いまブームの「アーティスト・イン・レジデンス」って?奈良アートプロジェクト「古都祝奈良」に注目その0

いまブームの「アーティスト・イン・レジデンス」って?奈良アートプロジェクト「古都祝奈良」に注目

2019-12-22
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2017年から毎年開催されている「古都祝奈良」が、2020年も1月10日(金)から2月1日(土)のあいだ奈良市内の各所で開催されます。アーティスト・イン・レジデンスとして、インドネシアのアーティストや建築家も奈良に滞在するプロジェクトです。

アーティスト・イン・レジデンス

アーティスト・イン・レジデンス
2020年1月10日(金)から2月1日(土)に奈良市内の各所で開催される奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良」では、アーティスト・イン・レジデンスとしてインドネシアのジョグジャカルタを拠点として国内外で活躍しているアーティスト北澤潤氏とインドネシアのアーティストや建築家ら3人が、1月4日(土)から2月5日(水)まで奈良市内に滞在する予定です。

このアーティスト・イン・レジデンスとは、アーティストが一定の期間ある土地に滞在して、その土地で作品のリサーチや制作を行う活動。AIRと略されるこの事業は、日本では90年代前半から活発になり、「滋賀県立陶芸の森」や「日の出町アーティスト・イン・レジデンス」などが行われてきました。

地域文化の振興や、地域の魅力の再発見などの効果も期待されています。

古都祝奈良

古都祝奈良
「古都祝奈良(ことほぐなら)」は、1,300年の歴史や文化のある奈良を舞台として、美術や演劇など現代の表現を通じて奈良に住む人々と国内外から集まった人々が一緒に作り上げ、表現していくプロジェクトです。

3度目の開催となる2019年度は、インドネシアの日常を奈良のまちなかへ出現させる北澤潤氏の「You are Me」というプログラムや、美術家・小山田徹発案による学び合いの場、劇作家・平田オリザによる演劇ワークショップなどを開催。「他者との出会い」をテーマに、文化の多様性や古都奈良の新たな価値を創造します。

You are Me

You are Me
北澤潤氏がアーティスト・イン・レジデンスとして実施する「You are Me」は、ならまちを中心に5つの作品を展示。これは奈良にインドネシアの日常を出現させる作品で、観光地・生活空間としての奈良にインドネシアの日常が登場することで「違和感」を生み出し、奈良を再発見するという目的です。

2016年には米経済紙フォーブスの「30 Under 30 Asia」アート部門にも選出された北澤潤氏本人と、プログラムディレクター西尾美也氏による作品鑑賞ツアーなども開催されます。

作品紹介

作品紹介
「You are Me」の各作品は、インドネシアの路上の象徴ともいえる三輪人力車「ベチャ」をモデルにして現地の職人と乗り物を制作した「ロスト・ターミナル-LOST TERMINAL
」、持ち寄ったものを自由に「おすそわけ」しあう市場となっている「フラグメンツ・パッセージ-FRAGMENTS PASSAGE」、インドネシアのインスタントドリンクやスナックをつまめる屋台「ノーウェア・オアシス-NOWHERE OASIS」、ジャワ島でよくある鳥かごをモチーフにした「地球の鳥かご-Birdcage of the Earth」、みんなでジャカルタ製の凧をあげる「ひとときのミュージアム-MOMENTARY MUSEUM」です。


◆古都祝奈良2019-2020
場所:奈良 各所
電話番号:0742‐34‐4942

おわりに

奈良のアートプロジェクト「古都祝奈良」では、インドネシアにかかわるアーティストがアーティスト・イン・レジデンスでアートを繰り広げます。
街なかにあるアートにぜひ触れてみてください。

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