台湾大好きビジターが注目!今話題を呼んでいる“おすすめスポット”はココ!その0

台湾大好きビジターが注目!今話題を呼んでいる“おすすめスポット”はココ!

2017-03-22
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台北から車で1時間ほど。台湾北東部に位置する海沿いの街「宜蘭(ぎらん)」が、台湾大好きビジターの間で注目されています。マリンスポットが盛んで、地元サーファーや観光でサーフィン、ボディーボードを楽しむ人の姿も。

温泉が湧出するため、温泉施設も充実。言語も中国語よりも台湾語、客家語など現地語を話す人も多く、台湾にいながら別世界に来たような新鮮さを覚えます。台北の賑やかさと違い、時間がゆったりと流れ、のんびりできる宜蘭の魅力をご紹介します。

文・photo/P.M.A.トライアングル

台湾旅で絶対行きたい宜蘭の温泉

台湾旅で絶対行きたい宜蘭の温泉
宜蘭の温泉といえば有名なのが「礁渓(ジャオシー)温泉」。台北駅のバスターミナルから直行便のバスが出ているので移動も楽々です。アクセスの時間は約1時間。礁渓駅周辺に着くと、ほんのりと温泉のいい香りがします。少し歩くと温泉を利用した「足湯」もあり、気軽に温泉タイムを満喫できます。泉質は「炭酸水素ナトリウム泉」で、体の芯から温めてくれ、疲れやコリにとてもよく効く良泉。台北でワイワイ観光を満喫したら、バスに乗って温泉めぐりをしてみるのもおすすめです。

宜蘭縣の歴史と原住民の関わりを知る

宜蘭縣の歴史と原住民の関わりを知る
宜蘭縣は、原住民であるクバラン族が住んでいた土地。独自の言語、文化を持ちその歴史は古く、1,600年代の台湾の文献にも登場しています。周辺の縣(嘉義、淡水、彰化)の管轄区になったのち日本領になり、台湾縣管轄になると噶瑪蘭(クバラン)庁が設けられ、現在の宜蘭政府の基が誕生しました。また海上貿易の拠点にもなっていたため、貿易で栄えた街でもあります。

現在は漢人との混血が多く、純血のクバラン族を見られることはありませんが、南部・花蓮縣に移住したため、花蓮で宜蘭縣人の祖であるクバラン族の独特の風情がある集落が今もなお残っています。宜蘭の歴史には欠かせないクバラン族の魅力を追ってみるのも、旅の醍醐味。宜蘭の歴史をもっと詳しく知りたいなら、宜蘭縣政府の北側に宜蘭縣史館があるので、のぞいてみるのもいいかもしれません。

建物周辺を散策し歴史に触れる宜蘭縣政府

建物周辺を散策し歴史に触れる宜蘭縣政府
原住民、漢民族との争い、他県(中国大陸も含む)からの入植など、宜蘭縣政府の歴史は複雑かつ深く、当時の人々にとって大きな出来事であった「日本領になる」という文化の変化も乗り越えてきた縣のひとつ。宜蘭縣政府機関は宜蘭駅周辺にそれぞれ点在します。出張所も含むと結構な数がありますが、メインは宜蘭駅から中山一路を南下した「宜蘭縣政府」になり、周辺は緑も多くきれいな場所で、もしかしたら歴史の断片を残すものに出会えるかも!?
中山一路に面したところには公園もあるため、宜蘭散策のルートに加えたいところです。

おいしいの秘密は温泉にあり!炭酸冷泉を使用した絶品羊羹

おいしいの秘密は温泉にあり!炭酸冷泉を使用した絶品羊羹
宜蘭縣にある蘇澳は、世界でも稀な炭酸冷泉が湧く街。その冷泉を使用した羊羹が特産品になっています。日本人から作り方を教わった店主が作る羊羹は、日本茶もいいけれど中国茶やコーヒーでもいただきたい繊細で素朴な味。日本の羊羹とは少し違いますが、炭酸冷泉の効果で口当たりは柔らかく食べやすいです。お茶を使った羊羹やチョコレート羊羹など、バリエーションも豊富なので、甘いものが好きな人へのおみやげにいいですね。
◆鳳鳴羊羹本舖
住所:宜蘭県蘇澳鎮中山路一段18號
電話:+886-3-996-2326
営業時間:9:00~21:00
定休日:不定休

売り切れたら閉店!貴重な牛肉麺!?

朝の11時の開店時にはお客さんがずらりと並ぶ人気の牛肉麵専門店です。時間をかけてじっくり煮込んだ牛肉は、口に入れるとホロリと崩れる柔らかさ。サイズもかなり大きく食べごたえ抜群!1日に出せる牛肉麵に限りがあるため、売り切れたら店じまいしてしまいます。だいたい14時から14時半ごろにすべて売り切れてしまい、レア感たっぷりの牛肉麵です。あの味をまた並んでも食べたい!と思えるレアな牛肉麵をぜひ挑戦してみてください。
◆龍記牛肉麵
住所:台湾宜蘭頭城鎮纘祥路38號
電話:+886-3-977-7377
営業時間:11:00~14:00(売り切れ次第閉店)
定休日:日曜

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