【台湾情報】祝! 2年連続のミシュラン掲載。4つ星評価に甘んじることなく攻め続ける、コートヤードの多彩な催しが話題。その0

【台湾情報】祝! 2年連続のミシュラン掲載。4つ星評価に甘んじることなく攻め続ける、コートヤードの多彩な催しが話題。

2019-05-18
144680 Point
台北のホテルやレストランの充実に呼応するように、2018年から発行が始まったミシュランガイド。2冊目となる2019年のラインナップにも大きな注目が集まりました。「台北六福萬怡酒店(コートヤード バイ マリオット 台北)」は、2年連続で“最上級の快適さ”のホテルと評する黒色4パビリオンを獲得。快適さに加え、滞在をより思い出深いものにする催しも多数。気になるイベントの内容とは?

眺望を重視した快適な客室と、五感を刺激する館内環境。

眺望を重視した快適な客室と、五感を刺激する館内環境。
【台湾情報】祝! 2年連続のミシュラン掲載。4つ星評価に甘んじることなく攻め続ける、コートヤードの多彩な催しが話題。その2
MRT(地下鉄)、台湾鐵路、高鐵(新幹線)、バスターミナルの4駅が結集する複合駅「南港」。台北六福萬怡酒店(コートヤード バイ マリオット 台北)は、この駅ビルの7〜30階にあるデラックスホテル。全465の客室は、すべて可能な限りの大きな窓を設け、抜け感ある眺望を確保。

また「Make room for a little fun」というコンセプトのもと、客室はもちろん、ロビー、エレベーターホール、レストラン、廊下に至るまで、アートがあふれているのも特徴のひとつ。国内外の著名な芸術家によるモダンアートから、台湾の新世代アーティストの作品まで“いま”を感じる芸術に触れることができます。

館内をめぐるアートツアーで活力をチャージ!

館内をめぐるアートツアーで活力をチャージ!
さらに興味深いのが、宿泊者を対象にしたアートツアーを開催していること。日時は毎週水曜と日曜の16時半〜17時まで、フロントに申し出るだけで参加が可能で、ガイドブックを受け取ってツアーがスタート。まずは7Fのロビーにある韓国の現代芸術家・吳東勳氏の『Bubble Man』の鑑賞から。続いてロビーの壁面に飾られた特大の絵画へ。これは台湾の芸術家・彭弘智氏の『対極二十四式』という作品で、鮮やかな群青色の画面を飛び交う白線が目を引きます。そして、獅子が蜂を仰ぐ迫力あるオブジェは、フランスの著名アーティスト・ピエール・マッター氏よる作品。いずれの作品も躍動感に満ち、童心を呼び覚ますユニークさも漂っていて、間近で眺めていると、気分が高揚してくるから不思議です。その後、11F〜30Fの客室階へ。エレベーターホールと廊下の展示作品を鑑賞していきます。

旅の記念に、注目アーティストの作品はいかが?

旅の記念に、注目アーティストの作品はいかが?
ホテルを経営するレオフー・ツーリズム グループは、長きにわたり、自国の文化発展を支持していて、国立博物館が所蔵するような作品はもちろん、独創的でエコロジカルな作品、国際的コンクールでの受賞歴があるプロダクトなど、なんでもない日常をアップグレードする芸術を生み出す作家陣のアートを積極的に紹介しています。例えば、陶器の小物を展開するブラック&ジェニファーの「BJ Art Village」。ミニチュアの家型の陶器はミニサボテンの植木鉢になるものも。自然や動物をモチーフにしたプロダクトの「Cute-Cube」は、見ても触れてもほっこりする小物類を製作。これらのクリエイター作品は、7Fのロビーで展示販売しているので、気に入ったものがあれば購入可能。得難い旅の記念になるはず。

グリーンづくし! 趣向を凝らしたアフタヌーンティーが登場。

感性を刺激するのは、芸術だけにとどまりません。ロビーにあるバー「The Lounge」では、Elite Bakeryグループが考案した「JC CAT鳥籠下午茶」という2名様用アフタヌーンティーを提供中。これは毎年3月17日に開催されるアイルランドのセント・パトリックス・デーにインスピレーションを得たもので、この時期のアイルランドが緑色づくしになることにちなんで、緑色のスイーツ&フードが並びます。新鮮なキウイのヨーグルトゼリー、ピスタチオのシュークリーム、金萱茶のチョコタルト、抹茶チーズなど、アイデアに満ちた12種のフィンガーフードに仕上げました。ちょこんと飾られた2匹の猫のマジパンは写真映えも上々。愛らしさと甘い味わいが気分を上げてくれます。

水曜の夜は、日本のジンをフィーチャーした斬新なカクテルを。

この「The Lounge」、毎週水曜日の夜には「Bistro Night」を開催。心地よい音楽が流れるなか、テーブルワインやカクテルが楽しめるイベントで、いちばんの注目は、ジャパニーズ クラフト ジン「ROKU JIN」を主役にした特製カクテル。台湾ではデザート感覚で食されるプチトマトの絞り汁と合わせた「生サラダ」、中国茶の急須と茶杯で供される「老人と海」は、スモークマッシュルームと鰹節を効かせた一杯。数々の斬新なカクテルは、舌で感じるミックスカルチャーといった趣き。エンタメ性抜群の一杯と出合えます。

おわりに

快適さの追求のみならず、五感を刺激する仕掛けやエキサイティングな試みに挑みつづける台北六福萬怡酒店(コートヤード バイ マリオット 台北)。ミシュランのお墨付きに甘んじることなく、多方面から攻め続けるホテル。次の台北滞在で、あなたもその潮流に乗ってみて!

◆台北六福萬怡酒店(コートヤード バイ マリオット 台北)
住所:台北市南港區忠孝東路七段359號
電話:+886-2-2171-6565

台湾 海外 旅行 ミシュラン グルメ