天然温泉でSL列車!? 茶室まで!? 旅先で寄るべき「道の駅」-静岡県編-

雄大な山々に囲まれた川根町の「道の駅 川根温泉」は、その名の通り天然温泉が楽しめる道の駅。敷地内に日帰りの温泉施設を設けており、露天風呂や7月初旬に営業を再開する室内の温泉プールで川根温泉を心行くまま堪能出来るんです。さらに、宿泊施設「ふれあいコテージ」はなんと全棟温泉付き！ほかにも地元産の新鮮野菜が買える直売所などもあります。そんな「道の駅 川根温泉」は、1990年に静岡県で10番目の道の駅として設立。今では観光客はもちろん地元の人々にとっても憩いの場となっています。川根町へ訪れたなら、一度立ち寄ってひと休みしてみませんか？

こちらの道の駅で最大の見どころといえば、静岡県でもトップクラスの湯量を誇る川根温泉。日帰り温泉施設「川根温泉 ふれあいの泉」では、贅沢な源泉掛け流しの天然温泉が楽しめます。しかも、露天風呂から現役のSL列車が見えるというから驚き！道の駅のすぐ近くに鉄道橋があり、日本で唯一SL列車の運営を行う大井川鉄道のSL列車が1日2本のペースで走っているんです。温泉に浸かりながらSL列車が眺められるなんて、非日常的な時間が過ごせますね。温泉をもっと手軽に楽しみたい人は、施設の外にある無料の足湯がおすすめ。温泉スタンドでお湯を購入すれば、自宅で入ることもできますよ。

お土産を買うなら、川根温泉の温泉水を使ったオリジナルグッズはいかがでしょう？「川根温泉 ふれあいの泉」の売店では、温泉水を使った化粧品や塩ドロップ、川根温泉と同様に冷え症や疲労回復などの効果が期待できる温泉の素などを販売しています。いずれもここでしか買えない限定商品で、中でも川根温泉の効果が期待できる化粧水や石鹸は女性からの人気が高いそう。ほかにも、川根茶の産地で有名な川根町ならではのお茶を使った和菓子や蕎麦、大井川鉄道の関連グッズなども充実しているので、男女問わずお気に入りの一品が見つかりますよ。


◆道の駅 川根温泉（みちのえき かわねおんせん）
住所：静岡県島田市川根町笹間渡200
営業時間：9:00～17:00

※川根温泉 ふれあいの泉
住所：同上
電話番号：0547-53-4330
営業時間：9:00～21:00（最終受付は20:30）
休館日：第1火曜、ほか臨時休館あり

静岡県は藤枝市岡部町。朝比奈川の上流に広がるこの町は、日本茶の中でもとりわけ人気の高い「玉露」の茶葉を栽培する、京都の宇治市や福岡の八女市に並ぶ日本三大産地のひとつ。そんな岡部町が誇る玉露や抹茶を、道の駅「玉露の里」で存分に味わってみませんか？隣接した茶室で、先生のお点前による本格的な日本茶がいただけますよ。もちろんお土産だって充実の品ぞろえ。物産館に玉露や抹茶をはじめ多彩な茶葉が販売されているので、自分好みのお茶を選ぶのも楽しいですね。ほかにもお茶を使用した蕎麦や天ぷら、ソフトクリームが味わえる食事処もあり、日本茶好きにはたまりません！

大広間・小広間・立礼席からなる「瓢月亭」は、趣ある雰囲気の茶室。こちらの小広間では、1回510円でお茶の先生による本格的な日本茶がいただけます。選べるお茶は玉露と抹茶の2種類。玉露はとろっとした口当たりと凝縮した旨味が特徴で、抹茶は渋みのないまろやかな甘味のある薄茶で振る舞われます。どちらも淹れたては格別で、可愛いお茶菓子付きなのもうれしいですね。それぞれ専門の先生がいるものの、正座の必要もなくカジュアルな雰囲気のため、初心者の方でも安心です。テーブルを配した立礼席もあるので、誰でも気軽に美味しいお茶が飲めますよ。

茶室で飲んだ日本茶は、お土産に買って帰ることもできます。敷地内にある物産館「茶の花亭」には、茶室で提供している玉露や抹茶をはじめ、かぶせ茶やお煎茶など地元産の茶葉がよりどりみどり。手軽なティーパックも販売していてお土産に最適です。また、舞子さんや日本画をデザインしたキュートな和テイストの茶缶は女性や外国人観光客から大人気。お茶羊羹などの日本茶にピッタリな和菓子や、抹茶を点てるのに必要な茶器のセットなども取り扱っているので、茶葉と一緒に購入すれば自宅でも素敵なお茶会が楽しめそう！美味しいお茶を堪能しながら、ホッと一息つきませんか？


◆玉露の里（ぎょくろのさと）
住所：静岡県藤枝市岡部町新舟1214-3
電話番号：054-668-0019
営業時間：茶室9:30～17:00（最終入館は16:30）、物産館9:00～17:00
休館日：年末年始

　

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