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雪と氷と光の超幻想的な世界に感動! 北海道「層雲峡温泉氷瀑まつり」の旅へ
雪と氷と光の超幻想的な世界に感動! 北海道「層雲峡温泉氷瀑まつり」の旅へ
北海道のほぼ中央に位置する上川町で、2019年1月25日(金)~3月17日(日)の限定イベント「層雲峡温泉氷瀑まつり」が開催されます。「氷瀑」とは滝の水が凍る、自然が生み出す巨大な芸術品。そんな氷瀑にちなんだ氷でできた会場で、雪と氷のオブジェを楽しめます。北海道“冬の三大まつり”の一つにも数えられる注目イベントの見どころを、4つのポイントに分けてみました。
「ライトアップ夜景遺産」認定の絶景イベント
真冬の氷雪イベントは、大雪山黒岳山麓・層雲峡の石狩川河川敷で実施されます。ここは、石狩川源流近くを挟んで約24キロにも及ぶ断崖絶壁が続く地域です。この立地を生かして、北海道出身の彫刻家・竹中敏洋氏の指導のもとに層雲峡温泉で発案されたのが、イベントのはじまりでした。
氷瀑を中心に石狩川には氷の建造物が作られ、夜はライトアップによる幻想的な雰囲気に。七色の光で照らさせる氷の王国は、日本夜景遺産「ライトアップ夜景遺産」に認定されたほどの美しさ。そして、漆黒の空に大輪の花火が打ち上がり、ロマンティックなひと時が過ごせます。
「大雪山」の氷像がシンボル。トンネルの中には……
今回のメイン氷像のテーマは、「大雪山連峰」。「大雪山」をイメージした氷像が制作されます。18年に「カムイと共に生きる上川アイヌ」のストーリーが日本遺産に認定されたこともあり、その象徴ともいえる美しく厳かな大雪山を氷で表現します。さらに氷像の中にトンネルを設け、見上げると「つらら」がシャンデリアのように見えるのです。氷の世界に迷い込んだような非日常的な空間を楽しみたいですね。
会場に来たら、「氷瀑神社」にも立ち寄ってみてください。神社には、氷で作る神玉(かみたま)が鎮座。その神玉に向けてお賽銭を投げて貼り付くと、恋愛、金運、受験合格などの御利益があるそうです。
魅力的なアクティビティでHOTに!
今冬で44回目を迎える恒例祭りは、見て楽しむだけではなく、体験型のイベントが開催されるのも醍醐味。凍った氷壁をアイスアックスなどの道具を使って登る「アイスクライミング体験」ができます。山を歩く不安や装備の心配をすることなく、初心者には道具の使い方なども丁寧に説明してくれるので、気軽にご参加を。
子どもから大人まで楽しめ、大人気なのが「氷の滑り台体験」です。特設の氷の滑り台からゴムチューブを使い、爽快に滑り降ります。アクティビティ系以外では、「北の氷酒場」(土日・祝日のみの特別営業)が大好評。上川町に誕生した大雪上川酒造の限定酒「神川」と「高砂酒造」の飲み比べを楽しめます。
ライブから抽選会までステージイベント満載
さらに期間中は、太鼓演奏やアイヌ民族舞踊、お楽しみ抽選会、餅まきなど、多くのイベントがステージ上で展開。2月17日(日)・18日(月)・20日(水)・22日(金)に行う抽選会では、協賛社の商品や層雲峡のお菓子などが当たります。抽選券はイベント開始10分前から会場で配られる予定。高確率で当たるので、早めに抽選券を受け取りましょう。
「幸運の餅まき」は、2月2日(土)~4日(火)・6日(木)・8日(金)~16日(土)に実施予定。上川産もち米で作る紅白の餅を、花火終了後にステージ上からばらまきます。降ってくるお餅を取るのは意外と難しいです……。拾った人には、大小様々な幸運が訪れるといわれていますし、チャレンジしてみて。
おわりに
「層雲峡温泉氷瀑まつり」は、日本夜景遺産にも認定された絶景を見られるのは、もちろん、アクティビティからステージイベントまで大充実。JR上川駅前からバスでも行けますから、ぜひ一度、足を運ぶべきです! 最後に、真冬の氷祭りは想像以上に寒いことが予想されます。くれぐれも暖かい服装でお越しください。
◆イベント情報
第44回層雲峡温泉氷瀑まつり
会場:上川町層雲峡温泉(北海道上川郡上川町層雲峡)特設会場
期間:2019年1月25日(金)~3月17日(日)
開催時間:開催時間14:00~22:00※2月4日(月)~11日(月)までは10:00~22:00
料金:協力金として300円(協力記念のポストカードとホットドリンク100円割引券を進呈)
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