旅行の前日になって、荷物がスーツケースに入らなくて困った!という経験はありませんか?何度も入れなおしたり、コーディネートを考えなおしたり、気づいたらあっという間に時間が経っていた……なんてことも。そんなパッキング下手の人のために、日本航空(JAL)の客室乗務員として活躍する上松可奈子さんに、旅のプロならではのスマートなパッキング方法を教えてもらいました。動画をチェックすれば、次の旅行の準備はバッチリです。
収納前の準備が大切!
ポイント①下着類は洗濯ネットに
旅行から帰ってきて、たまった洗濯をするのは大変!少しでもラクにするために、下着類は洗濯ネットに入れて、そのまま洗濯機に入れちゃいましょう。
ポイント②透明ジップロックを活用
携帯充電器、アクセサリー、絆創膏など、いざというときにすぐ出したい小物類は、透明ジップロックに収納しましょう。中身が見えるので、スーツケースの中で迷子になることもありません。
ポイント③シャワーキャップで靴をカバー
旅先で履き替える靴は、使い捨てのシャワーキャップをカバー代わりに。ゴムの伸縮性で靴を傷つけず適度にカバーでき、汚れや水を防いでくれます。
ポイント④洋服は風呂敷に包んでひとまとめに!
最近では防水性の優れたオシャレな風呂敷も増えているので、洋服を汚れから守ることもできます。旅先のホテルなどでは風呂敷を広げたままにして、帰りはそのまま包んでしまえるのも便利。お土産のボトルなどを包むこともできますよ。
ポイント⑤キャスターの近くに重いものを
パッキングするときはキャスターの近くに重いものを入れるようにすると、持ち運びが安定します。折りたたみ傘やタオルなどは、中の仕切りに沿って入れると、無駄なくスペースを使えますよ。歯磨きセットなど持ち運ぶ可能性のある日用品や、出先に常備したいウェットティッシュなどは、専用の手持ちバックに入れて収納しましょう。いざというときに詰めなおすこともなくなります。
旅先調達もひとつの手!スマートな旅を目指しましょう
「旅先では動きやすい服装や着まわしやすいアイテムを考えがちですが、せっかくの特別な時間を自分らしくいられないのではもったいない!たとえば、オフィシャルな場でも着られるワンピースを1着持っていくなど。いつドレスコードのある場に行くことになるかわからないですし、ワンピースなら小物次第で普段使いのアレンジもできます。仕事柄移動が多くて都度詰めかえることができないので、コスメポーチなど必ず持っていくものは、普段使い用と分けてスーツケースに入れています。」と上松さん。詰め替えや持っていくものの選択に時間がかかってしまう人は、すぐに真似してみては?
「荷物がかさばるのを避けるためには、あれもこれもと詰め込みすぎるのではなく、現地で手に入るものは持っていかない、というのも選択肢です。旅先で調達するのもひとつの手、と考えると気持ちに余裕が生まれますよ」
さすが旅のプロ! 考え方もスマートです。ぜびみなさんも旅マエの準備をスマートにこなして、旅を思い切り楽しみましょう!