジェラート販売：9:00～17:00※夏季は10:00～17:00
定休日：火曜日（祝日の場合は営業、翌日休み）
アクセス：車：東名高速道路浜松ICより約8分