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旅のプロ!JALのCAさんに聞きました。
海外旅行に持っていくと便利なグッズ6選
旅のプロ!JALのCAさんに聞きました。
海外旅行に持っていくと便利なグッズ6選
入念に準備をしたはずなのに、旅先で「あれを持ってくればよかった……!」と後悔した経験はありませんか?旅にハプニングはつきものですが、特に慣れない海外や一人旅では慌てたくないもの。そこで日本航空(JAL)の客室乗務員として活躍する上松可奈子さんに、海外旅行で持っていくと役立つグッズを教えてもらいました。
外出用バックに常に忍ばせたい「ウェットティッシュ」
「外出用の小さいバッグに常に入れています。出掛けるときの必須アイテムなんです」。
テーブル等を拭くのはもちろん、日本とは違う衛生事情の国では水で手を洗えないことも。そんなときはお手拭きとして重宝するのだそう。
買い物好きには頼れる存在「エコバック」
「買い物袋は有料な場合が多いですね。あとは袋をもらえたとしても薄くて頼りなかったり、取っ手のない紙袋だったりすることもあるんです。買い物に限らず、お土産などで増えた荷物を収納できて、不要なときはコンパクトにまとめられるので、2種類くらい持っていきますね」。
日本でもレジ袋の有料化が進んでエコバックを持つ人が増えてきましたよね。2015年にはアメリカのカリフォルニア州で「レジ袋禁止法」が成立するなど、海外では日本以上にレジ袋を使わない文化が定着している様子。エコなうえ、バッグの中でかさばらない点も優秀です。
海外ならでは! 「カトラリーセット」
「お箸やスプーン、フォークがセットになったカトラリーセットは、洗えば何度でも使えるので、エコの意味でもおすすめですよ」と上松さん。海外のデリやスーパーでは、食べ物を購入した際スプーンやフォークが必ずついてくるとは限りません。セルフサービスのところもありますが、日本のコンビニ文化に慣れていると、つい見落としてしまいそうですね。
小さくても優秀「簡易加湿器」
紙でできた簡易加湿器はコンパクトで持ち運びも便利。「CA仲間では持っている人が多いですね。ほかにも寝るときにマスクに化粧水をスプレーするなど、乾燥対策には気をつけています」。
一般的な客室に加湿器が付いていることはあまりありません。ワット数の違いなどで電気を使うものは使用できないことも。水を染み込ませるタイプの簡易加湿器なら、手軽に乾燥を防ぐことができそうです。見た目もさまざまなタイプがあるので、好きなアイテムを探してみるのもいいですね。
冷えは大敵!「 ストール・巻物」
「暑い国ほど、ホテルの中は冷房が効いていて寒いんです。冷えはむくみの原因にもなるので、就寝する際に使えるようにコンパクトサイズの湯たんぽを持っていったりもします」。
海外のレストランやホテルは冷房が効いているところが多いので、防寒用のストールは必須だそう。リゾート地など温かい気候だからといって油断しないようにしたいですね。
旅のプロならでは!「通貨ごとの財布」
世界各国を飛びまわるため、行き先ごとに財布を入れ替えていたら大変! そこで、ユーロ、ドル、東南アジア、その他と主要な通貨で財布を分けているとのこと。旅のプロならではの使い分けです。
「タイのバンコクにある『NaRaYa(ナラヤ)』の財布です。コットンやサテンの生地は肌触りもよく、スマートに見えてカードも小銭も入れられるのでお気に入りです」。
現金以外にも、その国のショッピングカードやメトロカードなどを入れれば、失くすこともなさそうです。
おすすめグッズとセルフケアでストレスフリーな海外旅行へ!
「CAの仕事をしていると、先輩方から『持っているといいよ』とおすすめのグッズを教えてもらったり、仕事柄さまざまな文化の方と交流するので、お客様から学んだりすることも多いです」と上松さん。ハードな仕事ながら、いつも美しいCAさんですが、仕事で渡航した際にコンディションを整えるコツを伺ったところ――
「仕事柄長期間のフライトで足がむくんでしまうので、お風呂の設備が整っていない国でも足湯にだけは浸かるようにしています。あとは寝る前にストレッチをして、体が冷えないように。そして何よりも睡眠が大切! 時差があっても、よく眠れるよういろいろ工夫をしています。」
美しくも、逞しい印象の上松さん。日本とは異なる環境でも、便利なグッズや普段からの習慣を怠らないことで、スマートに旅をしている様子でした。
ぜひみなさんも便利なグッズを活用して、ストレスフリーな旅を楽しんでくださいね。
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